タミヤMMシリーズより、九七式中戦車チハを作っていきます。
前回はキット内容を紹介した。
今回は足回りや車体下部、飛ばして砲塔を組むことになる。
珍しく関東南部でも雪が降っているみたいだね。
こういう日は冬季迷彩の模型が作りたくなりますな。
そうしたいところだけど、完成する頃には雪解けしていそうだね。
とりあえずチハを進めていこう。
合わせ目接着
まずは合わせ目が見える部品から接着貼り合わせてしまいます。
見た感じ主砲と車体右ですな。
後者は先に車体上部に車体前面のC3番パーツを接着してから組み合わせてください。
リベット部分に接する形で合わせ目が出来るから、削るときは注意だね。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
車輪の組み立て
それでは組み立てていきましょう。
まずは車輪類から。
転輪はボギーにセットされたものと単品のものがあります。
後者は内部にポリキャップを仕込むのを忘れずに。
起動輪もポリキャップ内蔵です。
ボギーのものは塗り分けのため、ここでは接着しない。
キャップ部分のA12番パーツが細かいので注意。
筆者はここで一個紛失してしばらく作業が止まった。
転輪だけでなく、コイルスプリングも組むけど・・・・・・
凸凹しているからかちょっとパーティングラインの整形が難しいね。
削りカスが目詰まりしやすいというか。
そこは流し込み式の接着剤の筆で軽くなでるといいですよ。
浸透力が強いので削りカスのような極薄・極小のプラは溶けて消滅します。
車体下部の組み立て
転輪達は一度中断。
車体下部の組み立てに移ります。
内部に電池を入れたりケーブルを通す穴が空いていないことから、古いキットですがモーターライズ製品の流用ではなさそうです。
後部にランナーが挟まっているね。
ここは切り落としておこう。
先ほど転輪と一緒に組んだコイルスプリングなど各部足回りの部品を取り付けていくとこんな形に。
キットでは左右で似たような形の違う部品の番号を取り付けていく。
筆者は楽をするために普段はその工程で必要なパーツを一気に切り出して整形しているけど、ここは
「1つ切り出して整形して接着」
を繰り返したほうが良さそうだったのでそうしている。
砲塔の組み立て
・・・・・・あれ、砲塔に飛んだよ。
紛失した部品を捜索していて足回りが止まっているので、先にこちらからお送りします。
本キットの砲塔はチハ車初期の57mm砲搭載型となっております。
主砲はポリキャップ類が取り付けられていませんが、プラ製で軽い57mm砲なので特に問題ありません。
後に長砲身47mm砲を装備して対戦車能力を向上させたのが「新砲塔チハ」だっけ。
今回の戦果
組み立てるとこんな感じに。
ハッチは一体成型の閉じた状態のものと、2パーツに分かれた開いた状態のものの選択式になっています。
今回はとりあえず2パーツ型にしておきます。
キューポラ後部にある機銃架は接着せず可動式にしています。
鉢巻みたいな手すりがなんかいいね。
あれは手すりではなくアンテナだそうです。
ちなみに対空機銃を作っていますが、本来は砲塔後部や車体前面に装備されている機銃を取り外して使っているとか。
なので基本的に同時に装備していることはありません。
ドイツ軍戦車の対空機銃も、たしか砲塔の同軸機銃を取り外して使っているんだけ。
今回はここまで。
次回は車体上部の組み立てになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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