ハセガワの九九式双発軽爆撃機I型を作っていきましょう。
前回は機内を塗って各部を貼り合わせた。
今回は接着部分を整形して細かいパーツを取り付け。
組み立てを終えてしまおう。
2機目だけあってあっという間に。
ただマスキングは手間がかかりますな。
それではサクッと仕上げてしまう。
作業を再開しよう。
伸ばしランナーで隙間を埋める
II型のキットでも気になったエンジン付け根の隙間。
今回のものでも発生します。
なんか筆者がズレて接着しているようにも見えるんだよね。
そのせいで余計に隙間が広く感じるという。
伸ばしランナーを流し込み式接着剤で溶かしつつ隙間に埋め込み。
気持ち多めに使うとよいかと。
とにかく合わせ目消しに似たような感覚で、ってやつだね。
伸ばしランナーに限らず、適当なプラの端材でもいいかも。
流し込み式速乾の接着剤だったので乾燥も速いですな。
削って整形するとこんな感じに。
やはり筆者が主翼上下をズレた状態で接着したようだ。
主翼上側が多少機体の外側に寄ってしまっている。
なのエンジン付け根も少し歪んだ形に。
どうする?
とはいっても機首で見えにくくなる位置だ。
なので見なかったことにする。
胴体も少しズレた状態で接着してしまったようですな。
均すのが大変なので、ここも伸ばしランナーを接着面に溶着。
下がっている側を嵩増しして、左右のバランスを整えます。
中~大型機の長い胴体はどうしてもズレやすいんだよね。
機内色が接着面に溶け出てきて、接着剤の効果を阻害しているようにも見えますな。
あらかじめ削るなどして落としておいたほうがよかったかもしれません。
士の字にする
整形が完了した胴体や主翼、尾翼を合わせましょう。
これで飛行機の形になります。
テンションが上がる瞬間……!
接着するとこんな感じに。
左主翼の付け根に少し隙間ができましたが、それ以外はまったく問題ありません。
左主翼の付け根はおそらく先ほど同様、筆者が主翼上下をズレた状態で貼り合わせたため。
なので上側が外側に寄った形になり、胴体との間に隙間ができた。
いつもならパテで埋めるけど、今回は勢いで伸ばしランナーを溶着する。
速乾接着剤を使っているから、乾燥が速いのが利点だね。
同じプラ素材を溶着するから、隙間ができにくいのと切削しやすいのもポイントという。
小物の組み立て
続いて小物類。
無論、合わせ目部分の乾燥待ちに仕上げたものです。
見た感じII型とあまり変わらないんだよね。
以前のII型では穴開け・穴埋めの加工が必要だったカウリング。
今回はそれらの加工はせずに、指示どおりパーツを凹みに接着するだけです。
……使っているパーツ自体は同じなんだよね。
上下で位置が変わっただけという。
その後は風防の取り付け。
機銃もこの時点でセットするのを忘れずに。
接着にはいつものセメダインハイグレード模型用。
機首の風防は先に機銃を塗装・接着するのを忘れずに……。
今回の戦果
マスキングをして組み立て完了。
相変わらず風防と窓枠が多いですが、ここは勢いで押し切ります。
今回はここで中断。
次回は肝心の迷彩塗装になる予定だ。
続きは次回!