ハセガワの百式司令部偵察機を作っていきます。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回は軽くウェザリングを行い完成させよう。
年が明けて今月も下旬。
今月はどのくらい完成するのかな。
製作速度はまずまずのようですが……。
月末の集計までのお楽しみだ。
それでは作戦を再開する。
スミ入れ作業
手始めにスミ入れ。
タミヤのスミ入れ用ブラックを使ってモールドに流し込んでいきます。
はみ出たところは溶剤でふき取りを。
元々いい感じのモールドが入っているキットだからバッチリ決まるね。
銀の剥げチョロ
続いて銀剥げ表現。
タミヤエナメルのクロームシルバーをチョコチョコ置いていきます。
ただ今回の百式司偵は全面灰緑色。
なので施してもほとんど目立たない。
いつもより控えめで済ませてしまおう。
排気管汚れ
そして排気汚れ。
排気管の錆はウェザリングカラーのステインブラウン。
排気部分はタミヤウェザリングマスターBセットのススを使っています。
結局いつもの3点セットになったね。
詳しくは過去記事があるから、画面の向こうのみんなはそっちを参考にしてね。
つやを消して完成へ
最後はエアブラシで水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
その後窓のマスキングを剥がして完成となります。
今回は風防内部への吹き込みはなかったものの、窓枠のマスキング漏れがあった。
枠に沿って軽く爪楊枝でこすり、塗装を落としてしまおう。
これで完成だね。
以下、ギャラリーだよ。
ハセガワ キ46 百式司令部偵察機II型 完成!
余計な装備がなくてすっきりした感じ。
洗練されているともいいますな。
性能もかなり優秀だったようで、九七式司偵同様海軍も本機を運用したようです。
作ってみた感想のコーナー
思ったよりも苦戦せずに……。
筆者がこのキットを組んだ感想としては……
- シャープなモールドが好印象。パーツの合いも風防の後部で少し隙間ができたぐらいで悪くない。
- 今まで作ってきたハセガワの航空機キットは主脚の取り付け部に遊びがあって位置決めが難しかったが、このキットの主脚はカッチリはまる。
- 機体下部や横の窓部分は外からはめ込む構造で、内側に脱落する心配がない
- 窓の多い偵察機で、風防自体も窓枠が多いのでマスキングに少し時間がかかる
とのこと。
想像よりはかなり作りやすかったようですな。
一見すると部品がかなり多いのですが、II型とIII型の選択式であるため実際の使用部品点数は少なめです。
かなり良質なキットなんだけど、残念ながら2023年1月現在ハセガワ社の定番商品ではないため入手難易度が少し高い。
今回作った独立飛行第16中隊のキットも2017年ごろ発売のデカール替え限定生産品だ。
その他派生形式が時々限定発売されている様子。
元になったCP帯のものは時々再販されているような再販されていないような……。
同じスケールとしては他にマイクロエース(旧アリイ)のものがありますな。
こちらはまだ筆者が組んだことがないので詳細不明ですが。
その内マイクロエース製も作るのかな?
筆者の気分と財布しだいだろう。
今回はここまで。
次回は今回作った百式司偵とセットになっていた、あの偵察機を紹介予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット