ハセガワの九九式軍偵察機を作っていきます。
前回はダイジェストで一気に組み立てを終えた。
今回もダイジェストで塗装を行い、完成へ持ち込む。
コンボキットの2機が無事完成だね。
同社同機のコンボキットPart1は片方だけ作って、もう片方は絶賛放置中ですが。
順番に進めていく予定だ。
それでは作業を再開しよう。
塗装作業をする
このキットに収録されている塗装は3種類。
内2種類は襲撃機。
軍偵察機のものは2番の1種類のみとなります。
後期の日本軍機にありがちな上面緑・下面白の塗り分けだね。
本体の塗装はこんな感じに。
基本的な手順は前に組み立てた襲撃機と同様。
それに上面色の暗緑色(中島系)を足しただけですな。
緑色はキット指定だとこの色なんだよね。
下面の明灰白色と合わせて、なんか海軍機っぽいというか。
どちらかといえば陸軍機は各種濃緑色が多いですからね。
エンジンやプロペラも塗ってエアブラシ塗装はこれで終了。
この機体のプロペラは赤褐色だ。
……やっぱ海軍機っぽい感じ。
マーキング作業
続いてマーキング。
今回は2番の塗装なので、中段のものを使っていきましょう。
貼り付けるとこんな感じ。
黄色い識別帯や胴体の白帯もデカールになっている。
貼り付け後、各細かい部品を取り付けていこう。
黄色帯は翼内機銃と被るようになっています。
帯を貼り付け後に機銃を取り付けると作業しやすいかと。
筆者がこの後の画像を撮り忘れている。
後の作業(ウェザリング・つや消し)は先に作った襲撃機と同様だ。
詳しくはそちらを参考にしてほしい。
というわけで、以下ギャラリーだよ。
ハセガワ 九九式軍偵察機 完成!
緑色だと銀剥げが目立っていい感じ。
先に完成した襲撃機と比較。
基本的には共通の機体。
爆弾架や偵察窓など細部が異なるのみですな。
軍偵察機でカメラを搭載する都合上、襲撃機の爆弾は基本的に主翼下へ装備する。
特攻機では胴体下に爆弾を装備したものもあったようだけどね。
作ってみた感想のコーナー
無事コンボキットの2機目が完成だね。
実機同様、基本的には襲撃機と同様の内容となっている。
ただ穴あけ・穴埋め箇所がある分、軍偵察機のほうが少し手間が増える。
それ以外は些細な違いだ。
単純に一番手間が少ないのは、今回選ばなかった塗装図3の襲撃機ですな。
穴あけも一切必要ありませんし塗装も単色なので。
襲撃機のときも語ったけど、2023年2月現在ハセガワ製の九九式襲撃機/軍偵察機は定番品外。
中古品店を回ったり、デカール変更の限定生産品の発売を待つことになるだろう。
中古品の場合はデカールの劣化とかに注意だけどね。
調べたところ、同社製品で最後に発売されたのは2016年に九九式双軽とセットになった鉾田飛行学校版ですな。
実は筆者も積んでいたり。
筆者の気が向いたらそのうち紹介することになるだろう。
それでは九九式襲撃機/軍偵察機コンボPart2のキット製作はこれで完了だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット