模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は2機セットの後発、ハセガワの九九式双発軽爆撃機II型が完成しました。
今回は……。
似たようなキットが筆者の積み山にある。
ついでに紹介してしまおう。
こういうのって同じメーカーの同じような製品が来るパターンだよね。
ですな。
ハセガワ 九九式双発軽爆撃機I型
今回作るのはこちら。
ハセガワより
九九式双発軽爆撃機I型だ。
似たようなというか、ほぼ同じものが出てきたという。
筆者の記憶が正しければ、寧ろこちらを先に購入していたような気がします。
これを購入後に前回のセット商品が発売されたという。
九九式双発軽爆撃機とは?
この機体は大日本帝国陸軍の軽爆撃機だ。
陸軍のキ番号はキ48。
連合軍によるコードネームはリリー(LILY)
詳しいことは前回の鉾田飛行学校のII型でも語ったから、そっちを参考にしてね。
今回作るのはI型。
九九双軽最初の量産型で、エンジンは中島製のハ25。
後のII型では同じく中島が開発したハ115に換装されている。
ハ25は他には隼I型にも搭載されたものですな。
あちらもII型でハ115に換装しています。
軽快さを生かして地上攻撃に活躍した九九式双発軽爆撃機。
最初の量産型であるI型を作っていこう。
箱の中身を確認する
それでは箱を開ける。
中身はこんな感じだ。
モノクロのボックスアートといい、何か異質感が。
以前も説明したとおり……
ハセガワの九九双軽は純粋なハセガワ製品ではなくて、旧マニアホビーの金型を引き継いだものですな。
どうや説明書に掲載されたこのイラストや、箱に小さく載っているイラストはそのマニアホビー時代のものがそのまま使われているようです。
大袋を開封してパーツチェック。
中古品で店側も中身を未チェックだったようだが、どうやら全部揃っていそうだ。
I型とII型はエンジンが違うみたいだけど……
エンジンパーツ自体は前回のII型と変わらないみたいだね。
というか付属するパーツ自体はまったく変わらないという。
説明書を見たところ、カウリング周りのパーツ取り付け位置が異なるみたいですな。
II型は加工が必要でしたが、元になった今回のI型はその必要がありません。
こちらのほうが簡単そうです。
付属のデカールはこちら。
国籍マークや部隊マーク、胴体や尾翼の識別帯など最低限のセットとなっている。
左主翼の滑り止め部分や主翼前面の黄色い識別帯は要塗装だ。
古そうだけど使えるかな?
収録された塗装は3種類。
- 飛行第16戦隊所属機 武昌 1943年
- 飛行第90戦隊所属機 マレー 1942年
- 鉾田飛行学校所属機
となっている。
こっちのキットにも鉾田飛行学校の九九双軽が収録されているんだ。
同じ塗装で並べてみたい気もするけど、今回は前回できなかった迷彩を施してみたい。
なので飛行第16戦隊の機体で仕上げてみる予定だ。
古い製品だからか、塗料の指定も近年のキットとは少し異なる。
これは別の塗料にそれぞれ置き換える予定だ。
説明書には「モデルカラー」と書いてありますな。
塗料番号はMr.カラーのものと同じに見えますが……。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業を始める。
基本的にエンジン周りが異なるぐらいで、本体の組み立てはほぼ同様。
またダイジェストっぽい感じになりそうですな。
おそらく塗装とかマーキングが中心になるだろう。
続きは次回!