マイクロエース社から発売されています、九七式司令部偵察機を作っていきます。
前回は塗装が終了した。
今回はマーキングなどを行い完成させる。
珍しく引き伸ばしがない感じかな?
今回のキットはそこまで苦戦しなかったからね。
寧ろ最近の別のキットのほうが引き伸ばしすぎというか・・・・・・。
部分塗装とマーキング
まずは筆で細かい塗り分けを。
とはいっても比較的少ないですね。
主脚のタイヤ、ピトー管のシルバー等など。
プロペラの赤い警告線。
最近のキットではデカールが付いているけど、このキットにはないよ。
面相筆で線を引こう。
続いてマーキング。
比較的マークは少ないので、貼るのは容易。
デカール資材でモールドに馴染ませてやろう。
胴体の白帯は長くて少し余る。
重ねることも出来るけど、微妙に重ねた部分が濃く見えるね。
気になる人はカットしたり、塗装で塗り分けるのがいいかも。
筆者はあまり気にしていないからそのままだけど。
今回はとりあえずデカール両端が機体下部で合うようにしています。
間違えた排気管を修正する
前回少し触れた筆者の間違い。
ここで気付いたので修正します。
28番の排気管に接着していた29番の排気口パーツを外し、27番のパーツに取り付けます。
28番パーツは細長い排気口が一体成型されている。
27番パーツは排気管の中に一部太くなっている部分があるから、そこに29番パーツを取り付けよう。
ウェザリング!
さて、ここからウェザリングですが・・・・・・
画像がこれしかありませんね。
同じことの繰り返しで筆者自体が飽きちゃったのかな?
とりあえずいつもの3点セット。
スミ入れ・銀剥がし・排気管汚れ
を行っているよ。
詳しくは過去記事を参照に・・・・・・。
強いて違いを挙げるなら・・・・・・。
今回の九七司偵は迷彩が特徴。
なのでそれを隠すような派手な汚しは行っていない。
まだ日本軍が優勢だったときの機体をイメージしてというのもあってね。
最後につや消しクリアー。
全体を落ち着かせるよ。
そしてマスキングテープを剥がして各部を組み立てます。
エンジンやプロペラ部分は先にそれぞれを組み合わせてから機首に取り付けます。
形が形なので少し作業しづらいですが。
風防の頂点には48番パーツを接着後、クリアーレッドで塗る。
先に取り付けていると塗装の際に邪魔そうだったのでここで取り付けることにした。
余談だけどこの完成直後、筆者が一度落下・破損させている。
何とか修理は出来たようだけどね。
とりあえず、これでようやく九七司偵が完成。
以下ギャラリーだよ。
マイクロエース 九七式司令部偵察機1型 完成!
大直径のエンジンで不釣合いに広がった機首が特徴だね。
このあと発動機を900馬力のハ26に換装した2型が登場。
その2型の細部を海軍仕様に改めた九八式陸上偵察機11型。
そしてその九八陸偵11型の発動機を940馬力の栄12型に換装した九八陸偵12型。
・・・・・・と派生していくんだ。
派生種は小型の発動機になったからか、すっきりまとまった感じ。
作ってみた感想のコーナー
なんか小さくて可愛い感じ。
スパッツ付きの固定脚がいいね。
元の金型が古いのか、かなりバリで荒れたパーツのキットが多いイメージのマイクロエース製品だけど、このキットはわりと綺麗に成型されている。
部品の合いも良好なほうで、比較的組みやすい部類だとは感じるかな。
古い割りに凹モールドなのも魅力だけど、わりと浅めなのでヤスリがけで消えやすいので注意。
偵察機であり比較的旧型の日本軍機なので、窓のマスキング部分が多いところが唯一苦労する箇所ですかな。
塗装に関しては迷彩以外に単色塗装(カウリングのみ塗り分け)があるので、迷彩が苦手な人も安心です。
他のマイクロエース製品同様値段が比較的安価なところも利点。
この他に1/72スケールの九七司偵はハセガワ社が出しているぐらい。
あちらは2021年8月現在は定番外なので、入手製でもこちらが上かな。
今回はこんなところでしょうか。
そうしよう。
このキットは今回で完成だけど、次もちょっと九七司偵に関わることになりそうだ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット