ファインモールド社のメッサーシュミットBf109G-2。
それの第54戦闘航空団(グリュンヘルツ)所属機を作っていきます。
前回は塗装を済ませた。
今回はマーキングとウェザリング、そして冬季迷彩を施し完成させる。
今月ももうすぐ終わり。
結構完成品は出来たかな?
ガンプラ強化期間のつもりが、ほとんど航空機ばかりの気がしますが。
詳しくは月末だ。
とりあえずBf109がどんな感じになったか、確認してみよう。
マーキング作業
キット付属のデカールはこちら。
F型表記の共通マーク。
G型用の共通マーク。
そして本キット専用の部隊マークと3種類のシートが付属します。
どんどん貼り付けていこう。
お馴染み第2飛行隊のアスペリンのライオン、そして航空団マークのグリュンヘルツ(緑のハート)がいい味出しているね。
グリュンヘルツは直訳すると緑のハートだけど、どうやらドイツのヴァイマール周辺の森林地帯の通称らしい。
指揮官のトラウトロフト少佐の出生地がその近辺だったとのこと。
ちなみに少佐機のグリュンヘルツは内側に配下の3飛行隊章を描いたものとなっている。
部分塗装を行う
その後は筆で塗り分け。
翼端灯にタイヤ、エンジン内部などなど。
この段階でバラバラだった主脚類も組み立ててしまう。
完成が近づいてきた。
ウェザリング3点セットを施す
その後はウェザリング。
筆者がいつも行っている
- スミ入れ
- ハゲチョロ
- 排気管汚れ
の3点セットですな。
詳しくは前回作ったF-2型や、当該ウェザリングについてまとめた過去記事を参照に……。
ただ排気汚れは冬季迷彩の後で行うので、ここではまだ作業しない。
冬季迷彩でほとんど隠れてしまうので、あまり神経質にはならなくて大丈夫。
冬季迷彩!
ここで冬季迷彩を施します。
今回はタミヤエナメルのフラットホワイトを使っています。
国籍マークやモールドを避けるように吹き付けてみましょう。
今回はタミヤエナメルで冬季迷彩なんだ。
戦車とかはウェザリングカラーなのに。
地上を走る戦車と違って、飛行機は空を飛んでいるからね。
あまり溶けてドロドロした感じではないイメージなので、溶剤によるふき取りもしない。
冬季迷彩後はウェザリングマスターBセットで排気汚れを施し、つや消しクリアーも吹き付けて仕上げてしまいましょう。
そして風防のマスキングを剥がし完成だ。
最後の最後で、アホな筆者が落下物によってガンパックの銃身を一度折ってしまっている。
再接着だ。
いけませんなぁ。
とりあえず、以下ギャラリーだよ。
ファインモールド メッサーシュミットBf109G-2(グリュンヘルツ) 完成!
冬季迷彩で一気にイメチェン。
G-2型は確か今回が初ですな。
他の機体と並べてみましょう。
まずは前回作ったF-2型と。
基本的にエンジンが違うから、機首周りが少し異なるだけかな?
間にF-4型が欲しいところですな。
続いてG-6型と。
G-6型最大の特徴は機首の同軸機銃がそれまでの7.92mmから13mmに変更されたことですな。
これがそのままでは収まりきらなかったので、コブ状(ボイレ)の突起が出来てしまったという。
またG-2とG-6の間にG-3/G-4型がある。
ここでタイヤを大型のものに変更して強化。
こちらもそのままでは収まらなかったので、主翼上面にコブ状の突起が出来るんだ。
作ってみた感想のコーナー
基本的な流れや部品構成はG-6型やF-2型と同じかな?
いい意味で他のファインモールド社製Bf109と同じような構成となっている。
塗装など好みで選ぶといいだろう。
このG-2型グリュンヘルツは2種類のマーキングが収録されているが、どちらも一般的なBf109とは異なった塗装で個性的だ。
他のBf109と一緒に並べると一際目立つだろう。
G-6型なんかと違って、2022年現在他のメーカーがあまり出していないのもポイントかと。
調べたところ、1/72スケールで他にはホビーボスやAZモデルが発売していたようですが。
このファインモールド製品でも、マーキング違いのG-2型が発売されている。
やはり塗装の好みで選んでしまうのがいいかと。
今回はこんな感じかな。
うむ。
次回も航空機模型になる予定だ。
どうしても作らないといけないものがあってね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット