
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が長年放置していたタミヤのT-34/85が完成しました。
今回は……。


以前筆者がタミヤスケール限定シリーズの、イタレリ製P40重戦車を組んだ。
その際に新品を開封したんだけど……
それ以前から組みかけで放置していた個体もサルベージして、裏で並行していた。
ただ途中でまた放置してしまっていてね。
再びサルベージ、今度こそ完成させよう。

新品のは9月末に作っていたね。
ということは組みかけのは2ヶ月放置していたという。

それ以前にこの組みかけ状態で15年近く放置していたわけですが。

それと、月末の集計もする。
そちらについては記事の最後に掲載だ。
ちょっと違うエッチングパーツ

基本的な工作は以前の新品版を参考にしてもらうとして、気になった分だけつまんで紹介していきましょう。
工作に関しては下記のリンクから……。

二ヶ月前のことなんだよね。
筆者の記憶は大丈夫かな?


工作からベース色の塗装までが2ヶ月前に進めた箇所ですな。
まず気になった点としては、このエッチングパーツ。
付属する内容は同じなのですが、どうも厚みが異なるようで。
画面の左側が以前の新品版での付属品。
右側が今回の組みかけ品での付属品です。

メーカーロゴとかの刻印が違うよね。
これは一体……


近くで見るとこんな感じに。
今回のもののほうが薄くなっている。
どうも生産ロットによる違いではないかと筆者は推測している。

このキットは2009年頃に発売したものですが……
ガルパン効果の影響か、スケール限定シリーズにもかかわらず一度再販されていますからね。
たしか組みかけ品は2010~11年頃に購入したので初版品で間違いないかと。
そしてこの前組んだ新品版は2010年代前半の再販品ですな。


薄くなっているので筆者がこの前苦戦したマフラーカバーの組み立ては簡単になっているんだけど……
代わりにジェリカンラックパーツが非常にもろくなってしまっている。
指示通り折り曲げた際に折れることが多発というやつだ。

見事にばらばらに。
というかエッチングパーツが一部見つからないんだけど。

エッチングの修理方法がわからない&そのまま残骸を紛失。
これで15年前の筆者は本キットを放置ルート入りにしたようですな。

紛失した箇所はエッチングの余白部分をハサミで切り出してスクラッチ。
それで代用しよう。
幸い単純な短冊状で折り曲げて重ねる部分だ。
多少雑でも問題ない。

あっさりと解決。

これが15年の重みです。
機銃追加


続いて砲塔。
ここは前回の車輌と変化をつけるため、機銃を外付けしてみよう。

前回は取り付けようとしてやめたんだっけ。

基本的にこういう対空機銃は主砲の同軸機銃と兼ねたものですからね。
両方つけると不自然に見えたり。

ただキット付属の実車資料には、両方装備したように見える写真もあってね。
今回はそれに倣ってみた。
それと砲搭側面にはエッジに混ざってパーティングラインがある。
忘れずに消しておこう。
以前の筆者がサフを吹いていたので、この画像だと削った部分がわかりやすい。
組み立て完了!


そんなこんなで細かい部品を取り付け、全体の組み立てを終了とします。
野ざらしにされていた期間もあったようで、車体に埃が目立ちますな。

一度洗っておきたいけど、細かいエッチングとかが外れないか悩みどころだ。
塗装図の確認


本キットに収録された塗装は4種類。
- アンサルド社工場 (ジェノバ 1943年末)
- ドイツ軍警察戦車中隊(北イタリア・ノヴァラ 1945年4月)
- 武装親衛隊 第24戦闘山岳師団戦車中隊第1小隊(北イタリア・フリウリ地方 1945年4月)
- ドイツ軍南部戦車訓練大隊P40小隊(北イタリア・ロニゴ 1944年夏)
ですな。
工場の車輌はグリーンの単色で、それ以外は迷彩塗装となっています。
前回は警察戦車中隊ので仕上げましたな。

タミヤ側の説明書だと迷彩パターンは全部共通みたいだけど……
イタレリ側の冊子だとその警察戦車中隊のだけ網目が複雑で、SSのと訓練大隊のは網目が単純なんだよね。
更にボックスアートのだとSSのは警察戦車中隊のと同じ複雑な迷彩パターンになっているという。

今回は訓練大隊のもので仕上げる。
冊子側の指示に従って単純な網目の迷彩にして、マーキング類は使用しない。
ベース色を塗る


まずはベース色から。
この辺りは完全に前のP40と同じですな。
上記の過去記事を参考にしていただければ幸いです。

エッチングにプライマーを吹いてから全体に黒いサーフェイサー。
履帯はモデルカステンの塗料で、グリーンはMr.カラーのフィールドグレー2だね。

……ここまでが2ヶ月前に進めた箇所となる。
これ以降は直近の作業だ。

ここからは筆者の記憶がまだはっきりしている場所だね。
帯部分を基準に迷彩を塗り分ける


さて問題の帯部分。
前回はベースのグリーンやブラウン部分を基準にする形にしたので、サンド色の帯部分は2本の線で示した。
ただ今回は帯部分を基準にするため、1本線で済ませることに。

これじゃあ帯の幅とかわからないんじゃない?


こちらは前回の2本線。
これだと帯の幅がわかるけど、下書きの手間がかなりかかるのでね。
なので今回は1本線で試してみる。
太く感じたら後から塗るブラウンを上塗りして調整だ。


とりあえず一本線をサンド色で塗ります。
使用したのは前回と同じ、Mr.カラーのサンディブラウンとダークイエローを1:1で混ぜたものですな。

とりあえずきれいに塗ることは考えないで、先に色を置いて位置を確定する形で……。


ある程度塗ることができたらブラウンも位置を確認するために置いてしまいます。
キット指定であるタミヤアクリルのレッドブラウンを塗っていきましょう。

キット付属の冊子だと前後と左側面しか塗装図が掲載されていないんだよね。
そこを優先して塗り分けてから、右側面や上面は想像で辻褄を合わせて……。


最終的に塗り分けが完了するとこんな感じに。
前回のものよりも単純な塗り分けになりました。

前回ほどではないけど、それなりの時間かかった。
今回の車輌はマーキングなしなので、細かい装備の塗り分けをしてからそのままウェザリングに入る。
急ピッチで仕上げる



仕上げも前回のもの同様。
……だた筆者がキット付属のライトレンズを紛失しているというトラブルが。
これは手持ちのウェーブ製品、Hアイズ1の3.0mm径を使っています。
少々小さいですが、厚みのおかげでキットパーツよりもレンズ感は出ました。

4.0mm径では大きすぎて入らなかった。
3.5mm径は別キットで使用済みだったので、手持ちにはなかった。
というわけで3.0mm径に。
これで完成としよう。

以下、ギャラリーだよ。
タミヤ(スケール限定) P40重戦車2輌目 完成!








過去の筆者が適当な組み方をしたからか、所々隙間だったり完全に閉まらないバイザーとかが。

ここで無理に力を加えたりすると破損するかもしれない。
そのままにしておこう。



前回完成させた警察中隊マーキングのP40と。
迷彩模様も違いますな。

タミヤ側の指示だと訓練大隊のものは警察中隊のものと迷彩パターンが同じなんだよね。
イタレリ側の冊子だとこの独自のパターンなんだけど。


残るSSのものは冊子だと訓練大隊のものと同じパターンだけど、ボックスアートでは警察中隊のものと同じパターンとなっている。
筆者の手持ちにはもう1キットあるからこれにする予定だけど、どちらの迷彩で仕上げるか考えておこう。
作ってみた感想のコーナー


難キット……とはいってもほとんど組み立て済みだったんだよね。

詳しい感想は先ほど掲載した前回の完成過去記事リンクに載っているので、そちらを参考にしてほしい。
タミヤとは言っても中身はイタレリ製品。
2000年代初版の製品のわりにはやや精度に難ありと言えるので、初心者は要注意だ。

ただ2025年11月現在はイタレリのP40重戦車しかないので、どうしてもP40を作りたい場合はこのキットと同じパーツのお世話になることに。
プラッツからはアンツィオ高校版が発売していますが、ベースは同じイタレリ製品ですし。

アンツィオ版はエッチング製のマフラーカバーが省略されていて、塗装も単色。
まだドイツ軍版よりは組み立てやすいはず。

珍しい車輌好きには是非とも挑戦してほしいものだ。
少々組みづらいが、完成するとなかなか見所のある車輌と言える。
今回はここまで。
筆者の作業に記事が追いついてしまっているので、続きは未定。
それでは月末恒例の集計を取ろう。
月末恒例 今月の戦果


2025年11月の戦果は……
- 購入 0
- 完成 4(M4A3シャーマン、T-34/76、T-34/85、P40)
でした。
最近猛威を振るっていた航空戦力に代わり、今月は戦車一色です。

しかも全部組みかけのサルベージ品という。

来月は未着手品が多くなるだろう。
今月のものはその前座だ。
お楽しみに……。

あるかわからないけど、来月もお楽しみに~。
この記事で作っているキット











