タミヤの零戦二一型を作っていきましょう。
前回は細かい部品を整形し、全体の組み立てを終えた。
今回は塗装に入っていこう。
筆者がなんか色々悩んでいたよ。
今後のスケジュールについてですな。
どの順番で在庫のキットを組んでいくか……。
大まかな予定では、この零戦の後は戦車。
その後MSを作りたいとか構想しているようだね。
予定通りにいくといいんだけど。
とりあえず、目の前にある零戦を進めていこう。
作業再開だ。
塗装図の確認
キットの塗装図はご覧の通り。
初期の零戦でお馴染みの白系の機体色に黒いカウリングとなっています。
3パターンある塗装のいずれもこの色分けとなっています。
今回作るのはCパターン、瑞鶴搭載の佐藤正夫大尉機。
白い帯が特徴的だね。
- 一航戦は赤帯
- 二航戦は青帯
- 五航戦は白帯
となっている。
また1番艦は胴体の帯が1本、2番艦は帯が2本だ。
瑞鶴は五航戦の2番艦なので、白帯が2本となる。
まずは下塗り
とりあえず下塗りから。
風防を機内色のコクピット色(三菱系)で塗った後、全体に1000番のサーフェイサーを吹きつけ。
傷が無いか確認します。
サフの色だけですでに本体色に見えるという。
ついでに小物類も塗ってしまいましょう。
- カウリング、主脚など黒い部分→Mr.カラーのカウリング色
- プロペラなど銀色→ガイアカラーのスターブライトジュラルミン
- エンジンライトブルー部分→Mr.カラーのRLM65ライトブルー
- 主脚内部ブルーグリーン部分→Mr.カラーの青竹色
でしょうか。
脚の黒い部分は純粋なブラックも考えたけど……
塗料を切り替える手間を省くため今回はカウリング色で。
本体色の塗装
続いて本体色。
キットではタミヤカラーの灰緑色(日本海軍)を指定している。
今回はMr.カラーの明灰白色1でベタ塗り。
タミヤ指定の色よりもより白っぽい感じかな?
なんかクールな印象。
零戦飴色論争なるものがあるようで、色味には幾つか説があるようですな。
基本は白系の色ですが、緑っぽかったり、黄色っぽかったり……。
筆者は単色の零戦を作る場合、大体明灰白色1で済ませてしまっている。
五二型なんかだと、塗り分けで中島製だとわかるものは灰緑色を使うことが多いけどね。
細かい塗り分け
単色なのでエアブラシ塗装は終了。
筆で細かいところを塗り分けていきましょう。
このキット、翼端灯の右側が青じゃなくて緑指定だね。
今回はシルバー下地にクリアーグリーンを塗っておこう。
おそらく信号機の色のようなものかと。
ちなみに主翼上面にもこの色を塗る箇所があるので、見落とし注意です。
というかどっちが赤でどっちが青かいつも迷うんだよね。
右側が青で、左側が赤ですな。
諜報班のもたらした情報によると
「左翼は赤」
と覚えるといいそうです。
マーキング
続いてデカール貼り付け。
付属のものはこんな感じです。
計器やシートベルトはコクピット内で使用済みですな。
一部細かいものがあるね。
紛失しないように……。
仮に失敗したらウェザリングでカバーだ。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じ。
主翼上面の日の丸は一部凸状の翼端灯にかかりますな。
デカール軟化剤で馴染ませるか、デザインナイフで切り取るとよいかと。
被った翼端色はまた塗りなおさないと……。
切りがいいので、今回は少し短いけどここまで。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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