ハセガワから発売されています、フィンランド軍のJu88爆撃機を作っていきましょう。
前回は胴体や主翼の合わせ目部分を接着して終了した。
今回はまず乾燥待ちに他の部品を整形し、その後胴体と主翼を整形して合わせよう。
筆者の作業速度が落ちているよ。
まずまず順調に進んでいたと思いきや、そうはいかなくなってきたようで……。
何があったんだろう。
詳しくは後で語る。
それでは今回の作業に入っていこう。
各部を整形する
主翼と胴体の接着剤乾燥待ちに、他の部品を進めていきましょう。
まずはエンジン部分から。
ここは作業開始直後に接着。
すでに乾燥していますな。
ドイツ機には珍しい空冷エンジンかな?
空冷っぽく見えますが液冷エンジンですな。
Ju88のものは環状ラジエーターをエンジンの周りに配置した結果、このような形になったとか。
同じようなものではフォッケウルフFw-190のD型系列が該当しますな。
エンジンは左右で同じように組み立てる。
内部にポリキャップを仕込むのも忘れずに。
続いて爆弾。
250kg爆弾と500kg爆弾を2つずつ作りましょう。
爆弾のフィンは大小共に3パーツ構成。
先にフィンだけで組んでから本体に取り付けるとやりやすい。
フィンの接着位置は取り付けピンなどがないけど……
ちょうど爆弾を正面から見たときに、フィンがX字になるような向きにしよう。
更にプロペラ。
双発機なので2つ作ります。
軸部分が独立して成型されているのが特徴的ですな。
ここは特段注意する点はないかな?
普通に整形して、普通に接着して……。
ついでに主脚。
タイヤ部分は塗装のことを考えて別にしておきます。
筆者がいつも使う戦法
- 細かい部品を取り付ける
- 支柱部分同士を接着した状態で主翼の接続穴と仮留め
- 支柱部分の接着剤が乾燥したら、主翼からとりはずす
といった流れで独立した状態にするよ。
トラブル発生、主翼が歪む
さて胴体と主翼の接着剤が乾燥しましたので、ここで整形。
そのまま接続しますが……
うまくはまりませんな。
エンジン接続部分のパーツも段差ができてしまっています。
前回も少し触れたけど……
どうやら筆者が主翼同士を密着させようとして、かなり強めに抑えたらしい。
それが原因で主翼が潰れた状態で固着してしまい、胴体との接続がうまくいかなかったりと問題が。
どうする?
とりあえず胴体の主翼接続桁部分を後で削って調整している。
エンジン接続部の段差も後で削って調整する。
とりあえず成型を終えた翼や胴体がこんな感じに。
これを組み合わせましょう。
主翼の歪みがどうなるかな……。
今回の戦果
組み合わせるとこんな感じに。
尾翼周りは問題ないですが、やはり歪んだ主翼と胴体の間に若干隙間ができてしまいました。
密着させようとしても少し隙間ができたり、気がついたら開いたり。
スチロール系接着剤が途中で剥がれて糸を引いたりしているね。
筆者に修正する気力が残っていないので、今回はそのまま進めよう。
形になってきたので、今回は少し短いけどここまで。
次回は残る細かい部品や風防などを取り付ける予定だ。
続きは次回!