エアフィックスのB5N2「KATE」こと九七式一号艦上攻撃機を作っていきましょう。
前回は組み立てを終了した。
今回は塗装とマーキングを行う。
筆者が補給をしてきたんだけど…・・・
残り少ない1000番のサーフェイサーがないよ。
また忘れたのかな。
行き着けの店がまだ切らしているようです。
なので500番を代わりに購入してきたという。
今回はグレーのサーフェイサーを使わないので、まだなんとかなる。
1000番のサーフェイサーは近々別のところで補充することにしよう。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認
このキットに収録された塗装は2種類。
今回は1枚目の、軽空母瑞鳳搭載機で塗ってみましょう。
いわゆる保安塗装というやつだね。
戦前の海軍機でよく見られたようだ。
戦争になっても、この目立つ塗装のまま実戦投入された機体がいたのだとか。
下地系の塗装
とりあえず下地からはじめていきましょう。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのコクピット色(中島系)
- 全体の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 尾翼や胴体側面の赤部分→Mr.カラーのレッド
- 魚雷先端→Mr.カラーのセールカラー
となっています。
グレーサフが少ないから白サフに。
それもあるけど、今回は赤い部分の面積が広かった。
なので最初から白い下地にしている。
側面の帯はデカールで付属するけど、今回は塗装で仕上げることに。
- 尾翼部分と色を合わせたかった
- 浮く風防を抑えながら接着したので、それの再接着に備えて胴体周りにデカールを使いたくなかった
というのが主な理由ですな。
その後はマスキングをし、Mr.カラーのカウリング色。
機首の黒い部分の色だけど、今回はこれを全体に塗る。
真っ黒に。
シルバーの下地に光沢のある黒色がいいと聞いてね。
それに備えて塗ってみた。
普通の黒にする案もあったけど、塗料の切り替えが億劫なのでカウリング色で全面塗ってしまった。
本体色の塗装
機首のマスキングを行い、残りのシルバー部分。
- 魚雷→Mr.カラーのシルバー
- それ以外の本体などシルバー部分→ガイアノーツのスターブライトジュラルミン
ですな。
スターブライトジュラルミンは普通のシルバーよりもギラギラした感じがいいね。
下地が黒系だったからか、いぶし銀感もするし。
この色も手持ちが少ないですな。
補充リストに追加しておかないと……。
細かい塗りわけ
ここでエアブラシは終了。
マスキングを剥がして、細かい部分を塗り分けます。
赤い帯がアクセントになっていいね。
筆塗り箇所はそんなに多くないかな。
説明書の指示抜けがあったからか、翼端灯が塗られていませんな。
これは後で塗っておきましょう。
マーキング
こちらがキット付属のデカール。
共通マークと、Aパターンのマークを使います。
赤帯部分は塗装したので、今回は使いませんが。
黄色帯は使うのかな?
こちらは逆に尾翼の文字と色を合わせたかったので、デカールを使います。
デカールの黄色帯は胴体一周分の長さですが……
塗装図によると、左右の赤帯と被る部分は黄色帯がありません。
先にそのまま貼り付けてから、赤帯と被る部分をデザインナイフで切り離すと良いでしょう。
仮に黄色帯を塗装するなら
「赤帯→黄色帯→胴体色」
の順番で塗った方がよさそうだね。
黄色帯は赤帯のほか、銘板部分とも被る。
銘板は透明に黒い文字のみ。
ここだけ帯が途切れてジュラルミン地なので、銘板部分は貼り付ける前に筆でシルバーに塗っておこう。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
胴体の赤帯は日の丸貼り付け部分と塗り分けが合わず、結局筆でレタッチしています。
赤い色は下地の影響を強く受けるので、レタッチで色味を合わせるのに苦労しました。
キットの箱の記載によると、デカールは高品質なことで知られるカルトグラフ製。
なので凸凹にも問題なく馴染んでくれる。
薄いので丸まらないようにだけ注意しよう。
今回はここまで。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット