
ハセガワの1/72航空機模型、零式艦上戦闘機の五二型丙を作っていきましょう。

前回は組み立てを終えた。
今回は塗装とマーキングになる。

久々の飛行機塗装。
最近はガンプラ続きで、特に塗装で時間がかかるんだよね。

航空機模型はマスキングがいくつかあるのが手間ですな。
ガンプラとは異なり、パーツはそこまでバラバラにする必要がないのが幸いですが。

あちらは説明書どおりに組む分には一番簡単だけど、塗ったり手間を加えると最も時間がかかるんだ。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認


今回のキットに収録された塗装図は2種類。
- 第203海軍航空隊所属機 1945年8月 長崎県大村基地
- 第252海軍航空隊所属機 1945年3月 千葉県茂原基地
ですな。

今回は塗装図2番の、第252海軍航空隊所属機で仕上げてみよう。
1番のものに比べるとシンプルな塗り分けやマーキングとなっている。
下地と細部の塗装


手始めに下地やら、マスキングが必要な部分などを塗っていきます。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのコクピット色(中島系)
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 主翼前面の黄色い識別帯→Mr.カラーの黄橙色(オレンジイエロー)
といった感じです。
識別帯はマスキングテープを貼り付けるので、その乾燥待ちに小物類も塗ってしまいましょう。
- プロペラ→Mr.カラーの赤褐色
- カウリングや主脚の基本塗装、エンジンなど金属色部分の下塗り→Mr.カラーのカウリング色
といった流れです。

キットではカウリングの黒い部分はつや消しブラックで塗る指示が出ているね。
筆者の好みで、今回は青みのあるカウリング色を使っているけど。


識別帯色が乾燥しましたら、マスキングをして更に塗り分け。
- 主脚格納部分や脚カバー内側→Mr.カラーのシルバーを下地にMr.カラーの青竹色を上塗り
- エンジン→Mr.カラーの黒鉄色
- 排気管→Mr.カラーの焼鉄色
といった流れです。
ラメ入りの青竹色を使うついでに、同じくラメ入りのメタリック塗料の塗り分けをここで済ませる形に。

メタリック色はなんか「クリアー塗料+ラメ」って感じで、微妙に塗りにくいんだよね。
今回もちょっと青竹色を厚塗りしたように見えるというか。

なので青竹色は下地にシルバーを塗って発色を確保している。
黒鉄色や焼鉄色は下地が先程のカウリング色で、こちらは黒系の色を下塗りしておくことで最初から黒っぽい色合いになるようにした。
いきなりライトグレーのサフの地に塗ろうとしても、なかなか下地が隠れなくてね。
無理にグレーの下地を隠そうとすると厚塗りになりがちだ。
下面色の塗り分け


ようやく青竹色部分が乾いたので、主脚格納部分をマスキングして下面色を吹き付けます。
キットの指示では明灰白色1ですが、今回はMr.カラーの灰緑色を使っていますな。

明灰白色に比べるとちょっと黄色っぽい感じなんだよね。

筆者は中島製の零戦をイメージするときにこちらを塗るパターンが多いようだ。
他にも明灰緑色(中島系)っていう色があるけど……
こちらは筆者にとっては少し緑色が強すぎるように感じてね。
あんまり出番はないかな。
上面色の塗装


中島製零戦によく見られる胴体側面の曲線マスキングをした後、上面の緑を塗っていきます。
ここは指定通り、Mr.カラーの暗緑色(中島系)を塗ってみました。

お馴染の色だね。
三菱系や川西系と比べると、ちょっと黒っぽい色合いというか。

Mr.カラーでも若い番号なので、入手性も高いのが長所だ。
100番台や300番台なんかはお店によっては置いていないことが多いのでね。
細部の修正や塗り分け


ここまでできたらマスキングテープを剥がして、細部を筆で塗り分けていきます。
マスキング漏れ部分もレタッチしていきましょう。

前回プラ板で塞いだ着艦フック部分は完全に埋まってしまっていた。
ここはデザインナイフで簡易的に彫り直している。
本当はサフ前後でやっておいた方がいいけど、スケジュールの都合でこのタイミングに。

塗装後に彫ったりすると失敗した時の塗り直しが面倒だったりするからね。


塗り分けができましたら、部品紛失防止のためある程度細かい部品を取り付けてしまいます。
紛失していた20mm機銃は結局出てこなかったので、ここの開設以前に組んだ過去の零戦の余剰パーツを取り付けて復活させています。

ハセガワの1/72零戦の20mm機銃は、零戦シリーズ共通のCランナーに入っていたね(部品番号はC5番)
機銃が長砲身化したのは確か二二型の途中である二二型甲からだから、それ以前の型のキットなら余剰になるわけで……。

筆者はここの開設以前に二一型のデカール変更品を組んでいたからね。
まだ筆者は組んだことがないけど、ハセガワは二二型と三二型の選択式キットも出していたはずだ。
そちらも長砲身化前の型なので、20mm機銃が余るはず。


ハセガワ以外にも、タミヤの二二型では二二型と二二型甲との選択式になっており、前者を選んだ際に長砲身20mmが余る形になっていました。
こちらも零戦共通のAランナーに入っていたので、同じくそれ以前の型では余剰になっているはずです。
部品番号はA46番でしたな。
マーキング!


機銃紛失の問題も解決したので、そのままマーキングに突入。
付属のデカールはこんな感じですな。

塗装図指定の番号のほか、バラ数字が多数付属する。
資料を参考に別の番号の機体を作る場合はこれらを利用できるというやつだ。
今回の戦果


貼り付けるとこんな感じに。
お馴染の姿に近づいてきましたな。

赤いライン部分は大部分が透明のニス。
気泡とかができやすいから、ここは線を一度分割して内側の透明部分を切り取ってから貼り付けているよ。
バラバラな赤線も、繋いで貼り付ければご覧の通りに。

今回はここまで。
次回はいつもの仕上げをして完成予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット








