模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はタミヤMMの新作、IV号戦車G型(初期生産車)が完成しましたな。
今回は・・・・・・。
今回も引き続き、ドイツアフリカ軍団ことDAKの車輌を作っていこう。
夏だ!砂漠だ!DAKだ!
最近暑くなってきましたが、模型でも暑そうなのを・・・・・・。
今回のお題 タミヤ Sd.Kfz.223フンクワーゲン
今回のお題はこちら。
タミヤより
Sd.Kfz.223フンクワーゲン
だ。
この前筆者が購入したものですな。
フンクワーゲン?
通信車という意味ですな。
こちらの名前でググってもあまり出てこなかったので、おそらく正式な名前ではないようです。
Sd.Kfz.223とは?
この車輌は第二次世界大戦のドイツで開発された装輪式装甲車だ。
1935年から1944年まで550輌ほどが生産されたとされている。
筆者がここの開設以前に作った、Sd.Kfz.222に似ていますな。
223はその222と並行して生産された。
222は20mm砲を装備した装甲偵察車となっている。
一方今回作る223の武装はMG34機関銃1丁のみ。
装甲車にしては貧弱すぎない?
223は用途が違うんだ。
こちらは無線機を搭載、通信車輌として使われた。
フレーム状のアンテナが外見上の大きな特徴といえるね。
指揮車輌なので無線機を搭載、武器はおまけのようなものですな。
222、223共に師団内の装甲偵察中隊に配備されて使われた。
ただし装輪式ゆえの不整地突破能力不足、小柄な車体とアンテナのためより大型の機材を搭載できないという欠点もあったようだ。
それらもあってか、後にハーフトラック類へと置き換わっていく。
偵察型の222も同様の問題でハーフトラックへと交代していったようですね。
中身を確認してみよう
キットの内容はこんな感じ。
元が一昔前のキットなので、説明書が日本語版と海外版の2種類付属する。
タミヤの旧製品説明書の解説ってなんか独特な雰囲気がするよね。
簡単な資料もついてくるし。
古いものなので、キットによっては一部現在とは異なる解釈もあるようですね。
プラランナーは4枚。
そのほか車体上下も付属する。
古いからか一体成型の部品も多く、少なめのパーツ数だね。
これなら直ぐ形になりそう。
その他の部品は
- デカール
- エッチングパーツ
- タコ糸
ですな。
例によってデカールは武装親衛隊関連のマークや、鉤十字が含まれるDAKマークが隔離されている。
・・・・・・何故かグロス・ドイチュラント師団マークも隔離されているけど。
ヘルメットマークだよね。
確かここは国防軍所属のはず・・・・・・。
紙媒体はご覧のとおりです。
説明書のキットNo.が62だね。
確かこのキットはNo.268だけど・・・・・・。
このキット、元の62番のキットの内容がほぼそのままで、新たに砲塔天面に貼り付けるエッチングパーツを足しただけなんだ。
強いて言うなら、そのエッチングパーツ部分に昔使っていた、メッシュパーツが外されている。
最後に塗装図。
旧製品らしく大雑把なものとなっている。
代わりに師団マークが豊富だ。
大戦前半の車輌らしく、アフリカ戦線かヨーロッパ戦線の車輌らしいね。
今回は前回のIV号戦車同様、アフリカ戦線の車輌で作ります。
次回、製作開始!
というわけで今回はここまで。
次回から作業を開始しよう。
見た感じ部品は少ないから、直ぐに形になりそうだね。
旧製品のいいところですな。
詳しいことは次回!
この記事で紹介しているキット
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