模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はガンプラのアンテナを尖らせていましたな。
今回は……。
そのまま前回紹介したガンプラを組んでいく。
仮組み品の確認からしていこう。
どっちが来るかな?
時期的にザクの方でしょう。
今回のお題 HG ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)
今回作るのはこちら
ガンプラのSEED HGシリーズより
ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)
だ。
予想通りですな。
毎年恒例、ザクの日(3月9日)の近くになるとザクを作り出すというやつです。
設定上はザクに似たまったく別物だけどね。
このキットはSEED HGシリーズの第28弾として2005年6月ごろに発売された。
価格は2024年3月現在、税込みで1650円。
キット自体は2004年11月に発売されたザクウォーリアからの派生商品ですな。
SEED HGシリーズでは
- ザクウォーリア
- ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)
- ガナーザクウォーリア(一般機)
- ザクウォーリア(ライブ・コンサートver.)
- ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)
- ブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)
の順番に発売されています。
この頃は単純な成形色変更品がたくさん発売されていたよね。
今だったらプレミアムバンダイ限定商品になっていそうな。
仮組み品簡易レビュー
とりあえずサルベージされてきた仮組み品を確認。
まずは前後から。
アンテナは前回尖らせたけど、この画像はその作業前の状態だね。
んでなんかすごい中途半端に手を加えられているけど……。
前回も少し触れましたが、このキットは肉抜き穴が目立つものでして……
- 筆者が10年以上前に購入
- シールド裏や予備マガジンにパテを大量に盛りつける
- その段階で放置
- 現在に至る
といった流れで……。
ほかにも合わせ目接着とかを中途半端に施している。
合わせ目部分に盛られたパテは、おそらく肉抜き穴埋めで余ったものを使ったのだろう。
それにシールドの紫色部分がなんか浮いているんだけど。
ここは接続部分が一度はめ込むと外しにくい部分ですので、あえて奥まではめ込んでいない状態にしていますな。
筆者がこれを購入したのはいつだかはっきり覚えていないが、確か3.11の震災前だった気がする。
右脚に茶色い汚れがあるが、これは落下した際に棚の塗料が色移りしたもののはず。
まだゴットハンドのニッパーを導入する前だからだったのか、ゲート跡の切り口も粗めだ。
……となると、少なくとも購入して13年以上は経過しているみたいだね。
肩関節はわずかですが前後に可動。
ヒジは単純な構成で90度曲がります。
特徴的な両肩のシールドもボールジョイント接続でフレキシブルに。
股関節はこの頃の標準だったボールジョイント式だね。
一昔前の単純な構成のキットだけど、ヒザ立ちも余裕でできるのがいいね。
時代の割には可動範囲も優秀だ。
ただ脚の動力パイプが脚パーツ内部で引っかかりやすく、その状態でヒザを曲げると折れることがある。
ここは取り扱い注意だ。
背部のブレイズウィザードは着脱可能。
このキットの前後に発売された他のウィザード(ガナーザクウォーリアのガナーウィザード、ドムトルーパーのイージーウィザード等)との換装が無改造で可能です。
なんかザクファントム以上にすごいことになっているザクウォーリアが。
ルナマリア機だ。
それは筆者が本当に本当の素人時代に購入して、あれこれ手を加えている。
本当はそちらからレストアすべきだったんだけど、アンテナがないのでね……。
前回のアンテナ記事の影響で後回しにされたという。
付属する手持ち武器は
- ビーム突撃銃
- ビームトマホーク×2
手首は
- 右銃持ち手
- 右握り手
- 左握り手
- 左平手
となっています。
このほか本体に固定装備する予備マガジンとハンドグレネードがありますが、それは後述。
……銃持ち手と握り手がほとんど同じに見えるんだけど。
武器を持たせる穴の部分が微妙に縦長なのが銃持ち手です。
これはモビルジンシリーズ同様ですな。
ビーム突撃銃。
オリジナルのザクマシンガンに似た形だけど、こちらはビーム兵器。
肩関節が動くこともあって、両手持ちも問題なくできる。
ただフォアグリップは前後には動かないので、オリジナルのザクマシンガンよりは少し構えにくいかな。
前後には動かないけど、フォアグリップとマガジン取り付け部分は上下に可動。
折り畳んだ状態にすることで、背面に装備することもできるね。
続いてビームトマホーク。
設定上はシールド内部に収納されており、シールドの上部から取り出すようですな。
ザクファントムでは両肩にシールドが装備されていますので、トマホークも2つ付属します。
ここもオリジナルのザクの装備、ヒートホークをオマージュしてか斧系武器なんだね。
黒1色だから、白やピンクで塗り分けてあげたいところ。
腰部にはハンドグレネード。
そしてシールド裏には突撃銃の予備マガジンを装備しています。
これらは着脱可能ですな。
マガジン裏側は肉抜き穴がある。
ここは突撃銃に取り付けると外から目立つので埋めたいところ。
マーキングシールは付属せず、ホイルシールのみ付属します。
モノアイとブレイズウィザードの細かい部分を補う感じですな。
あれ、筆者の仮組み品はモノアイが貼られていたような。
おそらく他のザクウォーリアのものから使いまわしたものかと。
実際に作る際はクリアーパーツに取り替えてしまう予定です。
キットの完成見本はこんな感じです。
やはりシールド裏の肉抜き穴が気になりますな。
他のSEED系機体同様、バーニア内部の赤を補いたいところだね。
それ以外の色分けはかなり頑張っているほうかな?
仮組み放置品でランナーの画像がないので、代わりに説明書のパーツ一覧を。
- ザクウォーリア用の右肩スパイクが抹消されている代わりに、右肩シールドとビームトマホークが追加
- ブレイズウィザードが追加
- アンテナなし頭頂部が抹消されて、アンテナ付き頭頂部に差し替え
されているのが特徴です。
脚部バーニアも注目ポイントだ。
通常のザクとレイのザクは配色が異なるが、わざわざ新規部品でそれを補っている。
白いA21・22番パーツが余剰品になっていますな。
代わりに紫色のE14・15番パーツを使用します。
同じ形の違う色の部品を追加してくれているんだ。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から製作開始だ。
とにかくこの過去の筆者が放置したパテ部分をどうにかしないと。
SEED系の複雑な色分けはまだ再現されている方ですな。
ただその分いくつか挟み込み式の箇所があるので、そこをどうにかしたいですな。
また後ハメ祭りかな?
おそらくそうなるだろう。
詳しくは次回以降だ。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット