フジミ模型の瑞雲11型を作っていきますよ。
前回までで組み立て作業が終わった。
今回は塗装やマーキング作業を行おう。
今までの放置プレイが嘘のように進んでいるね。
何年放置しましたかな。
詳しいことは不明だね。
このキットの発売が2014年末だから、最長6年位になりそうだけど。
下地系の塗装
まずは下地を作る。
筆者は風防の内側に機内色を塗るので、最初にRLM02グレーを吹き付けている。
その次はサーフェイサー。
今回は1200番のグレーサフを機体全体に使っています。
あれ、今回はちゃんとサーフェイサーを全面に吹き付けるんだ。
筆者はいままで時間と経費を節約する目的で部分的にしか吹いてこなかったのですが、後の作業中に塗装が剥がれる事故が多発したのが気になりましてね。
その後は主翼前面に日本機お馴染みの黄色い識別帯を塗る。
ここは黄橙色をベタ塗りだ。
ちなみに筆者が塗り終わった後気付いたんだけど、この部分はデカールが付属する。
あらら。
ただ筆者は翼内機銃を接着済みでしたからね。
デカールの場合翼内機銃と被るので、デカール貼り付け後に機銃を取り付けたほうが良さそうですな。
プロペラもここで塗ってしまう。
毎度お馴染みの赤褐色だ。
下面の塗装
続いて黄橙色をマスキングして、下面色を塗る。
今回は指定通り、Mr.カラーの明灰白色(三菱系)を使用。
瑞雲って三菱じゃなくて愛知の飛行機なんだよね。
日本機はメーカーによって塗料の色が微妙に違うらしいけど、今回はとりあえずこれで。
零戦なんかも零戦飴色論争というものがあるようですな。
後は経年によって色味が変わったりすることもあるので、あまり深く考えるのもどうかと。
深く考えすぎて手が止まった結果が積みの山だ。
上面の塗装
そして上面色。
マスキングは主翼付け根など最低限にして、フリーハンドで塗り分ける。
ここはやはり指定通り暗緑色(中島系)で。
三菱の次は中島……。
もはやごっちゃだね。
迷ったらとりあえず指定の色を塗るのが筆者の思考パターンです。
ちなみに説明書では「水性ホビーカラーH59 Mr.カラーC15 濃緑色」と表記されている。
濃緑色は「C16 濃緑色」「C129濃緑色(中島系)」としても別に存在する。
ラベル表記を見た感じ、そっちのは陸軍機向けの色のようだね。
勿論、好みで塗ってしまって問題なさそうですな。
台車はこれまた指定通り、黒鉄色で塗る。
メタリック系は塗膜がキャンディ状で厚くなりやすいので注意しつつ……。
筆者は昔戦車の履帯はこれでほとんど片付けていましたな。
ここまででこんな感じに。
あれ、爆弾は?
台車のタイヤを塗るのと一緒に筆塗りする予定だ。
マーキング
こちらがキット付属デカール。
垂直尾翼の機番は黄色と白の2種類が付いてくる。
キットの指定では前者を使う。
フロート前面のラインデカールが余るね。
筆者はここの開設以前フジミのキットを今まで幾つか作っているけど、どうもラインデカールが余ることが多いね。
ちなみにこの赤いラインはプロペラ回転範囲の警告線とのこと。
うっかりこの線の上に乗ったりすると回転するペラに巻き込まれて・・・・・・。
水平尾翼のデカールも余るね。
ここはモールドに合わせてデザインナイフで切り取り、テープを貼り付けて剥がすよ。
今回の戦果
デカールを貼るついでに細部の塗装をする。
これで全体はこんな感じに。
日の丸が付くと一気にそれらしくなるね。
生き生きしてくるというか。
機首がもげていますな。
完成直前に接着するから大丈夫だ。
今回はここまで。
後はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版