ハセガワのキ45改、二式複座戦闘機屠龍の丁型を作っていきましょう。
前回はキット概要を確認した。
今回は組み立て開始。
甲型とは異なる部分を中心に紹介しつつ、胴体と主翼を合わせる場所まで進めてみよう。
基本的な流れはまた甲型と同じになりそうな予感。
なのでそちらも合わせて参考にしていただけると幸いです。
実際に組んでみて、甲型と丁型の違いを確認してみよう。
それでは作戦を開始する。
甲型とは異なる各部加工を施す
まずは主翼の合わせ目接着。
……と行きたいところですが、加工が必要です。
左主翼部分に着陸灯を取り付ける為の穴を開けましょう。
前回、前々回と作った甲型では機首にクリアーパーツを取り付けた。
どうやらあれは着陸灯だったらしい。
丙型以降は37mm機関砲搭載により機首の形が変わったので、主翼に移設されたようだ。
そういえば甲型は主翼に着陸灯がないと思ったけど、機首のやつがそうだったんだ。
合わせ目については過去記事を参照にしてね。
コクピット内部は胴体貼り合わせ後に取り付けるので、先に胴体を接着してしまいましょう。
それと甲型のキットではアンテナ線支柱の取り付け穴開口指示が抜けていましたが、今回は指示が記載されていますな。
隔壁区画の真ん中と、前方寄りに凹みがあるね。
指示だと真ん中側のやつだから、そっちを開口するよ。
丙型以降の37mm機関砲装備により、形が変化した機首。
キットでは真っ二つなので、これも合わせ目接着をしてしまいます。
それとエンジンカウリング。
これは選んだ塗装によって
- 新規パーツのNランナー
- 従来パーツのGランナー
のどちらかを選択する。
今回作る山本少尉機はNランナーのものが指定されているので、そちらを使おう。
胴体下部は甲型で20mm機関砲を搭載していましたが……
今回は装備しないので、パテで埋めます。
奥まった部分にあるので少々削りにくいですな。
丁型から胴体下部の武装が撤去されたってやつだっけ。
コクピットの組み立て
下ごしらえは済んだので、ここからコクピットを組み立てていきます。
この辺りは以前の甲型と変わりませんな。
後部座席の機銃は取り付けない。
非武装の回天隊特有と思いきや、他の屠龍でも取り外していることがあったようだ。
コクピット内部を塗装するとこんな感じに。
キットではコクピット色(中島系)指定ですが、今回は以前の屠龍や飛燕など川崎系の機体に合わせて、RLM79サンドイエローで塗っています。
最近の製品だとカーキとかで指定されていることも多いみたいだね。
この辺りはお好みで……。
これでコクピットは組み終わり。
胴体内部にコクピットを組み込み、そのまま主翼と合わせてしまいましょう。
例によって胴体と主翼の接合部分には目立つ合わせ目ができる。
タミヤのイージーサンディングを流し込み、接着と段差埋めを兼ねる。
その後さらにタミヤパテを塗りこんでおこう。
後ろ側だけじゃなくて前、機首の左右にも同じことを忘れずに。
今回の戦果
乾燥後は合わせ目部分を整形します。
これがその最中の画像のようですな。
エンジン取り付け部の付け根と主翼の間にも合わせ目ができる。
一緒に接着しておくといいだろう。
さすがに3機連続で作っていると、どういう手順で進めるのがいいのか理解できるというか。
今回はここで中断。
次回は残りの部品を組んで一気に組み立てを終える予定だ。
続きは次回!