ハセガワの九九式襲撃機を作っていきましょう。
前回は機内を塗って組み込んだ。
今回は残りの部品を取り付けて組み立て完了。
そのまま塗装まで済ませてしまおう。
さすがに同じものを何機も組んでいるから早いという。
過去記事も参照にしていただければ幸いです。
それでは作戦を再開する。
細かい部品を用意する
乾燥待ちに細かい部品を用意。
整形を済ませておきます。
一昔前の1/72スケール飛行機だし、部品点数自体は大したことないんだよね。
機首周りはある程度組み立て。
塗り分けもあるので、プロペラ・エンジン・カウリングで分割しておきましょう。
プロペラは選択した塗装によって塗り分けが異なる。
ただスピナーとペラ部分が一体成形なので、この段階ではそこまで気にしなくていい。
風防の取り付け
襲撃機の場合ここが唯一のクリアーパーツとなる風防。
いつもなら先に接着してからマスキングですが……
作業手順の都合で先にマスキングをしています。
後部座席部分は機銃架を取り付けるための凹みがある。
ただ個体差でこれが外装まで貫通してしまっているんだ。
先にここをパテで埋めよう。
マスキングについては過去記事参照だよ。
というかあれも同じハセガワの九九式襲撃機/軍偵察機のキットで実演していたり。
風防を接着。
少し座りが悪く浮きますな。
前側は隙間ができたので、適当にパテを盛っておきます。
あっさりと組み立て終了に。
そのまま塗装に入ってしまいましょう。
後に気づいたことだけど、主翼前面の機銃周りには後でデカールを貼り付ける。
なのでデカールを貼り付けた後に機銃部分を取り付けた方がやりやすそうだ。
筆者は接着固定済みなので、このまま進む
塗装図の確認
キットに収録された塗装は2種類。
それぞれ襲撃機型が1種類と軍偵察機型が1種類です。
道中の加工があるので、途中での変更は不可。
今回は襲撃機1択になりますな。
陸軍機の基本塗装である灰緑色の単色塗装となる。
ベタ塗りならそこまで苦戦しないだろう。
下地の塗装
手始めに下塗りを。
- 風防の下塗り→コクピット色(三菱系)に似せた自作代用コクピット色
- 全体の下地→クレオスのMr.サーフェイサー1000
と、いつもどおりのですな。
以前その場しのぎで作った代用コクピット色。
そろそろ残りが少なくなってきた。
あと1機分あるかないかといったところだ。
使いきり次第、本物のコクピット色に切り替え予定となる。
昨年8月の陸攻用に作って、約1年ぐらい保ちましたな。
本体色の塗装
そして本体の塗装。
- 機体本体→Mr.カラーの灰緑色
- エンジン→Mr.カラーの黒鉄色
ですな。
複雑な塗り分けもないので、これで終了です。
筆者って飛行機にはあんまりシャドウを入れないよね。
迷彩で陰影がつくものも多いですからね。
細かい部分を筆塗りとマーキング
細かいところを塗り分けていきます。
特にプロペラはデカールを貼り付けるので、先に塗っておきましょう。
プロペラは襲撃機型か軍偵察機型かで色が異なる。
今回のは灰緑色のスピナーに銀のブレード。
ブレード裏は黒か赤褐色の指示になっている。
今回は黒にした。
軍偵のほうはスピナーが本体同様の迷彩、ブレード全面が赤褐色みたいだね。
こちらがキット付属のデカール。
2016年のものなので、質はよさそうですな。
8年経った現在も問題なく使えそうです。
今回の戦果
デカールを貼り付け、セッターやソフターを塗布。
凹凸に馴染ませます。
乾燥待ちに今回はここまで。
次回は軽くウェザリングを施し完成させよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット