フジミ 九九式艦上爆撃機二二型 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

フジミ模型の九九式艦上爆撃機を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は機内を組み立ててみた。

今回はエンジン周りをいじってみよう。

レーナ
レーナ

今回はそこそこ順調に進んでいるかな?

アドルフ
アドルフ

おそらく。

組みかけで放置している、同社旧製品の九九艦爆一一型も復活させたいところです。

ヴァルダ
ヴァルダ

ただ他にも順番待ちが多数あるんだけどね。

遺棄されている一一型はファストパスがないのでもう少し後になるだろう。

それでは順番待ちの列を進めるべく、作戦を再開する。

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機体底面の加工

アドルフ
アドルフ

前回触れるのを忘れていたので、ここで掲載。

機体底面には突起パーツを付ける指示が出ています。

一一型の場合は4つの凹み全てに突起の29番パーツを取り付けますが……

今回の二二型では後ろ2つのみ取り付け、前は凹みを埋める指示が出ています。

機首に手を付ける前に、ここを処理しておきましょう。

レーナ
レーナ

前々回の記事で紹介した、プラ端材によるヒケ埋めを応用しているよ。

パテでやるのが一般的だけど、切削のしやすさや食いつきの良さから、プラ材再利用を……。

ヴァルダ
ヴァルダ

作業性を考えるとやはり乾燥時間待ちが発生するので、序盤にやるといいだろう。

前回の時点で主翼は胴体に貼り合わせていた。

この画像は貼り合わせ前に撮影したものだ。

筆者が紹介を失念していたので、このタイミングでの掲載に。

アドルフ
アドルフ

削るのは胴体や主翼の合わせ目と同時ですけどね。

周りのモールドが一緒に削れる可能性が高いので、あらかじめ彫り直しておくとよいかと。

機首の組み立て

アドルフ
アドルフ

そんなこんなで本題に。

今回はこの機首・エンジン部分を中心に進めていきます。

本キットでは一一型と二二型の選択式ですが、ここも両者で異なるパーツを使用します。

レーナ
レーナ

エンジンが違うんだよね。

それに伴って、二二型は先がすぼまった形のエンジンカウルで、プロペラスピナーを追加。

空気抵抗を極力減らした形というか。

ヴァルダ
ヴァルダ

爆弾投下アームも形状が異なる。

……金型改修でバリを改善したようだけど、プロペラ軸の15番パーツはまだまだバリが目立つ感じだ。

詳しくは後述するけど、今回このパーツは使わない。

プロペラ軸の加工

レーナ
レーナ

そんなこと言わずに、試しにセット……

なんか短いけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

軸が短いので接続部の強度が気になるし、なにより軸の後ろが空洞なのでプロペラの後付けが難しい。

組み立てて塗った後にプロペラを押し込もうとしたら、軸が引っ込んでしまう。

アドルフ
アドルフ

同時期のフジミ製航空機はどれもこんな感じでしたな。

いずれも今の筆者は改造して対応していましたが。

ヴァルダ
ヴァルダ

と言う事で、早速加工。

プロペラ軸は

  • 1.0mm径の真鍮線(ウェーブ製)
  • 2.0mm径のプラ棒(タミヤ製)
  • 5.0mm径のプラ棒(タミヤ製)

を組み合わせている。

それぞれ細い側の棒を、太い側の棒に開けた穴へ通す感じだ。

プロペラは1.0mm径、エンジン先端は2.0mm径の棒が通る形になるので、それぞれピンバイスで対応した穴に広げる。

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レーナ
レーナ

なんか複雑そうな……。

アドルフ
アドルフ

実態はただの棒の組み合わせですな。

穴を開ける際は棒を所定の長さに切り出すより先に行うと良いかと。

短い棒に穴を開けるのは難しいですし、なにより穴開け加工時に破損もしやすく。

ヴァルダ
ヴァルダ

エンジン裏に貼り付けるプラ板も忘れずに。

これはその辺に転がっていたタミヤ製のプラ板の切れ端を使った。

軸を押し込んで負荷がかかる場所なので、ある程度厚みがある物を使う。

ヴァルダ
ヴァルダ

自作した軸を通して、エンジン裏にプラ板をがっちり接着。

これでエンジンパーツにプロペラを後付けできるようになった。

インジェクションのパーツだとパーティングラインやバリで軸の精度がどうしても落ちるけど、この自作品はそれらがないので精度もアップだ。

レーナ
レーナ

真鍮線の軸が長いなぁ。

アドルフ
アドルフ

プロペラ中心を貫通して、スピナー内部まで通るようにしていますからね、

スピナーのない一一型ならもう少し短くする必要がありますが。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

各パーツを仮留めして確認。

問題なさそうですな。

塗り分けのため、プロペラスピナーやエンジンなどは接着せずに進めます。

排気管は引っ掛けて紛失することを警戒して、後で接着に。

ヴァルダ
ヴァルダ

この後更に強度を増すため、5.0mm径プラ棒を蓋にしたプラ板の裏に接着。

これがつっかえ棒になって、プロペラを押し込んだ際に蓋パーツが外れないようにした。

無論長すぎるとカウリングと本体が合わなくなるので、ここは現物調整。

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レーナ
レーナ

エンジン自体はカウリング先端の43番パーツを接着しない限りは、前側から取り付け可能なんだよね。

今回結構加工したけど、この点は改造後も問題なく……。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は残りの部品の組み立てになるだろう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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