アカデミーから先日発売されました、第183工廠製のT-34/85を作っていきましょう。
前回は車体や砲塔を組んで、部品をそろえた。
今回は塗装やマーキングを済ませる。
ここからはほとんどいつもと同じ展開になりそうな。
ただ今回はいつもと違うものをひとつ試したいと思う。
なんだろう。
詳しくは後で説明する。
それでは作戦を再開しよう。
塗装図の確認
まずは塗装図の確認。
本キットには8種類の塗装・マーキングが収録されています。
今回は6番。
ドイツ軍の鹵獲車輌にしよう。
画像2枚目の左側だ。
下地を作る
まずは下地から。
金属製の金網部分にガイアノーツのマルチプライマーを吹きつけ。
その後全体にMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックを吹き付けます。
金属部分は普通に塗装をすると剥がれるから、先にプライマーを吹き付けて定着率アップだね。
ここで筆者が1つミスをしている。
プライマーの残りが少なくなっていたからか濃くなっており、それをそのまま吹きつけ。
その結果金網の目が埋まってしまった。
あらら。
埋まった目は古歯ブラシで叩くようにして開けましたが……
完全には戻らなかったようですな。
新しい塗料を導入してみる
お次は履帯の塗装。
いつもなら筆者はガイアノーツの履帯色を使うんだけど……
今回は先日新たに仕入れた、タミヤアクリルのダークアイアン(履帯色)を試しに使ってみよう。
タミヤアクリルの中でも比較的後発の塗料ですな。
アクリル塗料は基本的に塗膜がそこまで強くないといわれているから、筆者は使っていなかったんだけど……
- 最近ラッカー系の臭いが気になってきた
- 最近水性塗料で塗った車輌にウェザリングをしたところ、そこまで侵食しなかった
などの理由から、ちょっと試してみたくなったんだ。
アクリル塗料も微妙に使い勝手が改善されているのかな。
というわけで塗ってみるとこんな感じに。
色味としては
- 水性ホビーカラー・Mr.カラーの黒鉄色の茶色味を強くしたような色
- モデルカステンの履帯色と比べると、メタリック塗料特有のラメ粒子が入っているのが大きな違い
といったところ。
アクリル塗料はエアブラシで吹き付ける際、希釈が難しいのですが……
今回はボカシなしのベタ塗りだったのでそれは関係なかったですな。
車体色の塗装
車体はグリーンの単色。
おなじみのMr.カラー、ロシアングリーン4BOを吹きつけます。
単色だから楽チン。
これで終了だね。
マーキング
続いてマーキング。
キット付属のデカールはこちらです。
8種類も塗装パターンがあるから、ついてくるマークも多いね。
貼り付けるとこんな感じに。
今回のは砲塔に国籍マークと車番を貼るのみです。
国籍マークは3枚付属しますが、明確な指示があるのは砲塔左右の2枚のみ。
今回は1枚余剰にしていますが、車体後ろなどに貼り付けてもよさそうですな。
車番125は黒か赤の選択。
アクセントがほしかったので、今回は赤を選んでいる。
デカールは薄くて丸まりやすいのでやや貼りにくいものの、その分鋳造の凸凹面にもよく馴染む。
マークソフターなどと併用すれば、問題なく密着させられるだろう。
今回の戦果
後は各装備を筆で塗りわけ。
だいたい形になってきましたな。
マークが入って一気にドイツ軍らしく。
今回はここで中断。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット