フジミ模型の彩雲11型を作っていきますよ。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングなど仕上げ作業をして完成させよう。
3年目の2つ目の完成品だね。
気がついたら今月も残り少ない。
もう1つ完成するかどうか・・・・・・。
次のキット次第ですね。
前も少し触れたけど、1/72の航空機キットは作りやすいのから作りにくいのまで様々だ。
同じメーカー内の製品でもこの辺ばらつきがあったり。
スミ入れ作業
まずはスミ入れ作業。
タミヤの専用塗料を流しこんでから溶剤で余分なものを拭き取ります。
カウリングの黒い部分はグレーで。
その他の部分はブラックを流し込みます。
今回の作業はいつもの3点セットなんだよね。
というわけで例によって過去記事も置いておくよ。
銀剥がし作業!
続いて銀剥げ表現を。
タミヤエナメルのクロームシルバーで塗装が剥がれた表現を行います。
カウリングの端や風防周辺など、動いたり衝撃がかかりそうな場所を中心に・・・・・・。
風防部分は風防側にテープで簡易的にマスキングをしながらやると、胴体側だけに銀色が付着してそれらしく。
ここはとにかく液体を塗った感じを出さないように・・・・・・。
排気管汚れを施す
3つ目は排気管汚れ。
錆部分はウェザリングカラー。
スス部分はウェザリングマスターを使っているよ。
彩雲は排気管が小さくカウリングも黒いので、これらの汚れがあまり目立ちませんな。
やらなくても良かったかな?
つやを消して完成へ・・・・・・
最後につや消しクリアーを吹き付けて整えます。
その後は窓のマスキングをはがして、脚や増槽を取り付け。
ピットマルチ君で着脱可能にしています。
最後まで忘れていたクリアーパーツの翼端灯はこの段階で塗っている。
これで完成だ。
以下、ギャラリー。
フジミ 彩雲11型 完成!
なんというか、正統派に見えて独特な形にも見えますな。
胴体後部の伸びた感じというか。
後部に伸びた印象はあるけど、幅は比較的狭い。
これは主翼折りたたみ機能が無くても空母に搭載できるように設計されたためだとか。
・・・・・・なんか主翼下面の日の丸の位置が左右で違うんじゃない?
アホな筆者が完全乾燥させたあとで気付いたらしい。
今回の失敗点の1つだね。
写真では写っていませんが他にも幾つか失敗点があるとか。
床下の窓部分に瞬間接着剤を付着させてしまい、クリアパーツが汚くなっているとか。
上手い具合に増槽で隠れているみたいだけど。
作ってみた感想のコーナー
ちょーーーっと苦戦したかな?
主翼と胴体の合わせ目部分や風防等、隙間が目立つ箇所が幾つかある。
それと後部座席の計器板はプラ板による自作が必要。
これらの点から初心者には少し厳しいように感じるね。
ある程度腕に自信がついてきた人向けですかな。
金属製のピトー管やクリアーパーツ化された翼端灯など、上級者が改造しそうな部分は最初からそれ用の部品が付属するのは利点。
初心者には厳しいとは言ったものの、現時点では1/72スケールで手に入りやすい彩雲のキットはこのフジミ製ぐらい。
少し前にはソード(Sword)社から派生種と共に発売したらしいけど、どうやらこちらは簡易インジェクションキットらしいね。
彩雲じゃないけど、筆者はこのメーカーのキットを幾つか持っていたね。
そのうちレビューしないと。
彩雲に関して他に・・・・・・
筆者はデカールに苦戦しましたが、これは中古品だったのが主な要因。
新品なら問題ないはずです。
現在は夜間戦闘機型や改(12型)との選択式である改訂版が発売していますが、ちょっとお値段が跳ね上がっているのが気になるところですね。
その辺り中古品を買うときは注意が必要だ。
・・・・・・そんなこんなで今回は終了にしよう。
次回も、お楽しみに~。