
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が先月購入した、ハセガワのF6Fヘルキャットが完成しましたな。
まだ先月購入分のキットが残っているわけですが……。

それを進めたいところだけど……
昨今筆者が様々なキットの部品を紛失した。
その度に捜索隊が出動したのだけど、目的の部品ではない別キットの部品がいくつか見つかった。
過去に部品紛失で止まっていたキットがそのパーツで進められるようになったので、急遽それをを紹介しよう。

ん?
えっと、どういうこと?

「A」というキットや「B」というキットの部品を探したけど見つからず、代わりに以前紛失した「Z」というキットの部品が出てきて作業再開が可能に……みたいな感じです。
今回のお題 フジミ ユンカースJu87G-1スツーカ


今回作るのはこちら。
フジミより
ユンカースJU87G-1スツーカだ。

ここではもはやお馴染みのJu87シリーズ。
G-1型は以前アカデミー製を作ったことがあったね。

今回はフジミ製ですな。
同社のスツーカシリーズはここの開設以前から、筆者は複数組んできたようですが。
Ju87G-1スツーカとは?

今までに何度もこのシリーズは組んでいるので、解説は簡潔に済ませる。
この機体は第二次世界大戦期に活躍したドイツ軍の航空機だ。

初期は急降下爆撃機として、ドイツ軍装甲師団の進撃を支える機体だったね。
んで今回はG型だけど……。

G型は大戦後期に登場。
爆弾を装備したそれまでのスツーカとは異なり、3.7cm砲を2門装備した対戦車攻撃機型だ。
ベースとなったのはJu87の中でも後期生産型といえるDシリーズ。
D-5型以降の延長された主翼を持つのがG-2型。
今回作るG-1型は、それ以前の従来型の主翼を持ったD型がベースとなっている。

ここだとD型は延長された主翼を持つD-5型を以前に組んだね。
それ以前のD型は……。

ここの開設以前に、筆者がフジミ製のD-1/3型を組んだぐらいですな。
そもそもD-1/3型のキット自体が貴重という。

どうもD型よりもB型やG型のほうがキット数が多いみたいだからね。
……大戦後期に登場して活躍したユンカースJu87。
筆者が紛失していた部品を見つけたので、それを再開してみよう。
箱の中身を確認する


それでは箱を開ける。
中身はこんな感じ。

……もうほとんど組み立て完了しているじゃん。

このキットを筆者が購入したのは約15年ぐらい前ですな。
何度か組んで放置してを繰り返していたのですが……
一度完成させようと、5年前の同社製Ju87G-2を組んだ際に後続で進めていたようです。
ところが部品紛失に気づき、この状態で放置。
5年経過した今、紛失した部品が出てきたのでようやく復活したというやつですな。

……15年は放置しすぎじゃないかな?

15年前はまだ筆者が航空機模型素人時代だったからね。
今以上に製作速度が遅かったんだ。
何よりJu87は突起物や迷彩の塗り分けも難しいから、余計に時間がかかる。

ちなみに紛失していた部品は画像左上にある63番と64番の部品。
機関砲左右に付く板状のパーツです。


これだけ見ていてもわからないので、付属の塗装図&パーツ一覧と。
フジミのJu87シリーズは各パーツが金型流用されている。
このキットは主翼以外が前述のG-2型と同じで、主翼はB/R型やD-1/3型のキットと同じものが付属する形だ。

なんか種類が多くて把握しきれないよ。

フジミのJu87シリーズは
- B/R型(インメルマン)
- B/R型(シャークマウス) ここで組み立てて過去記事あり
- D-1/3型(ドーラ)
- D-5/8型(ホワイトミルク)
- G-1型(タンクバスター) 今回作るのはこれ
- G-2型(カノーネンフォーゲル) ここで組み立てて過去記事あり
となっていますな。
ここではこのキット以外は2種類しか組んでいませんが、開設以前のを含めると筆者はこのG-1型以外全て完成させています。

収録された塗装・マーキングは2種類。
- 対戦車攻撃実験中隊
- 第1急降下爆撃航空団第1飛行中隊
となっている。
スピナーや識別帯など、細部の塗り分けが異なるのみだ。
今回はボックスアートにもなっている赤いスピナーが特徴的な対戦車攻撃実験中隊のマーキングで仕上げてみよう。


付属デカールはこちら。
切り抜かれているのは操縦席の計器板部分ですな。

鉤十字は白枠のみのが付属。
このタイプのは何気に貴重で流用が難しいから、最初から付いてくるのは嬉しいところだね。
次回、製作開始!

というわけで今回はここまで。
次回からこのキットを組み立て再開しよう。

とりあえず本体はほとんど組み終わっているから、そっちはダイジェストになりそうだね。

基本的には以前組んだG-2型の延長型主翼をB型の従来型主翼に差し替えただけですからね。
それらを参考にしていただければよいかと。

塗装やマーキングなどをメインに取り上げていくことになるだろう。

続きは次回!