ハセガワ ユンカースJu88C-6 製作記④(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワよりJu88の戦闘機型、C-6を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は組み立て作業を終えた。

今回は塗装とマーキング、ウェザリングを行い一気に完成させてしまおう。

レーナ
レーナ

ありゃ、もう終わり?

アドルフ
アドルフ

予想以上にハイペースですな。

おかげで記事が作業に追いついてしまいました。

ヴァルダ
ヴァルダ

幸い、裏で並行している別キットの準備が整っているので大丈夫だ。

それではJu88を一気に進めてしまおう。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

まずは塗装図の確認。

本キットには3種類の塗装パターンが収録されていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回は2番、真ん中の「R4+FL」で作ってみよう。

塗装は初期の夜間迷彩である黒1色。

1番のは黄色や白の識別帯があるのに対し、こちらはほとんど黒1色となっている。

強いて言うなら、プロペラがグリーンなぐらいだ。

下地の塗装

アドルフ
アドルフ

手始めに下地系から。

  • 風防下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
  • 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000
  • 脚周り→水性ホビーカラーのRLM02グレー

といった感じですな。

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レーナ
レーナ

なんかサーフェイサーが微妙に赤っぽいのは気のせいかな?

アドルフ
アドルフ

筆者が経年劣化で使えなくなった水性ホビーカラーの蛍光ピンクを突っ込んで水増ししたようです。

更に薄めるのに使った溶剤も、筆を洗うのに使っていた濁ったものを再利用していたという。

レーナ
レーナ

よい子のみんなは真似しちゃダメだぞ☆

本体色の塗装

アドルフ
アドルフ

そのまま本体色を塗ってしまいましょう。

  • プロペラ→Mr.カラーのRLM70ブラックグリーン
  • 機体本体→Mr.カラーのカウリング色

ですな。

機体の黒は筆者お気に入りのカウリング色となっています。

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レーナ
レーナ

大柄な機体に黒1色。

気になる人は陰影をつけてもいいかも。

マーキング

アドルフ
アドルフ

続いてマーキング。

シート下部に集中している計器類は使用済みです。

ヴァルダ
ヴァルダ

夜間迷彩だからか、細かい注意書き類はほとんど使用しない。

目立つ機体コードや部隊マークのみとなる。

レーナ
レーナ

貼り付けていくよ。

ついでに細かい部分の筆塗りも進めて……。

ヴァルダ
ヴァルダ

機首の部隊マークを貼り付ける際に気がついたんだけど……

この機体、どうやら機首のクリアーパーツは胴体色で塗りつぶすのが正しいようだ。

なのでマスキングを剥がし、急遽筆塗りで塗ってから貼り付けている。

レーナ
レーナ

全部の塗装図で共通のようだね。

これは夜間迷彩だから塗りつぶされたのか、それともC型になって機首の窓が廃止されたのか……

というかこの展開、以前もHe170Aであったような。

アドルフ
アドルフ

何はともあれ、マーキングが終了してこんな感じに。

黒1色の機体に変化が出ましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

このまま一気にウェザリングも済ませてしまおう。

ウェザリング!

ヴァルダ
ヴァルダ

まずはスミ入れ。

黒1色の本体に黒のスミ入れは目立たないので……

  • 脚周りとプロペラなど黒以外の部分→タミヤのスミ入れ用ブラック
  • 本体やタイヤなど黒部分→タミヤのスミ入れ用グレイ

と使い分けている。

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レーナ
レーナ

お次は銀のハゲチョロ表現と排気管汚れ。

銀のは搭乗口であるゴンドラ周りを中心に、後は少々……。

ヴァルダ
ヴァルダ

排気管はいつもならクレオスのウェザリングカラーを使うんだけど……

以前同じ消炎排気管を装備したBf110に使った際、少し主張が強く感じた。

なので今回はアクリル溶剤で溶いたタミヤのウェザリングマスターBセットを使っている。

アドルフ
アドルフ

ウェザリングマスターは粉状ですが、溶剤や水で溶くことで液体状にして塗るように使うことも可能ですな。

最後の仕上げ

ヴァルダ
ヴァルダ

最後につや消しを吹きつけ、マスキングを剥がし完成。

マスキングは各部にあるので、剥がし忘れに注意しよう。

レーナ
レーナ

この画像の状態だと着陸灯のを剥がし忘れているね。

とりあえず、以下ギャラリーだよ。

ハセガワ ユンカースJu88C-6 完成!

レーナ
レーナ

Ju88のC型は戦闘機型。

いわゆる駆逐機ってやつだね。

アドルフ
アドルフ

夜間迷彩ですがまだ機首のアンテナはありませんな。

この後本格的な夜間戦闘機であるG型に発展。

Bf110に代わり夜間戦闘機の主力として使われます。

アドルフ
アドルフ

以前組んだフィンランド軍仕様のA-4型と。

C-6型では機首の風防が廃止されているのが大きな違いとなります。

レーナ
レーナ

風防がない分マスキングは楽なんだよね。

ただ部品がG型の流用品だったからか、パテ埋めがあったけど。

アドルフ
アドルフ

続いてタミヤWBコレクションにラインナップされていた、イタレリ製のC-6型と。

同じ航空機ですが、並べるとだいぶスタイルが異なりますな。

レーナ
レーナ

ハセガワ版に比べてイタレリ版は

  • 機首がちょっと細長い
  • 胴体が角ばっていて断面が四角形っぽい

ように感じるかな?

後は凸モールドだけど、モールドラインの他にリベットも再現されているのが特徴というか。

この辺りどっちが正しのかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

イタレリ版で一番気になるのは、爆撃機型用の爆弾ラックの取り付け部分が凸モールドで刻印されているところ。

戦闘機型だと不要なんだけど、機体の凸モールドと被さっている。

だから削ろうとすると機体側の必要な凸モールドまで消えてしまうんだ。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

何か一気に進んだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が組んだ感想としては……

  • 双発機だから手間がかかると思いきや、機首の風防が廃止されていることもあってマスキングはそこまで時間がかからなかった
  • 機首先端がアンテナ付きのG型のものを流用しているのか、取り付け穴が残っておりパテで埋める必要がある

といった感じ。

パテで埋めるのは予想外だったけど、思ったよりはすんなりと組めたように見えるね。

塗装が黒1色というのもあるけど。

レーナ
レーナ

今回選んだのは識別帯色すらなかったからね。

アドルフ
アドルフ

双発爆撃機はマスキング箇所が多くて大変なイメージがありますが……

Ju88は搭乗員区画が機首に集中しているのもあって、そこまで苦戦はしませんな。

零戦とかを少し複雑にしたような感覚と思っていただければ。

ヴァルダ
ヴァルダ

2024年1月現在、残念ながらハセガワの駆逐機型Ju88は定番品外だ。

爆撃機型のA-4型と夜間戦闘機型のG-6型は定番入りしているんだけどね。

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アドルフ
アドルフ

探すなら中古品になりそうですな。

C型のほか、過去には偵察機型のD型や高速爆撃機型のS型も限定生産されていたようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

気になる方は是非とも探してもらいたい。

今回はここまで。

裏で別の航空機が進んでいるようなので、次回はそれになるだろう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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