ハセガワの1/72スケール定番品、A帯シリーズ。
そこにラインナップされている二式単座戦闘機「鍾馗」を作っていきます。
前回はコクピットを組み込むところまで進めた。
今回はその他の部品を仕上げて組立てを終わらせよう。
最近、ガンプラをはじめ転売関連の話題が多いねぇ。
つべやらTwitterやら、あちこちで見かけますな。
再販されてもこの記事を書いている2021年10月時点でAmazonの値段が定価以上から一向に下がらないのも気になるところ。
最も、筆者の場合は無理に買うより手持ちの在庫を組んでいったほうがいいかもね。
さすがに朝から店に何時間もかけて並ぶのはちょっと・・・・・・。
近年だと転売対策で商品名とか機体の登場作品、搭乗キャラ名とかを答える質問をされるとか。
筆者が仮に今ガンプラを始めようとしていたらアウトですな。
筆者はアニメやゲームをすっ飛ばして、いきなりプラモからガンダムの世界に入ったからね。
たまたま当時最新作だったHGUCの量産型ザクを買ったのが始まりだ。
とりあえずその話は置いといて・・・・・・
そんな筆者が保有する積みプラ軍団の一員、二式単戦を進めていこう。
筆者の積みが消えるのと、この転売・品薄問題が解決するの、どっちが先かな・・・・・・?
モールドを彫り直す
最初に前回接着した主翼、胴体にはみ出た接着剤を整形。
合わせ目消しをしてしまいます。
大まかにデザインナイフで削った後、紙ヤスリで仕上げつつ・・・・・・。
このキット、以前作った隼と違って凹モールドになっているんだけど・・・・・・。
主翼を始め各モールドが浅めになっている。
以前2機作った際、やはりスミ入れ時に苦労したので可能な限り彫り直している。
画像の左主翼が彫り直す前。
右主翼が彫り直した後。
直線部分が多いから先にデザインナイフで軽く彫って、その上からラインチゼルで更に彫っているよ。
力を入れすぎると線が曲がったりはみ出たりするから注意だね。
そうそう、今回は2番の塗装で組むから弄らないけど、1番の塗装・震天制空隊所属機で作る場合は機銃を切り落とす必要があるので忘れずに。
武装を外した体当たり特攻機なので、模型でも機銃を撤去する必要があるというやつですな。
風防の取り付け
尾翼を取り付けて士の字にした後、風防を取り付けてしまいます。
前回の記事でも触れましたが、選択した塗装によって風防が異なります。
今回のは望遠鏡型の照準器を備えていない2番塗装のタイプなので、前面に切り欠きのない32番パーツの風防を取り付けます。
前回も少し触れたけど、1番の塗装を選んだ場合は33番の切り欠き有り風防と共に照準器を取り付ける。
そのため操縦席前面に加工を施すのも忘れずに。
風防内の操縦席周りは反射避けの黒塗装。
前回と同じでMr.カラーのカウリング色を塗っているよ。
風防自体はいつものセメダインで接着。
接着剤が乾きましたら風防のマスキング。
窓枠自体は少ないですがやや細かいですな。
筆者はマスキングテープをカッティングマットに貼り付け、三角形や四角形に切り刻んでから貼り付けています。
その他部品の取り付け
その後はその他細かい部品の取り付け。
今まで筆者が作ってきたハセガワA帯シリーズ同様、主脚カバーは飛行状態を再現した一体成型。
今回は着陸形体で組むから、ニッパーやデザインナイフで分割しているよ。
この鍾馗は尾輪部分にもカバーが備わっている。
ここも主脚カバー同様一体成型されているので分割しよう。
分割された主脚を接着するとこんな感じに。
内側の部分は接着用ののりしろが無いのでちょっと強度的に不安ですな。
外側の極小パーツは主脚格納庫付近に直付け。
あらかじめパーツを斜めに削っておくと接着面積が確保できていい感じに。
今回の戦果
各パーツを整形して組み立ては一旦終了します。
この状態で塗装に入りましょう。
今回はここまで。
塗り分けの都合上、接着していない部品が多数ある。
紛失しないうちに、さっさと塗装・完成まで持ち込みたいところ。
続きは次回!
この記事で作っているキット