ハセガワ 1/72 二式複座戦闘機屠龍甲 製作記①

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航空機等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回はタミヤのマルダーII対戦車自走砲が無事完成しました。

今回は……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者がマルダーらと並行してある航空機に手をつけ始めていた。

今回はそれを紹介する。

レーナ
レーナ

なんか筆者は最近やたら飛行機キットを積んでいたよね。

そっちからかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

いや、それらが到着する以前から手をつけたものだ。

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今回のお題 ハセガワ 1/72 二式複座戦闘機 屠龍甲

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

ハセガワより

二式複座戦闘機 屠龍甲

だ。

レーナ
レーナ

日本軍の飛行機だね。

……二式「複座」戦闘機?

アドルフ
アドルフ

この屠龍と同年に採用された二式「単座」戦闘機 鍾馗がありますからね。

そちらと区別するために、「複座」「単座」と表記することが多いです。

二式複座戦闘機屠龍とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この機体は第二次世界大戦期に活躍した大日本帝国陸軍の戦闘機だ。

開発は川崎航空機でキ番号はキ45改。

連合軍によるコードネームはNICK(ニック)

レーナ
レーナ

キ番号になぜか改の文字が。

アドルフ
アドルフ

この機体、何度か改設計を繰り返しているようですな。

  • 1937年、当初キ38として開発がスタート
  • キ38は性能不足と判断されモックアップで終了。代わりにキ45として再スタート
  • 1939年にキ45の試作機が完成するものの、エンジン出力が足りず不具合も多かったため不採用に
  • 双発戦闘機が欲しかった陸軍は引き続き開発を指示。キ45改として再びスタート
  • 1941年にキ45改の試作1号機が完成。これが翌年二式複座戦闘機屠龍として正式採用される

といった流れですな。

ちなみにキ45改となっていますが、前身のキ45とはまったく別の新規設計だそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

上で大体の流れは語られてしまったけど、そもそもの始まりは1930年代に世界中で流行った

「空戦・爆撃・偵察などが1機種でできる万能双発戦闘機」

のコンセプトだね。

屠龍はそれの日本陸軍版だと思ってもらえればいい。

レーナ
レーナ

あのコンセプトかぁ。

以前にそれのドイツ軍版であるメッサーシュミットBf110を作っていたね。

ヴァルダ
ヴァルダ

屠龍も他の日本機同様、武装の違いでいくつか種類がある。

今回作るのは型。

屠龍の最初の量産型で

  • 機首にホ103(12.7mm機銃)×2
  • 胴体下にホ3(20mm機関砲)×1
  • 後部座席に九八式旋回機銃(7.92mm機銃)×1

を装備している。

アドルフ
アドルフ

他には

  • 乙型→胴体下部の20mm機関砲を37mm戦車砲に換装
  • 丙型→37mm戦車砲を20mm砲に戻し、機首の12.7mm機銃×2を37mm機関砲×1に変更
  • 丁型→胴体上部に20mm砲×2を斜め上に向けて装備

といったバリエーションがあるみたいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

世界の流行りであった万能双発戦闘機の日本陸軍版、二式複座戦闘機屠龍。

最初の量産型である甲型を、ハセガワの1/72スケールキットで作ってみよう。

箱の中の確認

ヴァルダ
ヴァルダ

それでは箱を開けてみよう。

中身はこんな感じ。

レーナ
レーナ

いつものハセガワだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずはパーツ類。

プラランナーは6枚。

それにクリアーランナーが1枚と。ポリキャップが4つ付属。

アドルフ
アドルフ

ポリキャップはプロペラに使うもので、2つのみ使用するようです。

屠龍はバリエーションが多いので、余剰パーツもいくつか発生しそうですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

付属デカール。

中古品であるけど、状態は悪くなさそうだ。

レーナ
レーナ

見た感じデカール替えの限定生産品っぽいね。

右下の2006年6月っていうのが正しいのなら、約17年前の製品ってことかぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

説明書はこんな感じ。

扉絵はボックスアートがそのまま使われている。

アドルフ
アドルフ

筆者の積みに別の屠龍がいくつかありますが……

どうやら説明文は同じようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

収録されている塗装は2種類。

いずれもキットの題材になっている日本陸軍飛行第13戦隊所属機だ。

レーナ
レーナ

片方は灰緑色の単色塗装。

もう片方は濃緑色の迷彩だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

屠龍といえば迷彩。

……と言いたいところだけど、筆者の積みに迷彩で作りたい屠龍がいくつかある。

なのでそちらと変化をつけるため、今回は単色塗装で作る予定だ。

アドルフ
アドルフ

単に迷彩塗装を施す時間が惜しいというやつですな。

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はこれで終了。

次回から組み立てに入る。

レーナ
レーナ

筆者はこの飛行機を作るのは初めてかな?

アドルフ
アドルフ

初めてですな。

どうも双発機は時間がかかりそうで、後回しにしがちらしく。

ヴァルダ
ヴァルダ

それと2023年9月現在、ハセガワの1/72屠龍は定番品外だからね。

  • 手に入れるのが難しい
  • やっと手に入れたと思ったらもったいなくて作れない
  • もったいないので手をつけず、キットだけ収集する

を繰り返し、現在に至る。

レーナ
レーナ

それ、屠龍に限ったことじゃないよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

今までここで作ってきたキットの大半が該当するね。

とにかく、今の筆者なら何とか作れるだろう。

筆者の気が変わらないうちに……。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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