HGUC ザクIIF2型(ジオン仕様)製作記④(完成)

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ガンプラ製作記録
アドルフ
アドルフ

F2ザクの続きを作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

急げアドルフ。今日が期限だ。

アドルフ
アドルフ

ヴァルダ殿、前回もそうでしたが一体何の期限なんですか。

ヴァルダ
ヴァルダ

本日3月9日は巷では「ザクの日」と呼ばれているんだ。

アドルフ
アドルフ

完成するかは筆者の気まぐれですな。

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ウェザリング作業を済ませる

アドルフ
アドルフ

基本塗装、部分塗装ともに前回終了しましたので今回はウェザリングから。

筆者のいつものパターンだとマーキングを先に行いましたが、シールの段差にスミ入れ塗料が流れる事故が発生しましたので先にそちらを済ませます。

ヴァルダ
ヴァルダ

以前作ったブグのことだね。

スミ入れ兼ウォッシングにはウェザリングカラーのマルチブラックを使用。

事故発生1 パーツにヒビが入る

アドルフ
アドルフ

ここで事故が発生。

写真ではわかりづらいですが腕のパーツに肘側からうっすらとヒビが。

ヴァルダ
ヴァルダ

これ、ガンダムトレーラーのときにもなかったっけ。

タミヤエナメルほどではないけど、ウェザリングカラーでも入るときは入るようだね。

アドルフ
アドルフ

とりあえず裏側から接着剤を流してこれ以上広がらないようにしておきました。

それと、内側を削ってパーツ自体を緩くすることにとって当該部分に負荷がかからないようにしました。

ヴァルダ
ヴァルダ

さすがに筆者にはここまできて整形からやりなおす気力や時間はなかったようだね。

アドルフ
アドルフ

作業後はこんな感じに。

これを3機同時に進めていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

案の定なかなか工程が進まなくて筆者の気力がなくなりかけている。

マーキングシールを貼り付ける

ヴァルダ
ヴァルダ

ここでようやくマーキング。

F2ザクには番号や国章といった汎用性の高いマークを収録したシールが付属する。

今回はこのシールをメインに使ってマーキングをする。

残念ながらアホな筆者が今作っている3機のシールを紛失したので過去に購入、生産した機体の余りを使っていく。

アドルフ
アドルフ

三角形のマークや階級章なんかはこちらにあるドラッツェ付属のシールを使っていきます。

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事故発生2 デザインナイフが折れる

アドルフ
アドルフ

ヴァルダ殿、今筆者の手元から鈍い音がしましたが。

ヴァルダ
ヴァルダ

シールの切り出し中にデザインナイフが折れた。

アドルフ
アドルフ

折れたんなら交換すればいいじゃないですか。

ヴァルダ
ヴァルダ

いや、刃じゃない。柄が折れた。

アドルフ
アドルフ

どういうことですか。

どんな使い方したんですか。

ヴァルダ
ヴァルダ

知らんな。前代未聞の事件だよ。

アドルフ
アドルフ

とりあえずシールの切り出しはハサミで行うことに……。

後ろにぼやけて写っている白いザクはなんですかね?

ヴァルダ
ヴァルダ

マーキングの参考に掘り出した筆者の過去作だよ。

シールをあえて使ったのは番号とかをデカールでやろうとすると足りなくなるから。

手書きマーキングで差をつけろ!

アドルフ
アドルフ

ヴァルダ殿、筆者が部隊マークみたいなのを施そうとしているようですが流用しようとしたマークが足りないようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

このマークは以前組んだタミヤのティーガーについてくるマークだね。

ここはあれだ、単純な形のマークだから手書きしてみよう。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは鉛筆で下書き。

ヴァルダ
ヴァルダ

そして筆で描く。

使用した塗料はタミヤエナメルのフラットホワイト。

エナメル塗料を使ったのははみ出した際の溶剤拭き取りが一番しやすいため。

ヴァルダ
ヴァルダ

このマークを面が広いバックパックとシールドに行う。

ちなみにこのマーク、俗にクルスクマークと呼ばれるものだ。

アドルフ
アドルフ

1943年にドイツ軍とソ連軍の間でクルスク(当時のソ連の都市。現在はロシアの都市)の戦いが発生。

史上最大の戦車戦となったこの戦いでドイツ軍は情報を秘匿するためにこの戦いに参加する車両の師団章を一時的に書き換えていました。

それが俗にクルスクマークと呼ばれる師団章です。

今回ザクに描いたマークは第2SS装甲擲弾兵師団「ダス・ライヒ」がこの作戦時に使っていたマークです。

専用の筆でドライブラシを行う

アドルフ
アドルフ

ここでドライブラシに入ります。

今までは手間を省くためにツヤありのまま行っていましたが塗料の乗りが悪く感じたのか、筆者はつや消しスプレーを投入。

ヴァルダ
ヴァルダ

しっかり吹く必要はない。表面に軽いざらつきがつけばいい。

一緒に買ったサフはまた次回試してみよう。

アドルフ
アドルフ

使用するカラーはタミヤエナメルの灰緑色。

筆者が昔からザクのドライブラシに使っている色です。

そして今回初めて投入するのがこのドライブラシ専用筆。

ヴァルダ
ヴァルダ

中身はこんな感じ。

2本セットで白い柄が特徴。

普通の筆と違い、穂先が短めで平たく、広がっているのが特徴。

アドルフ
アドルフ

ドライブラシのやり方です。

筆に塗料を少量含ませ、それをティッシュやキムワイプでほとんど拭き取って筆をがさがさ状態にします。

その筆をキットのエッジにこすり付けるようにして塗っていきます。

乾いた筆で擦るからドライブラシ。単純ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

せっかく複数機同時作成なので比較も。

左の186番機がドライブラシ前。右の185番機がドライブラシ後。

キットのエッジをみれば一目瞭然だ。

アドルフ
アドルフ

全体に施すとこんな感じに。

やはりつや消しのおかげでいつもより塗料が引っかかって綺麗にエッジに残ります。

ヴァルダ
ヴァルダ

専用筆もなかなか使いやすい。流石に専用と言うことだけはある。

今までは使い古しの筆をこの作業に回していたけど、細い筆だからすぐ含ませた塗料がなくなって、そのたび塗料をつける必要があるから作業効率が悪かった。

その他のウェザリング

ヴァルダ
ヴァルダ

時間が無いので一気に進めよう。

エナメル塗料やウェザリングカラーを使った二重チッピングにウェザリングライナーを使った雨だれ・・・・・・。

アドルフ
アドルフ

今回は陸戦汚れを施すのですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

F2ザクは地上宇宙両用機だから好きに汚せる。

アドルフ
アドルフ

足の泥汚れはウェザリングカラーのグレイッシュブラウンで。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここまでの作業での全体像。

このままつや消しをして終わりにしよう。

つやを消せ!

アドルフ
アドルフ

仕上げのつや消しは先のスプレーではなくいつもの水性ホビーカラーをエアブラシ吹きです。

ヴァルダ
ヴァルダ

勿論、作業中にタミヤウェザリングマスターを擦り付けてふわっとした砂埃表現を行う。

アドルフ
アドルフ

最後にモノアイなどのクリアーパーツをはめ込みます。

ザクマシンガンのスコープはモノアイでも使ったH・アイズ3。

2.2mm径を使用です。

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3月9日はザクの日!小隊出撃せよ!

アドルフ
アドルフ

これで完成です。

ヴァルダ
ヴァルダ

以下ギャラリー。まずはメインのノーマルヘッド機。

アドルフ
アドルフ

細部です。

ヴァルダ
ヴァルダ

続いて指揮官機。

アドルフ
アドルフ

手首紛失のため現時点では銃器がもてないのが残念ですね。

更にアップリケアーマー機。

アドルフ
アドルフ

最後に3機揃って。

終わりに

アドルフ
アドルフ

これでHGUC F2ザクの製作は終わりです。

いかがだったでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

3機同時製作はやはりモチベーションの維持が難しいようだね。

これを書いている間にもザクの日は残り1時間を切ってしまっているよ。

アドルフ
アドルフ

最後は駆け足ですね。

幸いキットの素質が優れているため3機ともなんとか完成までこぎつけました。

ヴァルダ
ヴァルダ

複雑な後ハメや塗り分けをする手間が少ないから、筆者は「パチ組み派だけでなく塗装派にもおススメできるキット」と絶賛しているよ。

それと、締め切りを決めるとその分製作が早く進む気がするね。

アドルフ
アドルフ

ダラダラ作ることがなくなりましたからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

うむ。

時間が無いので今回はここまで。

この記事で作っているキット

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