ハセガワD帯シリーズより、零戦五二型を作っていきましょう。
前回はコクピット周辺を組み立てて、主翼と胴体を合わせたところで中断した。
今回は残りの細かい部品を取り付けて、組み立て作業を終える予定だ。
4月になって一週間が経過しそうだね。
画面の向こうの皆はどんな新年度を過ごしているかな?
新年度ということは、今年がもう4分の1終わってしまったわけですが……。
時間の流れはあっという間だ。
さて今回の作業を開始しよう。
放っておくと時の流れとともに、また筆者が新しい積みを増やすからね。
昨日何やら筆者が通販サイトを物色していましたが……。
待ち時間の整形作業
これは……。
前回の接着作業後、乾燥待ちの時間に筆者が整形を済ませた部品達だ。
一部の部品は紛失防止のためランナーについたままとなっている。
画像右側の部品達はこの五二型では不要の余剰パーツだ。
尾翼とか主脚とか、なんか似たような形で違う部品は大丈夫かな?
先に切り取るとわからなくなりそうな。
筆者はその場合デザインナイフを使って、死角になる場所に部品番号を刻んでいる。
尾翼の場合は平たい取り付けピンに。
主脚はタイヤで隠れる内側部分にね。
プロペラの組み立て ~接着が先か塗装が先か~
プロペラも組み立て済み。
キットのプロペラは羽が一枚ずつ独立して成型されているのが特徴だね。
塗装図3番の岩本飛曹長機と2番の261海軍航空隊所属機は全体が赤褐色だ。
ただ塗装図1番の瑞鶴搭載機はスピナーがシルバーで羽は赤褐色となっている。
そちらで作る場合は塗装が済むまで接着しないのも手だろうね。
今回は岩本飛曹長機なので先に接着して進めてしまいましょう。
尾翼を取り付ける
続いて尾翼を取り付け。
これでいわゆる「士の字」となる。
水平になるよう取り付けよう。
ついでに座席後部のC23番パーツも接着と塗装を。
ここは風防を被せる前に取り付けておきましょう。
合わせ目をパテで埋める
主翼と胴体の後部合わせ目はモールドを兼ねている。
だた今回はモールドと呼ぶには大きな隙間だったので、パテを使って一度埋めている。
まずはラッカーパテを盛って……。
タミヤのベーシックパテはラッカー系塗料と同じような成分なので、ラッカー系溶剤で溶ける。
ヤスリを使わなくても、溶剤を染み込ませた綿棒とかで擦って均すことができる。
なんかまっすぐな合わせ目だから、プラ板とか突っ込んで埋めたほうが楽だったかも。
念のためビンのサーフェイサーも塗って確認。
あまり時間をかけると先に進まなくなるので、この辺りで止めておきましょう。
その他の部品の取り付け
主脚カバーはタミヤ製品とは違ってイモ付け。
接着面積も狭く多少接着が難しく感じる。
筆者は先にトロトロタイプのセメントで接着してから、速乾流し込みで強度を確保している。
内側のカバーは垂直に取り付けようとすると増槽と干渉するから注意だよ。
先に増槽を仮留めしてからカバーを接着するといいかな?
残った部品達はこちら。
これらの部品はこの段階では本体に接着せず、塗装後に取り付けます。
細かい部品が多いから紛失に注意だね。
チャックつきの小袋にまとめておくといいかも。
カウリングのT1番パーツは独特の形状でパーティングラインもわかりにくい場所についていますな。
機首の銃口周辺にラインがありますので削って処理しましょう。
残るはクリアーパーツの風防だけ。
このキットのものは非可動の一体成型のものが付属する。
風防の接着前に、胴体の機首側で風防内に来る部分を塗っておきます。
キットでは特に指示がありませんでしたが、今回は以前組んだタミヤ製品を参考にカウリング色に塗ってしまいます。
その後の風防接着はいつものセメダイン。
筆者お馴染みの品だね。
零戦の難所が窓枠の多い風防マスキング。
筆者はいつも通り細切れにしたテープを貼り付けていくことに。
愛用のタミヤ製テープを丁度1つ使い切りましたな。
いいタイミングなので、ここで以前手に入れたクレオスのマスキングテープを投入してみましょう。
今回の戦果
タミヤ製品となにか違うのかな。
筆者が使ってみたところ、多少薄くて柔らかく感じたそうだ。
今回の零戦の風防みたいな、曲面に貼るにはいいかもね。
今後も使っていきましょう。
もう少し検証したいですし。
うむ。
ともかく、これで組み立て作業は終了だ。
次回は塗装になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット