ファインモールド社から発売されている、1/72スケールキット。
メッサーシュミットMe410B-1のU2/R4装備仕様を作っていきます。
前回はマーキング作業を行った。
今回はウェザリングを行って、完成まで持ち込むよ。
いよいよ完成かぁ。
偶然残っていた古いデータによりますと、このキットは2016年の8月に購入したようです。
今は2021年の1月。
4年と5ヶ月放置していたことになるかな。
長いように感じるけど、筆者の積みには10年以上のものがザラに……。
あんなものやこんなものも。
とりあえず、今回の作業に入ろう。
やり残した小塗装を行う
ウェザリングに入る前に幾つかやり残した小塗装を行う。
まず機体側面。
ここの国籍マークは白枠のものになっているけど・・・・・
内側をグレーグリーンで塗り潰す。
写真を撮り忘れましたが、
機体左前側面にスカイブルー
主翼下面にシルバー
で塗る部分もあります。
この辺りを忘れずに……。
スミ入れ作業を行う
スミ入れ作業は単純にタミヤの専用塗料を使っているよ。
色はブラック。
適当に流し込んだ後、綿棒やらガイアノーツのフィニッシャーやらでふき取ってやります。
シルバーで塗装剥げ表現
続いてタミヤエナメルのクロームシルバー。
触れたりしそうな場所にチョコチョコ置いて、塗装剥げ表現。
日本機なんかと違って、控えめに行っている。
デカール貼りに失敗したところなんかは、これで全部誤魔化しておくよ。
都合の悪いのものは極力見えなくしておくんだ。
排気管周りを汚す
排気管はクレオスのウェザリングカラーを塗って錆と焼けを。
ステインブラウン
ラストオレンジ
マルチブラック
を使用しています。
排気管から伸びる排気汚れはタミヤのウェザリングマスターで。
Bセットに入っているススを使っているよ。
今回施したウェザリングは筆者のいつも行う3点セットだ。
詳しくは以前も解説しているのでそちらを参照。
排気管汚れに関しては以下の過去記事もおすすめ。
戦車キットに施しているけど、今回のものと同じ工程になっているよ。
つやを消して完成へ
そして、水性のつや消しクリアーを吹きます。
最後に窓枠のマスキングを剥がして、完成となります。
一部窓枠を黒く塗る部分があったので、最後の最後で急遽筆塗りしている。
案の定筆者が写真を撮り忘れた。
とりあえず、完成品で確認しよう。
以下、ギャラリー。
卵型の機首が特徴的だね。
U2/R4装備によって、13mm機銃×2と20mm砲×6の重武装に。
これで重爆撃機に対して高火力を叩き込めるようになりましたな。
ファインモールド社からは各武装違いが発売されている。
内1つは前回述べた通り、裏で進んでいる。
作ってみた感想のコーナー
致命的ではありませんが、胴体左右の合いがあまり良くない感じですね。
よく確認しつつ、作業をしたほうが良さそうです。
機首周りの接着面積が狭いから、整形時に衝撃で接着部分が外れることがあるね。
この辺り注意するといいかな。
それと、上部の風防3パーツ同士を合わせるのが難しい。
乾燥の遅い接着剤だと、途中で剥がれたり。
筆者は禁じ手の瞬間接着剤で速攻をかけている。
幸い曇らなかった。
それ以外は特に問題ないキット。
2021年1月時点で、最も手に入りやすいかつ最も新しい1/72のMe410といえるかな。
今回はこんな感じかな。
さて、もう1機控えている。
そちらの作業に取り掛かろう。
Jawohl.
次回も、お楽しみに!
この記事で作っているキット