ハセガワ社の紫電改を作っていきます。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングをして完成に持ち込もう。
よしよし、完成だね。
・・・・・・思ったより時間がかかったのは気のせいかな?
他のキットと並行生産していますからね。
ただある程度は絞って作業している。
筆者の場合、並行生産しすぎるとなかなか完成品が現れず、モチベーションの低下に繋がるからね。
スミ入れ作業。
まずはスミ入れから。
単純にタミヤのスミ入れ用塗料(ブラック)を使ってモールドに流し込んでいくよ。
機体側面はデカールを何重にも貼り付けているのでやや塗料が流れにくいですな。
あらかじめデザインナイフで切れ込みを入れたり、デカール軟化剤で密着させておく必要がありますね。
激しく銀剥がし
続いて銀色の塗装剥げを表現。
タミヤエナメルのクロームシルバーを筆で置いていく。
可動部や人の触れそうなところを中心に施していこう。
主に風防周辺など操縦席周り、モールド周辺などなど。
なんかちょっとやりすぎじゃない?
筆者曰く
「大戦末期の日本機なので」
などと供述しており・・・・・・。
排気管周りの汚れ
続いて排気管を汚していきます。
本体はウェザリングカラーのステインブラウンで。
排気口周りのスス汚れはウェザリングマスターBセットのススを使っています。
少し主張が強すぎると感じたので、今回は排気管のサビにオレンジ系の塗料は用いていない。
・・・・・・これでいつもの3点セットが完了だね。
詳しくは以下の過去記事から。
仕上げ作業
最後にタミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシ吹きつけ。
その後は風防のマスキングを剥がし、プロペラなどのパーツを取り付けます。
増槽はピットマルチ君で着脱可能に。
これで紫電改が完成だ。
以下、ギャラリーとなる。
ハセガワ 1/72 紫電改 完成!
やっぱりなんか銀剥がしが目立つような・・・・・・。
後々ググッたら実物の写真が出てきて、ここまで激しくは塗装が剥がれていなかったり。
最後の1枚は零戦との比較です。
こうやって見ると零戦はかなり細く見えるというか。
使用した暗緑色の違いもわかるね。
零戦に使ったのは中島系の暗緑色だ。
川西系のは青みが強いけど、中島系は黒みが強く感じる。
作ってみた感想のコーナー
比較的組みやすかったかな?
少しバリがあるものの、パーツの合いなんかはほとんど問題なかった。
強いて言うなら風防が少し浮きやすい感じだったかな。
筆者はテープで抑えながら接着していた。
紫電改、調べたらキットによって多少塗装指示が違うようですな。
今回のキットは
座席がシルバー、下面色が明灰白色、主脚カバー裏が黒。
キットによっては
座席が機内色、下面色と主脚カバーがシルバー。
・・・・・・というものもあるようです。
この辺はお好みで選ぶといいかもね。
2021年10月現在、税込み880円の定番品なので安価で比較的手に入りやすい。
同じスケールの同じ航空機としては他にアオシマが何種類か発売しているけど、ハセガワ製品のほうが見かける機会が多いかな。
アオシマ製品・・・・・・筆者もここの解説以前作りましたな。
こちらもなかなか作りやすかったような気が。
機会があったらこちらも取り上げたいね。
・・・・・・さてハセガワA帯日本機の最初の1機がようやく完成したところで、今回は終了しよう。
特に何も無ければ、次も同シリーズからのキットを作る予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット