ハセガワ社から発売されています、九九式襲撃機/軍偵察機を作っていきましょう。
前回はコクピット内部を組み立てた。
今回は残りの箇所を組み立てて全体の組み立て作業を終えよう。
順調そうだね。
ただ実際はセットの2機を並行して進めているので……。
実際は2機以上……
おっと、作業再開といこう。
なんか気になること言ってる。
合わせ目部分の整形
とりあえず前回接着した部分を削って整形します。
主翼に胴体、そしてその2つの接合部分ですな。
座席周りはテープでフタをしておくと、作業中に発生する削りカスが内部に入りにくくていいかも。
尾翼・主脚の組み立て
接着剤の乾燥待ちに筆者は各部品の整形を済ませていた。
極端に細かい部品はランナーにつけたままにして、それ以外はこんな感じに切り取って進めている。
尾翼や爆弾架なんかは左右で似たような見た目ですが、異なる番号となっています。
組み立て後に死角となる取り付けピンや裏側にパーツ番号を彫るか書くかしておくとおススメです。
尾翼と主脚を接着。
今回の塗装では下面色と主脚の色は同じ。
なのでこの段階で接着してしまおう。
なんか独特な形のスパッツ。
外側は車輪が丸見えというか。
九九式襲撃機の前に登場した九七軽爆・九八軽爆もこの形をしていますな。
筆者としてはタイヤが左右とも覆われたタイプの固定脚が好きなようですが。
エンジンの組み立て
続いてエンジン部分も整形。
九九式襲撃機/軍偵察機の搭載エンジンはハ26-II。
瑞星エンジン系列ですな。
プロペラはスピナーとペラ部分は一体整形で、軸部分は独立している形。
エンジン中央の19番パーツはゲートとパーツディティールの境界が曖昧になっている。
間違ってディティール部分を切り落とさないように注意しよう。
まずはエンジンパーツを2枚重ねに。
その次に軸パーツ同士(17番と18番)を接着。
最後に軸パーツをエンジンパーツの後部から差込み、16番パーツでフタをしてしまいます。
軸が接着剤で固着しないよう、流し込み時は注意ですな。
そのままだと少しフタパーツが浮くね。
17番パーツ(軸パーツ抜け止め)の後ろを少し削って平らにしておくといいかも。
エンジンパーツは最終的にこんな形に。
後の塗り分けを考えて
- エンジン本体
- カウリング
- プロペラ
の3ブロックに分けた状態にします。
各ブロックパーツ接着はせず、仮組み状態で進めよう。
ここまででこんな感じに。
大体飛行機の形になってきたようだ。
ほぼできあがりだね。
後は風防周りかな?
風防の組み立て
とりあえず座席周りを。
整形した合わせ目周辺を塗ったり、照準器を取り付けています。
照準器は塗装後に取り付けることも考えたけど……
風防取り付け後だと接着が難しそうだったので、この段階で取り付けている。
風防は1パーツ整形。
後部座席が展開された状態になっています。
そのままでは前部に少し隙間ができたので、軽く溶きパテを盛って削って整えています。
上から強く押し付けながら接着する手もあったけど……
なんか割れたら困るからこんな感じに。
接着にはお馴染みのセメダインハイグレード模型用を使っているよ。
接着が完了したら風防のマスキング。
窓枠は多いものの窓が大きめなので比較的作業はしやすい。
開いている後部は
- テープを内側から貼り付けて土手を作る
- 小さく切ったキムワイプを土手内側に丸めて突っ込む
- テープで上から封をする
の手順で塞いでしまう。
これで内部に吹き込まないといいのですが。
今回の戦果
後はアンテナ線支柱やピトー管を接着。
それ以外の機銃や爆弾などは接着せずにしておきます。
今回はここで中断。
次回は塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!
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