
ハセガワB帯シリーズにラインナップされているアメリカ海軍艦上戦闘機、F6Fヘルキャットを作っていきましょう。

前回はパーツの確認を行った。
今回は早速組み立て開始。
いつも通りコクピット周りを中心に進めていこう。

昨日はまた筆者が更新をサボっていたみたいだね。
裏ではそこそこ進んでいるっていうのに。

実のところ昨日は作業中に事故が発生しまして……
それの影響で筆者のモチベーションが0になったらしく。

今日になってようやく気力が戻ってきたというやつだ。
発生した事故については今回の範囲ではないので、後日触れることになるだろう。
それでは作戦を開始する。
合わせ目接着


手始めに合わせ目箇所を接着。
今回は主翼と増槽ですな。
このキットは凸モールドなので、接着剤で主翼表面のモールドを荒らさないように注意です。

人によっては凸モールドを彫り直すみたいだけど、筆者はいつも通りそのまま進めるよ。
合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
コクピットの組み立て


乾燥待ちにコクピットを組んでいきます。
元が1980年頃発売のものらしく、内部再現は簡素。
今回の個体では座席部分にバリが見られたので、削って整えておきましょう。

床板と側面には押し出しピン跡が。
組むと外からはほとんど見えなくなるけど、筆者は削って処理しておくみたいだね。


組み立てるとこんな感じに。
操縦桿は持ち手と根元で機内色とは異なる塗り分けが必要なので、塗装後に接着予定です。

胴体側面の一段低くなっている側面窓はキットのままだと埋まっている。
キットの指定である塗装3種類は全て窓が存在し、その開口指示が出ている。
今回筆者が作る個体は埋まってるものなので、手をつけずにそのまま進めるけどね。

このキットはF6F-3とF6F-5の選択式。
基本的に3のほうは窓が開いていて、5では埋められているんだっけ。
このキットは5のほうでも開ける指示が出ているけど。
機内の塗装


機内を組んだのでそのまま塗装に。
キットの指定ではクレオス製塗料のカーキグリーン指示。
筆者の手持ちにMr.カラーの同色があったので、それを使ってしまいましょう。

米軍機っていうと明るい黄緑な機体内部色のイメージがあるけど、今回はこっちなんだね。
そう言えば以前のF2Aバッファローも古いのと新しいのだとごっちゃだったっけ。

近年は新たに米軍機内部色としてジンク・クロメイトタイプ1なる塗料も存在する。
おそらくそれに近い色としてカーキグリーンが指定されているのだろう。

この黄緑色はジンクロメートなる錆止め用顔料をイメージした色のようですな。
同社の紫電改用塗料同様、元々は米英機機内色のセット品だったものが単品化したようです。
筆者は米英機をあまり作らないので、それらの塗料は現在保有していませんが……。
機内の細かい塗り分け


その後は
- 操縦桿やヘッドレストを黒で塗り分け
- 計器のデカールを貼り付け
- タミヤエナメルのスミ入れ用ブラックでスミ入れ
- 同カラーの明灰緑色でドライブラシ
といった流れになります。

側面部分のデカールは目印のない平面に貼り付ける。
一度座席部分を仮組みして、それとの位置関係を把握しつつ貼り付けるといいだろう。
今回の戦果


その後は座席パーツを組み込み、胴体を貼り合わせ。
機体前面には主翼と胴体の合わせ目もできるので、主翼もこの段階で胴体に接着してしまいましょう。

元が古いみたいだけど部品の合いは良好。
隙間とか段差はほとんど出ないみたいだね。
ただ胴体は少し反っているみたいだから、接着剤が乾燥するまでは抑えておいて……。

乾燥待ちということで、今回はここまで。
次回は残りの部品を取り付けていこう。

続きは次回!
この記事で作っているキット