模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は今月初頭に新発売した、タミヤイタレリシリーズのセモベンテM42 da75/34が完成しましたな。
今回は中断していた企画を再開するようですが・・・・・・。
うむ、ハセガワA帯日本機祭りを再開する。
同シリーズにラインナップされている日本機は7種類。
今回はその3番目となる。
残るのは一式~四式戦、そして九七艦攻だね。
なにが来るかな?
残りはほとんど戦闘機ですな。
・・・・・・というか先行した2つも戦闘機でしたな。
ハセガワA帯日本機祭り其の3 一式戦闘機 隼二型
今回作るのはこちら。
ハセガワA帯シリーズのNo.1。
一式戦闘機 隼だ。
帝国陸軍を代表する戦闘機だっけ。
以前はフジミ製品を作りましたが・・・・・・
あちらが一型なのに対して、こちらは二型のようですな。
一式戦闘機 隼とは?
この航空機は第二次世界大戦期の大日本帝国陸軍を代表する戦闘機だ。
キ番号はキ-43。
連合軍によるコードネームはOscar(オスカー)
飛行第64戦隊、加藤隼戦闘隊が有名ですが・・・・・・
このキットには収録されていないようですな。
詳しい中身については後述ですが。
それまでの日本陸軍での主力戦闘機は単葉固定脚の九七式戦闘機だった。
ただ欧州ではドイツ軍のBf109やイギリス軍のスピットファイアなど引き込み脚の新型機が登場していた。
そのため日本陸軍は九七式戦闘機に代わる戦闘機キ-43の開発を、中島飛行機に一社特命で要求した。
これが後に一式戦闘機隼になる。
九七式戦闘機・・・・・・
なんか脚が可愛いね。
ちなみに筆者は単葉固定脚の航空機が好みのようです。
ここの開設以前にハセガワのキットを作っていたような。
隼は九七式戦闘機同様、軽武装で旋回性能を重視した設計となっているのが特徴だ。
余談だがこの頃、前述の欧州戦闘機の影響を受け「速度と上昇力を生かした一撃離脱戦法を得意とする重戦闘機」の案が登場。
そちらもキ-44と言う試作名で進んでいる。
こちらは後に二式単座戦闘機「鍾馗」として採用される。
こっちの戦闘機もハセガワA帯の一員になっているね。
そのうち登場するかな。
(追記 筆者が作り始めたよ)
話しを隼に戻して、今回作るのは二型。
先に登場した一型の発動機がハ25(950馬力)だったのに対して、二型はハ115(1150馬力)
隼の主力型ともいえる存在でシリーズ内では最大の生産数を誇る。
発動機の換装などで機首周りにこまごまとした違いがあるけど、一番わかりやすいのはプロペラ枚数。
一型が2翅だったけど、二型では3翅となっている。
二型自体も生産時期によって多少外見や装備にバラつきがあるけど、プロペラ枚数はどれも3翅だ。
発動機の出力。
筆者がググったものだと1150馬力ですが、付属説明書では1100馬力となっていますな。
どっちが正しいのか・・・・・・。
零戦が海軍の主力だったのに対し、陸軍はこの隼が事実上の主力機。
生産数も零戦に次いで2位、陸軍機では1位となっている。
そんな大日本帝国陸軍主力戦闘機を今回は作ってみよう。
中身を確認しよう
箱の中身はこんな感じ。
説明書にデカール、デカール貼り解説書にランナーの袋だ。
最近のものと同じ袋閉じ方法ですな。
昔のと比べて手で開けにくくなった感じがしますね。
昔のハセガワA帯キットはポテチの袋みたいなシールのされ方をしていたからね。
引っ張るだけで開封できたんだ。
ランナは計3枚。
内1枚1パーツのみがクリアーパーツとなっています。
A7番パーツの環状潤滑油冷却器は不要パーツとなっている。
これは極初期の二型まで使われていたようだね。
ちなみにこのキットのパーツは凸モールドだ。
付属デカールはこんな感じ。
2013.6って記述がされているね。
その時期に改定されたものということですかな。
説明書の端には1987.9と表記があるので、発売は更に前のはずですが。
塗装は2種類。
飛行第50戦隊の穴吹軍曹機と、飛行第59戦隊の広畑曹長機となっている。
今回は前者、穴吹軍曹機で作ってみる予定だ。
どうやらコクピット後部や排気管など、一部選択式の部品があるようです。
作る前に決めておきましょう。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から早速組み立て作業に入ろう。
なんか部品数も少ないし、直ぐ完成するかな?
実は既に完成しているというのは内緒ですよ。
じゃあもったいぶらずに早く紹介しないと・・・・・・。
そうしたいところだけど……
筆者の作業に記事が追いついたり、記事が長くなって重くなるから何回かに分割する。
そういうことですな。
続きは次回ですぞ。
この記事で紹介しているキット