タミヤ 1/35 T-34/85 製作記④

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タミヤMMシリーズのスポット生産品、T-34/85を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は過去のパーツ取りで不足した転輪を、アカデミー社製パーツに交換・補充することで補った。

今回は残る車体上部を組んで、全体の組み立てを終了させよう。

レーナ
レーナ

今回はやたらと細かく分割した記事になるなぁ。

組みかけ品なのに。

アドルフ
アドルフ

いつも以上に手を加える箇所が多いですからね。

一つ解決するとまた次の気になる点が出てくることの連続になるという。

ヴァルダ
ヴァルダ

どのくらい継ぎ足すのか、どこで止めるのか。

それの線引きも悩むポイントだ。

それでは作戦を再開する。

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微妙に見える穴を埋める

アドルフ
アドルフ

T-34/76のときにそうでしたが、タミヤのT-34系列は実車には見られなかった牽引用のプレートが存在します。

T-34/85では上から角型の外装を取り付けるのでその取り付け部分がほとんど見えなくなりますが、わずかに隙間ができることが発覚。

筆者としては気になったので、適当なプラ材を突っ込んで埋めることに。

接着剤で溶かしながら埋めれば多少の隙間にも馴染むので、ぴったり切り出す必要はありませんな。

レーナ
レーナ

取材した博物館の車輌に取り付けられていた……みたいな説が有力みたいだね。

このキットの車体は76mm砲型とは違った角型フェンダーだけど、76mm砲と同じ車体みたいな。

アドルフ
アドルフ

もしかしたらフェンダー部分だけ差し替えられるようになっていて、本体は同じ設計なのかもしれません。

T-34/85の刻印はそのフェンダー裏に集まっているので。

不要なアンテナ基部を撤去する

アドルフ
アドルフ

もう一つ76mm砲型の名残で、車体右側にアンテナ取り付け基部が残っています。

説明書では特に指示がありませんが、これも撤去してしまいましょう。

上側の出っ張った部分はまっすぐ切り取り。

下側の凹んだ部分はランナーなど棒状のプラ材を接着して埋めてから、削って処理しています。

ヴァルダ
ヴァルダ

初期の85mm砲型では残っているものもあったみたいだけど……

基本的に拡大した砲塔内に通信機器が移動した関係で、アンテナも砲塔上部に移動したようだ。

説明書ではどういうわけか手をつけず、アンテナ基部パーツを取り付けずにするだけの指示になっている。

その他の部品取り付け

アドルフ
アドルフ

ある程度は過去の筆者が取り付けていたので、残るは細かい装備のみ。

整形をして取り付けていきましょう。

レーナ
レーナ

ほとんど76mm型と同じみたいな感じだけど、85mm型は細部が異なるみたいだね。

どのくらい手をつければいいのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者もその辺りの詳しい先人達の残した記録を頼りに手を加えていくつもりだけど……

大きな相違点を見つけて解決したと思ったら細かい次の相違点が見つかる」

の繰り返しになったようだ。

全部合わせるのは大変なので、今回は目立つ部分や手の加えやすい部分だけに留めておこう。

アドルフ
アドルフ

まずは車体前面。

タミヤのT-34シリーズは操縦手ハッチのバイザー内にあるペリスコープが省略されていますので、ドラゴン製パーツの余剰品を加工して接着しています。

レーナ
レーナ

昔の筆者だったらバイザーを閉めて誤魔化している箇所だよね。

「前が見えね状態になるわけだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

ホーンパーツは筆者が紛失した可能性があり、見つからなかった。

以前組んだサイバーホビー製のT-34/85で撤去したものが残っていたので、それを代わりに取り付けている。

車体後部の組み立て

アドルフ
アドルフ

車体後部はアカデミー製のものを参考に可能な範囲で手を加えています。

  • エンジンデッキ上部にアカデミー製の余剰パーツで手すりを追加
  • 後部パネルには真鍮線やエナメル線でハッチの取っ手とパイプパーツを追加
  • 燃料タンクの注ぎ口を切り取って端から中央に移動

といった感じです。

後部パネル横のボルトの数や下のヒンジの数など、まだ手を加えていない場所もありますが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ボルトは追加を考えたけど、いい感じに筆者が自作できなくて断念したとか。

細かいことは気にせず、とにかく形にすることを優先しよう。

アドルフ
アドルフ

前側も再度気になった箇所があったので追加。

操縦手ハッチ直下に跳弾板が設けられているようなので、これをプラ板で追加しています。

後はハッチや機銃マウント部分に鋳造表現ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

車体前面には予備履帯パーツを組み合わせて乗せる。

塗り分けを考えてここでは接着しない。

初期の車輌はここに乗せていなかったと言われているね。

アドルフ
アドルフ

このT-34、76mm砲搭載型の部品を流用している箇所が目立ちますが、基本的には大戦末期~冷戦初期の車輌をイメージしているみたいですな。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

これで組み立てを完了としましょう。

元がモーターライズだったので、車体上下はポリキャップ接続。

ただ後部の隙間が目立ったので、筆者は瞬間接着剤で留めてしまっています。

電池交換とかの必要はありませんので、ここは見栄え重視で……。

ヴァルダ
ヴァルダ

詳しい方々からすると、まだ突っ込みどころの多いT-34かもしれない。

ただこれ以上長引かせたくないので、これで進めてしまおう。

今回はここまで。

次回は塗装となる。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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