HGUCのゲルググJ(イェーガー)を製作していきます。
前回は胴体の改造を行い、月末の集計をして終わった。
2021年8月の最初である今日は残る脚と武器、そして手首を進めていこう。
ようやく組み立て完了かぁ。
関節を改造するとなると手間だけでなく、切り貼りするので強度面の問題も発生しますな。
この辺色々と考える必要があるね。
無闇に可動範囲を増やしてもたいした効果が得られなかったり、強度不足で破損しやすくなることもある。
どういう目的で改造するのか。
・・・・・・っていうのが大事なのかな?
それでは作業を再開しよう。
脚部の組み立て 足首関節を改造する
本キットの脚部はこんな感じ。
一昔前に一般的だった、ボールジョイントの股間接や真っ二つの脛・腿が特徴だ。
膝関節はグレーの1パーツとなっている。
腿はモールドが合わせ目を兼ねているけど、脛は完全に真っ二つ。
ここは合わせ目処理したほうが良さそうだね。
足首部分はご覧の通り、片側ボールジョイントの単純な作りになっている。
このままでもまあまあ可動するけど、今回はここを少し改造してみよう。
それと正面からではわかりにくいですが、脛後部にはポリキャップ接続でバーニアが内蔵されています。
説明書では脛外装で挟み込むように指示されていますが、ここはポリキャップだけ残して挟み込めば後からでも取り付けられます。
足首関節改造で使うのは、前回の肩関節改造時でも出たホビーベースのダブルボールジョイント。
今回は中サイズの受け1つとジョイント1つを使う。
あれ、もう1つ受けは使わないの?
もう1つの受けの代わりに、足首のポリキャップをそのまま使う。
とりあえず足首B17パーツ・B24パーツの元の関節を切り取って、代わりの関節が収まるようにする。
収まるようだったら、瞬間接着剤で仮り留めする。
ホビーベースのパーツはABS樹脂。
プラセメントでは接着できないんだね。
これだけでは強度が心配なので、やはりエポパテを盛る。
ここも盛りすぎると汚くなったり、内蔵されているバーニアに干渉するのでほどほどに。
これで足首関節の改造は終了ですな。
筆者としてはゲルググJよりも、寧ろ同じような構造をもつ、同時期に発売されていたHGUCリックドムIIに行うのがおススメだとか。
リックドムII、筆者もここの開設以前作りましたが、あちらは形状上ゲルググJよりも可動範囲が狭くて設置性が悪いんですよね。
あとは合わせ目消し。
ポリキャップなど必要なパーツを忘れずに組み込んでおこう。
そういえばこのキット、膝部分の裏側にも合わせ目が来るね。
外から見えるけど、奥まった部分だから整形が面倒・・・・・・。
ここは適当に薄手のプラ板を切り出して、上から貼り付けて合わせ目隠しをします。
ずいぶん前に筆者がHGUCガンダムの肉抜き穴を隠したときのように・・・・・・。
足首と腿は整形のみ。
これで脚部は組み立て完了ですな。
見た目はあまり変わっていないけど、足首の可動範囲が微妙に増しているようだね。
武器と手首の組み立て
ゲルググJの付属武器はこのビームマシンガンのみです。
マシンガンとなっていますが、単発の狙撃も可能なようです。
狙撃用ビームライフルという、名前だけだとよくわからない使用用途の武器だね。
ザクマシンガンも単発のライフル銃として使うことが出来たはずですな。
この武器は合わせ目が面の上に出ている。
接着剤だけでは消すのが難しいので、パテを塗って削って埋めている。
昔の筆者だったら投げている部分ですな。
武器は以上。
手首はキットでは
右銃持ち手・左握り手・左平手
の3種類のみ付属する。
今回はこの部品をビルダーズパーツに置き換え。
付属の3種類に加えて、右握り手を追加した4つを用意する。
ビルダーズパーツは成型色が幾つかあるね。
筆者はメカニックカラーを使っているけど、どっちにしろ後で塗装するからあんまり関係ないね。
ビルダーズパーツもガンプラ同様、2021年8月現在ちょっと入手が難しくなってきたような・・・・・・。
右銃持ち手と左平手はそのままだとビームマシンガンと上手く合わなかった。
なので指の関節部分で一旦切り離し、角度を変えて再接着している。
このハンドパーツは2セットずつついてくるね。
失敗しても大丈夫・・・・・・。
マシンガンのほうは人差し指の角度を変えてみた。
そのままだと指が伸びて上手くトリガーにかけられなかったので、画像のように。
というかこのマシンガンのトリガーが独特の規格なんですよね。
逆にトリガーを他の武器のものと取り替えるという案もありますな。
今回の戦果
平手はただのパー状態から銃身を握れるように角度を調整。
画像のようになった。
各部の関節を改造して、いい感じに構えられるようになったね。
各部の組み立てが終わったところで今回は中断しよう。
次回は塗装作業から再開することにする。
続きは次回!
この記事で作っているキット