トランペッターより発売されていますソ連戦車、KV-1の増加装甲型を組んでいきます。
前回はキットの内容を見た。
今回は組み立て開始、車体下部を作っていこう。
今年も残り1週間を切ったね。
2021年も終わりかぁ。
来年はどのくらい積みを崩せるのか・・・・・・。
筆者のやつは
「来年はどんな新作が出るのか」
というのだけ考えているようだね。
筆者は何か発売されて欲しいキットとかあるんですかね。
以前はガンプラのHGUCで0083のザメルが発売して欲しいとか言っていた気がするね。
昨今の状況だとガンプラは種類に関わらず争奪戦になるのが予想されるから、今はそこまで熱烈に思っているわけではないようだけど。
とりあえず、今はKVを作っていこう。
パーツを洗浄する
早速組み立てたいところだけど・・・・・・
筆者がランナーを持ったところ、少し油っぽさが気になった。
もしかしたら離型剤が付着していたのかもしれないね。
離型剤?
プラモデルのパーツを金型で成型した後、パーツを金型から取り出しやすくするように塗られている薬剤ですな。
どのプラモデルにも大なり小なり使われているようですが、多量に付着していると接着や塗装時に支障が出ます。
そういえば以前パンターF型を作っていた際に塗料が弾いたような・・・・・・。
油っぽさをどのくらい感じるかは個人によって異なる。
筆者は極力手間を省きたいので、よっぽど気にならない限りはそのまま組み立ててしまっているね。
ただ今回は気になるレベルだったので、パーツを一旦洗浄している。
台所からかっぱらってきた洗剤をつけた古歯ブラシで擦り、その後水で流している。
このとき細かいパーツを排水溝に流さないように注意。
本ブログでトランペッター製品はこのKV-1Eが初めてですが、それ以前でも筆者はトランペッター製品は一度洗うことが多いですね。
後はドラゴン旧製品とかでしょうか。
合わせ目を消そう
その後は合わせ目消し。
見た感じ誘導輪の基部と、筒パーツのみ。
接着剤だけでは消えにくそうだったので、ラッカーパテも併用している。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
穴を開けよう
ここからようやく組み立て。
・・・・・・と思いきやまだ下準備。
砲塔や車体下部側面パーツなどに説明書で指定された箇所の穴を開けよう。
なんか穴を開けられる場所がたくさん。
説明書をよく確認して、間違えないように・・・・・・。
トランペッターは数多くのKV戦車シリーズを発売しています。
部品は共通ですが、穴あけ箇所を変えることで同じパーツでも違う形式に対応させています。
穴はとりあえず1.0mm径で開けて様子見。
それで小さいようだったら後から1.5mmなどで広げていこう。
後の状況をネタバレすると、どうやらほとんどの穴は1.5mm径で開けるとちょうどいいみたいです。
車体下部の組み立て
続いて車体下部を組み立てていこう。
キットの車体はこのようにバスタブ状。
これに先ほどの側面など各装甲板を貼り付けて組み立てていく。
よく見ると内側に「2005」の刻印が。
2005年発売だったんだね。
現在は2021年12月。
16年前ですな。
調べたところYouTubeの設立された年だそうです。
今じゃ一大コンテンツだけど、当時はそうなるとは思っていなかったなぁ。
まずは側面装甲から貼り付けていく。
パーツ自体の精度があまり良くなく、はめ込みはキツめ。
クリップで留めつつ流し込み式速乾の接着剤でくっ付けていく。
装甲板の裏側には押し出しピン跡がバリ状に飛び出ています。
こちらもパーツの間に挟まって干渉するので、軽く削り落としておくと良いでしょう。
接着とクリップ留めを数回繰り返しながら進めているから、速乾の接着剤を使っているとはいえ時間がかかるね。
待ち時間に他の部品を準備しておくといいかも。
その後は説明書の指示に従って外装を貼り付けていきます。
後部デッキのC6パーツはそのままだとピンの位置が車体と合わずズレそうだったので、ピンを切り取ってから車体に接着しています。
多少パーツの合いは悪いけど、極端に気になるレベルでもないかな?
今回の戦果
サスペンション等も整形して接着するとこんな感じに。
なんかいきなりすっ飛ばしすぎじゃない?
そこまで注意するところはないのでね。
ほぼ説明書どおりに取り付けている。
ただどうしても前面と後面の装甲は車体と隙間が出来る。
これは溶接跡をつける箇所なので、後で溶接跡を強化するついでに埋めてしまう予定だ。
筆者としては大戦期のソ連戦車は精度が低いというイメージがあるそうです。
なのでAFVキットのなかでも雑さを敢えて強調してそれらしくするという・・・・・・。
今回はここまで。
次回は足回りの組み立て作業になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット