ハセガワの百式司令部偵察機を作っていきます。
前回は風防や尾翼を取り付け、全体の組み立て作業を終えた。
今回は塗装作業に入ってマーキングまで済ませる。
思ったより早く組めたみたいだね。
塗装も問題ないかな?
今回は単色の予定です。
おそらくそこまで時間はかからないかと。
それでは作業を再開しよう。
塗装図の確認
このキットに収録されている塗装図は3種類。
その内2種類がII型、1種類がIII型となっています。
商品名にあるとおり、いずれも大阪にいた独立第16中隊(2代目)所属機となっています。
今回は1番の塗装図で進める。
尾翼が黄色になっているのが特徴だ。
下地の塗装
手始めに下地から。
風防周りをコクピット色(三菱系)
その後全体をMr.サーフェイサー1000番で塗装します。
この辺りはいつもの筆者と大して変わらないパターン。
機体色の塗装
キットでは日の丸部分の白い帯をデカールで再現しています。
しかし、デカールを組み合わせて貼り付けるのが苦手な筆者は今回塗装で再現。
ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイトを吹きつけマスキングします。
プロペラスピナーも白い塗装指示が出ている。
ついでに塗ってしまおう。
……主翼前面の黄色帯はデカールで再現するのかな?
- 多少複雑な面でマスキングするのが億劫だった
- 同じくデカール再現である尾翼の黄色と色味を合わせたかった
といった理由から、前面の識別帯はデカールで再現する予定です。
ただ尾翼の黄色はデカールだけでは再現しきれない可能性が高いと判断。
念のため白い下地だけ作っておく。
マスキングが完了しましたら本体色。
個性的な迷彩の多い日本陸軍機ですが、今回の百式司偵は単色塗装。
Mr.カラーの灰緑色を吹き付けてしまいます。
細かいところもその後塗り分け。
- プロペラ→Mr.カラーの赤褐色
- エンジンの2色→Mr.カラーの明灰白色と黒鉄色
- 主脚→Mr.カラーのシルバー
といった感じに。
単色塗装だからこれでエアブラシ塗装は終了だね。
筆で細かいところを塗り分ける
ここで筆塗り。
とはいっても細かい武装類が少ないので、塗り分け箇所は少なめです。
翼端灯やタイヤ、エンジンカウル内部などなど。
翼端灯はシルバーとクリアー塗料の組み合わせ。
詳しくは過去記事を参考にしてね。
マーキング作業
こちらが本キット付属のデカール。
セットになっている九七式司偵のマークも一部混ざっているけど、大半が百式司偵用のものだ。
ちなみにこれは組み立て前のもの。
実際はシート右下の計器板類が使用済みだよ。
貼り付けるとこんな感じに。
やはり尾翼の黄色部分が少し足りませんな。
できればここも塗装で済ませたかったけど、尾翼の部隊章と黄色地が一体だったからね。
というわけでここは水性ホビーカラーのイエローを筆塗り。
下地を白くしていたので、発色面ではまったく問題なかった。
今回の戦果
デカールを貼り終えた状態がこんな感じに。
やはり前面の黄色い識別帯が少しシワになっていますが、このまま進みましょう。
今回はここで中断。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット