ハセガワの九九式襲撃機と九九式双発軽爆撃機のセット。
その内の九九式襲撃機を作っていきましょう。
前回は細かい部品を取り付け、塗装とマーキングを済ませた。
今回は仕上げのウェザリングを施し完成させる。
今回はサクサクと……。
直前のオチキスでかなり時間を食いましたからね。
それの反動です。
あんまり長引かせると筆者の興味が別の物に移ってしまい、放置の元になる。
それでは一気に完成まで進めてしまおう。
スミ入れ!
まずはスミ入れ。
ここはシンプルに、タミヤのスミ入れ用ブラックを使って作業を行います。
ここはいつも通りの展開。
銀剥がれと排気管汚れ
その次は銀の塗装剥がれ。
タミヤエナメルのクロームシルバーを使い、操縦席周りに色を置いていきます。
ただ下地が灰緑色なので目立たないですな。
ここはほどほどに……。
排気管は
- 下地にクレオスのウェザリングカラー、ステインブラウンを塗る
- 排気口周りと後方の排気汚れ→タミヤのウェザリングマスターBセットを擦り付け
といった感じ。
ウェザリングマスターはサビ(茶色)とスス(黒)を混ぜて、単調さを解消。
また水性ホビーカラー薄め液をわずかに混ぜ、定着率も上げている。
この辺りはいつもの過去記事を参考に……。
最後の仕上げ
最後に水性のつや消しクリアーを吹きつけ。
窓のマスキングを剥がして完成です。
急いで組んだからか風防が少しガタついているけど、とりあえずこれでヨシ!
以下、ギャラリーだよ。
ハセガワ 九九式襲撃機(鉾田飛行学校) 完成!
ほとんど灰緑色のシンプルな塗装。
ハセガワの旧マニアホビー一族は古いけど、その割りに充実した機内表現と凹のモールドがいいね。
ここの開設以前を含め、いままで作ってきた九九式襲撃機/軍偵察機と。
これで6機目となりますな。
これだけ並ぶと圧巻だね。
……そういえばこのキットだけ白い部分が灰緑色指示なんだよね。
他のは明灰白色指示だけど。
詳細は不明。
単純にキットの考証が変わったか、生産時期の違いか、それとも飛行学校で塗り直されたか……。
作ってみた感想のコーナー
さすがに6機目となるとサクッと進むという。
マーキングが変わっただけで、基本的にキットの内容は以前のものと変わらない。
細かい窓の有無ぐらいだ。
キットによっては襲撃機型でも窓を設けているけど、今回は一切不要だ。
どちらかといえば組み立てよりの入手難易度の方が高い気がしますな。
この記事を書いている2024年4月現在、ハセガワの九九式襲撃機/軍偵察機は非定番品ですからね。
探すなら中古品か、タイミングよく発売されるデカール変更品なんかを探す必要があります。
確認したところ、一番最後に発売されたのは2023年10月頃にエンジン起動車とセットになったものですな。
筆者はそれを買わないの?
あちらのキットはどうやらデカールが1種類だけで、しかもその収録されているものと同じ塗装のを筆者はここの開設以前に組み立ててしまっている。
なので残念ながら今のところ購入予定はない。
余っているデカールで別の個体にするという案もあるけど……。
これは2010年頃に発売されたコンボキットに収録されていたものですな。
特徴的な迷彩は筆塗りで済ませています。
今作った鉾田飛行学校のは単色だから、それと比べるとずいぶん凝った見た目に……。
今回はここまで。
今回のキットも2機セットとなっている。
残った片割れを、次回は進めていく予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット