タミヤから発売されています、1/72スケールの飛燕を作っていきます。
前回は塗装まで進めた。
今回はマーキングとウェザリングを行って完成させよう。
今年第1号の完成。
・・・・・・と思いきやこれは大晦日に完成してたんだよね。
厳密には「今年1号の完成品記事」ですな。
昨年最後の記事、KV-1Eの製作記の最後に写っていますな。
さて茶番はさておいて、今回の飛燕をまとめよう。
マーキング
こちらが製作前に撮影した付属のマーキング。
65・66番の計器板&シートベルトは既に機内で使用済みです。
一部細かい注意書きもあるけど、塗装による選択が多いので思ったより使うマーキングは少ない。
貼り付けるとこんな感じ。
水平尾翼に貼る55・56番のマーキングは筆者が貼るのに失敗したらしく、抹消されたけど。
後でウェザリングして誤魔化そう。
垂直尾翼の部隊マークは赤色と黄色が付属。
塗装図では左右でそれぞれ別の色で貼るように指示されている。
ただ筆者は赤色で統一している。
なんで2種類あるのかな?
詳しいことは不明ですが・・・・・・。
写真が白黒のものしかなく、実際何色で描かれていたか不明だったからというものではないかと。
ウェザリング作業!まずはスミ入れ
ここから先はウェザリング。
まずはスミ入れ。
タミヤのスミ入れ用ブラックをモールドに流し込んで、エナメル溶剤で拭き取り。
拭き取りはダイソーの綿棒で大まかに拭き取り後、ガイアノーツのフィニッシュマスターで本格的に拭き取り。
筆者はケチなので安い綿棒を動員していますが、ほつれた糸くずがキット表面に付着することがあるので注意です。
本キットの場合、主翼付け根の滑り止め部分の凸凹は引っかかりやすいので特に注意ですな。
綿棒が引っかかる凸凹部分は擦って拭き取るというよりは、叩くようにして拭き取るといいかな。
ともかく最後はフィニッシュマスターで仕上げだ。
銀の剥げチョロ表現
続いて塗装剥げ。
タミヤエナメルのクロームシルバーを使い古した筆などで乗せていく。
主に操縦席周りやモールド周辺など、ぶつかったり振動が加わりそうな場所を中心に施してみる。
画像にはフィニッシュマスターが写り込んでいるけど、これはこの作業には関係ないので注意。
日本軍の飛行機は割りと塗装剥がれが激しいイメージがあるね。
なので今回は強めに。
排気管汚れ
その後は排気管汚れ。
本体の錆汚れはクレオスのウェザリングカラー、ステインブラウン。
排気口やその後ろの煤はタミヤのウェザリングマスターBセット。
収録されているススとサビの2色を混ぜて使っていますな。
これでいつもの3点セットウェザリングが完了。
詳しくは過去記事だよ。
最後の仕上げ
最後にタミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシで吹き付けて仕上げ。
乾燥後は各部マスキングを剥がして出来上がりだ。
思ったより早く出来上がりましたな。
以下、ギャラリーとなります。
タミヤ 1/72 三式戦闘機飛燕一型丁 完成!
せっかくだから、以前作ったハセガワ製品とも並べてみよう。
流石に発売された年代が違うので、後発のタミヤのほうがディティール面では優勢ですな。
ハセガワ製品は増槽が付いてくるところがミソかな?
こちらについては過去記事参照だよ。
作ってみた感想のコーナー
安心のタミヤクオリティ。
勿論いい意味でだよ。
やはり部品がかっちり合うのでほとんど調整不要。
スラスラと組み立てることが出来る。
筆者は機体底面の冷却器を後から組み立てていたけど、これは最初のほうに接着してしまったほうが良かったかもね。
冷却器だけは接着時に隙間が出来てしまいましたね。
筆者が急いで組んだため、中に組み込むパーツが引っかかったのかも知れません。
皆さんはじっくりと進めてください。
塗装は3種類から選べるけど、Aパターンは主翼の機関砲部分の穴埋めが必要になる。
Bパターンは胴体左側面にベンチュリー管を取り付け、斑迷彩を施すことになる。
それらが難しいと思った人は今回筆者が作ったCパターンの塗装がおススメ。
加工箇所が少なく、塗装も単純な塗り分けだ。
どの塗装も機体底部に0.8mmの穴開けが必要なのは共通だけど。
以前作ったハセガワ製品との比較は・・・・・・。
後発のキットだけ合って程よくはっきりしたモールドや合いのいいパーツなど、ディティール面ではタミヤ製品が優れている気がするね。
ハセガワ製品は定価税込み880円(2022年1月現在)と安価なのと、増槽が付属するのが特徴だ。
それと合いの良さですぐに形になるタミヤ製品に対して、ハセガワ製品は部品の少なさですぐ形になる。
サクサク組むか、少ない部品で一気に形にするか・・・・・・。
同じ機体のキットではあるけど付属マーキングは全く別のものがセットされている。
マーキングで選んでしまうのもありだね。
筆者のおススメはどちらですかな。
「両方買え」
だってさ。
結論になっていませんね。
さては案件ですかな。
どっちも極端に高いわけじゃないし。
今回はここまで。
次回はまた別のキットに挑戦しよう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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