トランペッターのKV-1E、エクラナミを作っていきます。
前回はフェンダーや砲塔を組み立て、ドイツ軍鹵獲車輌にするためノテックライトを追加した。
今回は更に塗装をして鹵獲車輌っぽくしてみよう。
今年も残り2日。
この時期ってなんか落ち着かないというか。
クリスマス過ぎの26日から30日の間ですな。
その後は大晦日→正月と続きますが。
時期的に部屋の片付けとかするといいかもね。
筆者も少し片付けたらしいけど、どうも積みや完成品の山があるせいで片付いた感じがしない。
あれはミニマリストが発狂するね。
厳密には単純に
物が少ない=ミニマリスト
では無いのですが・・・・・・。
とりあえず今回もKVの製作記録をまとめましょう。
下地系の塗装
キット付属の塗装図はこちら。
塗装指示ではロシアングリーン1を使用するようになっていますな。
ただ近年では4BOグリーンと呼ばれる塗料の指示もあります。
筆者が資料にしているミリタリーカラー&マーキングコレクションによると、4BOグリーンが正式名称っぽいね。
ただ今回はキット付属の塗装ではなく、この書籍の巻末に掲載された写真にあったドイツ軍第8装甲師団の鹵獲車輌にする。
なのでグレー系の塗装になる予定だ。
そんなこんなで下地を塗っていきます。
今回はグレー系の塗装になるので、下地は黒系。
ガイアノーツのサーフェイサー、エヴォブラックで全体を塗装。
その後、履帯をモデルカステンの履帯色で塗ります。
この辺りはいつも通り的な。
そうそう、ライトコード部分はエナメル線だから、これらの下地より先にガイアノーツのマルチプライマーを塗布しておこう。
車体色の塗装
そして本体色。
ドイツ軍により鹵獲された後塗り直された姿なので、大戦前期のグレーに。
使用したのはタミヤラッカーのジャーマングレイです。
なんか一気にイメチェンしたというか。
車輌によってこのようにグレーやダークイエローなどドイツ軍側の色に塗り替えられたものもあれば、ソ連軍のグリーン塗装のまま運用されたものもあったようです。
実際の写真がモノクロなのでグリーンかグレーか悩みましたが、ノテックライトを増設した様子から一旦整備されたものと判断してグレー塗装に。
実際は筆者がジャーマングレー好きなのもありますが。
中には3色迷彩を施されIII/IV号戦車のキューポラを増設してIV号戦車G型などに見られた長砲身7.5cm砲に換装するなど、凝った改造を施された個体も存在する。
Pz.Kpfw.KW-1 753(r) mit 7.5 Kw.K L/43(43口径7.5cm砲搭載鹵獲KV-1)
ですな。
筆者も以前作りましたが、奥底にしまっちゃうおじさんしてしまいそれっきり・・・・・・
マーキング作業
キット付属のデカールはこちら。
キリル文字が書かれています。
今回は鹵獲車輌なので使いませんが。
ソ連戦車はよく砲塔にスローガンや献金してきたスポンサー名を書いているものが見られる。
どうする?
資料の写真では砲塔側面に白枠のみの国籍マーク。
さらに車体前面右には小さく第8装甲師団の師団章が描かれていた。
前者はタミヤのIV号戦車D型からそのまま流用。
後者はアカデミーの35(t)に付属する第6装甲師団章を切り刻んで再現する。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
一気にそれらしくなりましたな。
師団章は「人II」の文字から「YI」の文字へ。
切り刻んで「人をYに反転」「Iを1つにしてYの右側に移動」します。
かなり細かいから作業中に紛失しないように・・・・・・。
最悪手書きでもいいかな。
ついでにライト内部をシルバーで塗るなどして部分塗装も済ませてしまいましょう。
車輌によっては誤射防止のために車体のあちこちに国籍マークを描いているものもありますが、本車は写真では砲塔左右のみだったのでこれで済ませています。
もしかしたら写真で写っていない後部にも描かれているかもしれませんが。
グレーで塗ってあるし、それだけでドイツ軍側と識別できるからかな?
今回はここで中断。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
かくして、続きは次回!
この記事で作っているキット