タミヤMMシリーズより、Sd.Kfz.223フンクワーゲンを作っていきます。
前回は車体下部が組みあがった。
今回は車体上部を組んでいこう。
順調に進んでいるね。
問題ないですな。
古いキットはパーツが少なくてサクサク進む。
もっとも精密さでは最新キットに一歩劣るから、細かいところをこだわる人にはそうでもなさそうだけどね。
筆者は
「細かいところ突っついている金と時間でもう1個キットが作れる」
などと供述しており・・・・・・。
どちらを選ぶかは君次第!
っていうやつかな。
車体上部の組み立て
車体上部に取り付ける部品を切り出していきます。
砲塔の部品が混ざっていますが、これらは後述・・・・・・。
丁寧に1つずつ整形していこう。
取り付けていくとこんな感じに。
少し賑やかになってきましたね。
車体側面の左側に複数ある雑具箱。
ここは古いキットなのでまとめてワンパーツだ。
フレームアンテナを取り付ける
続いて本車の象徴ともいえるフレームアンテナを。
円型のフレームと4本の支柱で構成される。
フレーム部分はパーティングラインがぐるっとついているからじっくりと整形していこう。
取り付けるとこんな感じに。
やはり特徴になりますな。
このアンテナ、実車では折りたたむことが出来るようだ。
古いキットだから、今回は固定だけどね。
砲塔の組み立て
砲塔天面には手榴弾などの投入を防ぐ目的で金網の蓋がついている。
旧製品ではプラ製のフレームとナイロンメッシュを組み合わせて組み立てることになっているが、今回の新キットはエッチングパーツが付属する。
なんか不要部品にプラの枠があるけど、これはその旧製品の名残かな。
おそらく。
とりあえずエッチングパーツを切り出します。
1番と4番、2番と3番を組み合わせます。
それぞれ形が似ているので混ざらないように注意。
説明書を見て、貼り合わせる向きも気をつけよう。
ほとんど同じだけど、どこが違うのかな?
おそらく次の工程の曲げ部分の浅い折れ線かと。
・・・・・・金属部品なので、接着は瞬間接着剤ですよ。
ヒンジ部分を曲げて、砲塔のサイドに接着。
ここは接着位置で開閉選択できる。
今回は閉じた状態にする。
構造上閉じた状態でも兵士は顔を出せるようだね。
人形の組み立て
前回出てきた半身像の兵士のほかに、立像の兵士も付属します。
今回はこれも組み立てましょう。
パーツ数は3つ。
古いのでやはり一体成型部分が多い。
右手はフレームアンテナを掴むようなポーズになっている。
ここは念入りに調整したいところ。
古いからか、近年のキット付属のものと比べて頭身が低くてちょっとずんぐりした印象だね。
荷物を載せよう
以前作ったIV号戦車同様、このキットにも荷物がたくさん付属する。
今回は同じくアフリカ戦線の車両なので、出来るだけ載せてみよう。
荷物マシマシだね。
燃料缶は注ぎ口が単純な円柱状となっています。
ここは軽く凹みをつけてそれらしく。
古い製品なので仕方ないね。
どうしても気になる人は別売りの新しいパーツを使ってみよう。
ロープは1組作成。
タコ糸なので毛羽立ちが気になりますな。
試しにアクリル溶剤を染み込ませてみたけど。これで多少はマシになるかな?
今回の戦果
今回の荷物はポロポロ取れると作業中煩わしいので、ジェリカンとタイヤ以外接着してしまっている。
塗装は筆で塗り分けることになりそうだ。
おお、いい感じに形になったね。
本当は水筒なんかはワイヤーでぶら下がった感じを再現したほうがそれらしくなりそうですが・・・・・・
作業中に破損すると筆者のテンションが下がるので、直接接着してしまっています。
今回はここまで。
次は塗装作業から始めることになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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