
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は苦戦しつつも筆者のベテラン積みであったHe70が完成しましたな。
今回は……。

せっかくなので一緒に紹介したいものがある。
なので今回は積み山からそれを引っ張ってきた。

このパターンって大体似たようなものが出てくるんだよね。

どうなるやら。
マッチボックス ハインケルHe170A


今回作るのはこちら。
マッチボックスより
ハインケルHe170Aだ。
選択式キットなので、正しい製品名だと
「ハインケルHe70F-2/He70G-1/He170A」
なんだけどね。

同じ機体だけど、違うメーカー……。
というか初めて聞く名前だね。

マッチボックスはミニカーで有名なブランドですな。
元々はイギリスのレズニー社のブランドだったようですが、1982年に同社が経営破綻。
現在はアメリカのマテル社傘下のようです。
プラモデルに関してはドイツレベルの傘下になったようですが。

前回のドイツレベルのHe70はICM製品だったけど、マッチボックス製品を使ったものも発売されていたとか言っていたよね。
ハインケルHe170Aとは?

ハインケルHe70に関しては前回作ったドイツレベル(ICM)版で語ったので、詳細はそちらを参考にしてもらいたい。

元々は1930年代前半に開発された郵便・旅客機。
それが後に軍用の偵察機・爆撃機として使われたってやつだよね。
発火しやすい材料を使っていたから、前線からはすぐに引き上げられたようだけど。

今回のキットは
- 軍用の偵察・連絡機型のF-2型
- 民間の旅客機型のG型
も選択できる。
今回選ぶのはHe170A。
He70Kとも呼ばれる。
これは東欧のハンガリーによってライセンス生産されたハインケルHe70だ。
空冷の星型エンジンWM-K-14に換装されているため、機首の形が大幅に変わっているのが外見的特徴となる。

エンジンのほうもフランスのノームローン社のものをライセンス生産したものだとか。

ドイツの本体にフランスのエンジン……
ハンガリーは戦車もそうだけど、ライセンス生産したものが多いね。

18機生産され、独ソ戦初期の1941年~42年に使用されたとされている。
やはり前線での活躍期間はそこまで長くなかったみたいだけどね。

代わりにより旧式のハインケルHe46が偵察任務に駆り出されたようですな。

後の航空機にさまざまな影響を与えたハインケルHe70。
空冷エンジンを搭載したハンガリーのライセンス生産型、He170Aを作ってみよう。
箱の中身を確認しよう


それでは箱の中身を確認しよう。
箱はいわゆるキャラメルボックス式。
横から開けるタイプだ。

この手の箱は隙間が部品が飛び出て紛失していないか心配なんですよね。
強度もそこまで高くないので、長期の積みにも向いていないですし。


ランナーは通常ランナー3枚にクリアーランナー1枚の計4枚。
元がミニカーのブランドだからか、妙にカラフルな成型色が特徴だ。

スケールモデルとしては珍しいね。

マッチボックス製品の中にはピンクとか水色とかを成型色にした製品もあるようです。
ただ作る側としては、傷や合わせ目の確認がしづらいのが難点ですな。


付属デカールはこんな感じ。
3種類の塗装に合わせて、デカールも豊富だ。

ずいぶん古そうだけど大丈夫かな?

このキット、初版は1988年頃のようですな。
仮に初版だった場合は35年前の製品ということになります。


付属の紙媒体。
説明書と謎の注意書き紙だ。

塗装図が小さくてわかりにくそう。

詳しくは後述しますが、箱の底面にはカラーのものが掲載されています。
そちらも参考にすると良さそうですな。


説明書はペライチ。
少しゴチャついていてわかりにくいけど、これは部品選択が多いため。


今回は3番のHe170Aで組み立てる。
なので実際に従う組み立て図はこんな感じだ。

左上には日本語解説があるね。
「下図の部分は組立て前に色を塗り、黒字の数字に従って、まず小さな部品を組立て、さらに黒印の白ぬき数字に従って全体を組立てる。2つの半分の胴体を付け合せる前に、穴Hが汚れている場合はきれいにする」
って。
前半はともかく後半がちょっとわかりにくいような。

おそらく
「2つの半分の胴体を付け合せる前に、穴Hが汚れている場合はきれいにする」
という表記は
「部品同士を組む前に、『H』の文字で指示された場所に穴あけをする」
という意味かと。

後に判明したんだけど、「H」の文字の部分はほとんどが穴あけ済みになっている。
寧ろHe170Aで組むとしては余計な穴が開いているので埋めることに。
それと部品の塗装と組み立ての順番はこっちでやりやすいように変更する。

スケールモデルあるある。
「説明書の組み立て手順を無視したほうがやりやすい」
だね。

単純に塗料や接着剤の乾燥待ちで手順を飛ばさざるを得ない箇所が多いんだ。


収録された塗装は3種類。
- F-2型(スペイン内戦・反乱軍所属機)
- G-1型(ルフトハンザ所属機1935~36年)
- 170A型(王立ハンガリー空軍所属機)
ですな。

塗装によって使用するパーツが異なるので先に選んでおこう。
今回はタイトル通り、塗装図3番のHe170Aで作る。
先ほど説明書で残した部分だけを組み立てる。
次回、製作開始!

今回はここまで。
次回から組み立てを開始する。

古そうなキットだけど、今度はどうなるのやら。

これも例によって筆者が中古品で7、8年前に確保したものですな。
箱の値札によると、1250円です。

ドイツレベルのICM版を作ったついでに、一緒並べたいところ。
詳しいことは実際に作り始めてから確認しよう。

続きは次回!