
ハセガワの1/72スケール航空機、望遠照準器を装備したガーランドのBf109を作っていきましょう。

前回は部品を確かめた。
今回は組み立て開始。
コクピット周りを進めていきましょう。

Bf109なら何度も作っているから、すぐに出来上がるはず。

ところが今回、そうも行かないようで……。

どうも、また筆者がトラブルを起こしたらしい。
詳しくは後述。
それでは作戦を開始する。
部品を貼り合わせる


まずは部品を接着。
今回のキットは座席を主翼パーツにセットするタイプなので、胴体も塗装前に貼り合わせてしまいます。
それと主翼ですな。

このキットには爆弾と増槽も付属するけど、いずれも余剰品となる。
他キットへの流用品として確保しておくといいだろう。
合わせ目消しについてはいつもの過去記事を参照にしてほしい。

アンテナ線支柱は合わせ目部分に隙間ができるね。
ここは合わせ目接着ついでに、伸ばしランナーを突っ込んで埋めておいて……。
一体成型だから強度が気になるなぁ。

1/72のハセガワ製Bf109の難点として、アンテナ線支柱が一体成型なところがありますな。
これを作業中に引っ掛けて折る可能性が高く……。

後のほうで筆者も折っている。
これは塗装前に再接着しよう。
コクピットの組み立て


乾燥待ちにコクピットを進めていきます。
90年代のハセガワ1/72らしく、シンプルな内容です。

金属製の座席も早速使う。
勿論いつものスチロール系接着剤は効かないので、瞬間接着剤を用意しよう。


組むとこんな感じに。
背面の防弾版は切り取り指示があるので、上面をカットしておきます。

座席部分は塗装に備えて、金属パーツ用のプライマーを塗っておこう。
筆者はガイアノーツのを使っているよ。
コクピットの塗装


その後は塗装。
- 機内の塗装
- 計器のデカール貼り
- スミ入れ
- ドライブラシ
と進めています。
比較的平坦な機内なので、ドライブラシはいらなかったかもしれません。

機内の塗装は水性アクリジョンのRLM02グレー。
筆者がエアブラシを用意するのが億劫だったのか、筆塗りで済ませている。


その後は主翼パーツの上部にコクピットパーツをセット。
そのまま胴体と合わせてしまいます。
主翼と胴体の間に隙間ができたので、ここも伸ばしランナーを突っ込んで埋めることに。

計器を組み込むのも忘れずに。
今回の戦果


乾燥待ちに他の部品も整形。
主に押し出しピン跡の処理ですな。
この辺りは過去記事で触れたとおりです。

……なんかパーツが足りなくない?

元々このキットは筆者がパーツ取りに使っていたものです。
なのでその辺りは承知のはずですが。

ところがここに来て筆者がまた部品を紛失した。
しかも替えが効かないような、メタルパーツの望遠照準器だ。

いつ消えたの?

「いつの間にか消えた」
とかほざいている。
なので一度製作は打ち切り。
捜索待ちとなる。


とりあえず先に機首だけでも進めておきます。
ここはE-4N型かE-3型かでスピナーパーツを選択。
E-4N型は先端のモーターカノン部分が埋まったものになっていますな。
今回はこちらで進めていきましょう。

パーツがまだ見つからないので、今回はここで中断。
見つかるまでは別のことをする予定だ。
毎年恒例の、やることがあるのでね。

不本意だけど、次回もお楽しみに~。