ソード レジアーネRe.2002アリエテ(最終シリーズ) 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ソードより発売されていますイタリアの戦闘爆撃機、レジアーネRe.2002を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は機内を組み立てて胴体や主翼と合わせた。

今回は細かい部品を取り付けて更に組み立てを進めよう。

レーナ
レーナ

前回から少し間が開いたかな。

だいぶ苦戦していそうな。

アドルフ
アドルフ

このキットはいわゆる簡易インジェクションですからね。

足りない軸などを自分で補う必要があります。

説明書にないことを多数行うことになるので、通常のキットよりも難易度が上がるというやつですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

何より今回は2機同時製作で、同じことを2回やらないといけなくてね。

それでは作戦を再開しよう。

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気になるところ

アドルフ
アドルフ

組んでいる最中に気になる箇所がいくつか。

まずは水平尾翼。

キットでは右側に2番、左側に12番のパーツをセットする指示が出ています。

しかしそれでセットすると、動翼後部にあるリブは水平尾翼上面に来る形に。

筆者としては

「こういうリブは下面に来るものでは?」

と思ったようで。

レーナ
レーナ

なんかこれ、前の同じソード社製Re.2000でもなかったっけ。

ヴァルダ
ヴァルダ

そういうことがあったので、以前のRe.2000ではリブが下面に来るように水平尾翼を指定とは逆にして取り付けた。

今回のRe.2002もそうしてみよう。

ちなみにメーカーは異なるけど同じ機体である、スーパーモデル製品もそうしている。

アドルフ
アドルフ

もう一つ。

カウリングのカウルフラップパーツですが、パーツリストと照らし合わせると33番パーツの裏にR、34番パーツの裏にLと刻印されています。

しかし組み立て説明書の指示では33番が左(L)、34番が右(R)となっていました。

レーナ
レーナ

あらら、見事に逆の指示が。

どっちが正しいんだろう?

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はとりあえずパーツに刻まれたほうの指示を優先した。

細かい部品を整形する

アドルフ
アドルフ

各部品の位置などを確かめつつ、部品を切り出して整形してしまいます。

極端に細かい部品はランナーごと切り出し、接着直前までは整形せずに置いておきます。

レーナ
レーナ

似たような見た目の異なる部品なんかもそうするといい感じに。

でもこのキットはランナーに部品番号が刻印されていないから、あんまり気にしなくてもいいかも。

ヴァルダ
ヴァルダ

切り出した部品はチャックつきの小袋に入れておく。

昔の筆者はキット付属の普通の袋に入れたり、そのまま箱の中に入れていたけど……

意外と袋や箱の隙間から落下して紛失する事故が発生しやすいんだ。

アドルフ
アドルフ

小袋は別売り品を用意するなり、他キットを作った際に発生した廃品を使い回すなどすると良いかと。

今回のキットでも発生しますな。

傷とかが付くと困るので、クリアーパーツは別にしておくと安心です。

レーナ
レーナ

基本的にチェコ製簡易インジェクションの飛行機模型や、ドラゴンやブロンコといった中国製の戦車模型で見かけるよね。

それなりの値段するものばかりだから、最初はやっぱり別売り品を仕入れるのがいいかも。

アドルフ
アドルフ

合わせ目を接着してそれっきりだった本体も整形。

床板部分が胴体の幅と合わないのか、胴体の合わせ目が離れて隙間ができやすいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

奥の個体は機首周りに隙間ができたので、伸ばしランナーを突っ込んで溶着して埋めている。

機首周りのサンド系の色合いになっている部分が補修箇所だ。

尾翼周りの組み立て

アドルフ
アドルフ

胴体の準備が完了したので、各部品を取り付けていきましょう。

まずは先ほども話題になった尾翼。

ピン類がないので0.5mm径の真鍮線を増設。

先ほどの通り、左右を指定の部品番号とは逆にして接着します。

レーナ
レーナ

この機体、尾輪が引き込み式になっているね。

前のスーパーモデル製は固定式だったのに。

ヴァルダ
ヴァルダ

もしかしたら生産時期の違いによるものかもしれない。

尾輪はそのままでは幅が広くて、格納部分に干渉して入らなかった。

なので基部を左右から少し削りこんでいる。

塗り分けに備えてまだ接着はしない。

プロペラの組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて機首側に。

プロペラは他の簡易インジェクションキット同様、エンジンに直接接着する方式。

ここは真鍮線とプラ棒で軸を作ってしまいましょう。

レーナ
レーナ

塗り分けに備えて、ここではまだ接着せず……。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

主脚は本体側の接続部分が浅いので、1.5mm径の穴を開けて調整。

主脚側の凸ピン部分にちょうどゲートがあるので、それを残した状態で切り出し。

本体との接続軸の一部として利用します。

レーナ
レーナ

カバーとかタイヤとかも塗り分けに備えて接着せずに。

このキットは主脚とカバーが一部一体化されているから、そこは後で筆塗りする必要があるけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が気になったのが排気管。

画像の右下に並んでいる通り、根元側の一部を切り取って真鍮線に置き換えてからカウリングに取り付ける形にした。

レーナ
レーナ

切り取らないでそのままプラ部分を埋めるようにしたら?

ヴァルダ
ヴァルダ

そのプラ部分が太くてね。

対応した大穴をカウリングの端部分に開ける形になり、加工中に破損する可能性があった。

なので軸自体を細いものに置き換える形に。

アドルフ
アドルフ

カウリングのカウルフラップ部分が浮いていますな……。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうもこのキットのカウルフラップは開いた状態で成型されているようだ。

少し気になったので、ここは後で手を加える予定。

長くなりそうなので今回はここで一度中断。

次回はこの続きからで、一気に組み立てを終了する予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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