模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はガンプラのプロトタイプグフ(戦術実証機)が完成しました。
今回は……。
筆者の都合でまた航空機模型の製作に戻る。
戦闘機を作ろう。
最近航空機の割合がまた多くなってきたような。
比較的早く作れて、積み場所の圧縮ができるからですな。
逆にガンプラは仮組み時点で箱を潰してしまうので……。
今回のお題 ファインモールド メッサーシュミットBf109F-2
今回作るのはこちら。
ファインモールド社より
メッサーシュミットBf109F-2だ。
お馴染みドイツ空軍主力戦闘機だね。
今回はF型ですか。
筆者は今までいくつもBf109を作ってきましたが、F型は初めてですな。
ファインモールド社はメッサーシュミットシリーズと称して、いくつものBf109とMe410を発売している。
そのシリーズ1番手となったのがこのF-2型のキットなんだ。
メッサーシュミットBf109F-2とは?
メッサーシュミットBf109は主に第二次世界大戦期に活躍したドイツ空軍の戦闘機だ。
ここでも過去に幾つか作っていたね。
有名で人気な機体だからかな、各社から様々な形式で発売されているね。
見た感じE型とG型が多いようだけど。
今回作るのはE型の次に登場したF型。
E型ではダイムラーベンツDB601Aエンジン若しくはDB601Nを搭載していた。
F型ではDB601NかDB601Eを搭載している。
F-2型が搭載しているのはDB601Nだ。
キット付属の解説書によると、DB601Eはこの時点ではまだ不具合が解消されておらず実用化できていなかったようですね。
同じファインモールド社からF-4型が発売されていますが、こちらはDB601Eを搭載しているようですな。
F型は他にも機首や主翼を丸みのある形状に改め、空気抵抗の減少を図っている。
また諸問題で搭載が見送られていた機首のモーターカノンを復活し、代わりに翼内機銃を廃止している。
武装が機体中心に来たことで命中率や運動性は上がっているけど、武装の数自体は減って火力は落ちてしまっている。
これはF型論争と呼ばれるものが搭乗員の間で発生したようですな。
攻撃力重視か、素早さ重視か……
筆者はゲームなんかだと防御力重視のキャラを好んで使うけど。
中期生産型ともいえるBf109のF型。
設計を改めた機体に、後期のE型から引き継いだDB601Nエンジンを搭載したF-2型を今回は作ってみよう。
箱の中身を確認する
箱を開けるとこんな感じだ。
大判デカールが目に付くけど、詳しくは後述。
まずは部品類。
5枚のプラランナーに1枚のクリアーランナー。
そして2つのポリキャップですな。
ランナー数が多いように見えるけど、これは派生種を考慮してランナー数を細分化したためだと思われる。
部品点数自体は多くないので安心だ。
気になるデカールはこんな感じ。
迷彩部分も塗装ではなくデカールで再現できるみたいだね。
今回筆者は全面塗装の予定だそうですが。
いずれにしろ下面のRLM76による塗装は必要です。
紙媒体は説明書のみ。
詳細な解説文が読み応え抜群。
これだけでも価値があるように感じるね。
塗装は2種類。
第54戦闘航空団第2飛行隊のディートリッヒ・フラバク大尉機。
それと同隊のハンス・フィリップ中尉機ですな。
両者とも迷彩塗装は同様で、一部マーキングのみ異なるだけです。
今回はフラバク大尉機で作る予定だ。
どっちも1941年のロシア戦線。
バルバロッサ作戦の時期かな?
次回へ続く……
今回はここまで。
次回から組立て開始だ。
筆者初めてのF型作成。
どうなるかな。
同社のBf109は過去にイタリア軍のG-6型を組んでいますな。
基本構成は変わらないようなので、そこまで苦戦しないかと。
一番苦戦しそうなのはおそらく細かいマーキングだろう。
Bf109のものは注意書き類が非常に細かいんだ。
意外。
機体自体はシンプルな見た目ですんなり組めそうですけどね。
とにかく、次回にご期待を。
機体だけに期待だね。
この記事で紹介しているキット