
タミヤMMシリーズより、ドイツ軍戦車のパンターD型を作っていきましょう。

前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
足周りをメインに見ていこう。

組み立て開始。
このキットは今回初めてなんだっけ。

ここの開設以前にも組んだことがないので、完全に初めてですな。
というかD型のパンターは他メーカー品も含めてまともに完成させていないはず……。

どうしてもD型は筆者としては初期の不具合で活躍できなかったパンターという認識があるようでね。
後は筆者がパンターよりもティーガーやIII/IV号、超重戦車派というのもある。

筆者からするとパンターは洗練されすぎているように感じるといいますか……。

ともかく筆者も初めてのキットなので、もしかしたら躓くかもしれないことはご了承を。
それでは作戦を開始する。
合わせ目接着


まずは合わせ目部分を接着。
- 兵士二人の胴体
- マズルブレーキ
- キューポラ
- 筒状のアンテナケース
を貼り合わせています。
この後に合わせ目消しが必要な場所がまだ出てきそうですが、とりあえずこれらだけで……。

合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
車体下部の組み立て


続いて車体下部。
車体後部パネル内部にはポリキャップを仕込みます。
おそらく上部との接続用かと。

着脱可能な構造ってことかな?
車体底面の真ん中の穴部分にあるプラ棒はただのランナー。
不要なものだから切り取らないと。


サスペンションアームは3種類(左からA5、A6、A7)ある。
似たような形なので間違えないように。
- A5番→画像左のもので一番細い。10本付属
- A6番→画像真ん中のもので付け根の段差が真っ直ぐ。2本付属
- A7番→画像右のもので付け根の段差が曲線。6本付属
なのが区別ポイントだ。

親切設計なのか、細いA5番パーツを太いパーツの部分にはめ込もうとすると緩くて違和感があるんだよね。
筆者は比較のために先に全部切り出しているけど、ここはセオリー通り番号ごとに切り出して接着したほうが安全だったり。


組み立てるとこんな感じに。
誘導輪アームは歯車のようになっており、噛み合わせ箇所を変えることで履帯の張りを調整できます。
キットでは明確にベルト式履帯用の位置が指定されていますが、ここは一度様子見で接着せず。

張りが強いとパーツ破損にもつながるからね。
実際に現物を確認して、気持ち緩めにしたいところ。
車輪の組み立て


続いて車輪類の組み立て。
起動輪ギヤカバーに付く、小転輪以外の全ての車輪にポリキャップを仕込みます。
起動輪と誘導輪は大サイズのを。
転輪は小サイズのポリキャップを仕込みましょう。

車体のポリキャップといい、このキットはモーターライズ化を前提にした構成になっているみたいだね。
以前組んだモーターライズの流れを汲む、パンターA型もポリキャップ接続転輪だったし。

ただあちらと違って、外に飛び出るハブキャップ部分はプラ製となっている。
この辺りは約40年間シリーズが続いた技術の蓄積の賜物だね。

ポリ製は塗料が乗りにくい素材なので、極力外から見えるパーツでの使用は避けたいところです。


組み立てるとこんな感じに。
一番内部に組む転輪は真ん中の転輪を一度セットしてから、上から一番外側の転輪で挟み込む形になります。
・・・・・・少々文字にするとわかりにくいですな。

ポリキャップがこの段階では見えるけど、上から後で別の転輪をくっつけるから見えなくなるというやつだね。
そういえば今までのパンターとは転輪のディティールが少し違うような。

生産初期のパンターD型は転輪のボルトの本数が少なかった。
後期のD型でボルトの本数が増えて、以降のパンターはそれが標準となる。
今回のキットは初期後期の明記はないけど、転輪ボルトの本数が少ない初期生産型のパンターD型がモデルになっているようだ。

キット付属の資料によると、パンターD型は1943年1月~9月頃に合計842輌生産されたようです。
今回のはその内の初期に生産されて、同年7~8月にツィタデレ作戦(クルスクの戦い)に投入されたものをモデルにしたということですな。
2026年1月現在タミヤから後期のD型は発売されていませんが、他社のいくつかからは発売されていますので、比較してみても面白そうです。
今回の戦果


ベルト式履帯を接着し、足周りに仮組み。
誘導輪の張りを確認したいですが、履帯の張りに負けて位置決めしづらいですな。
先に誘導輪を固着させれば問題ないですが、それですと調整が難しくなるという。

一番外と内の転輪同士が重なる箇所は塗料が入りにくそうだね。
ここは組み合わせる前に暗色で塗り潰したいところ。

なのでこの時点ではまだ接着しないというやつですな。
バラバラなので、部品を紛失しないうちに塗り分けたいところです。

今回はキット付属のベルト式履帯だけど、このキットに対応した連結式の履帯セットが別売りされている。
どうも接着組み立て式ではなく、同社のフランス戦車の一部で見られたものと同じパチパチはめこむタイプの履帯のようだ。
気になる人はそれを導入してもいいだろう。

G型用のは接着固定だったけど、こっちは可動式っぽいね。

以前も少し触れましたが、パンターの履帯は前期後期があるみたいですな。
D型で一般的だった初期型の履帯とG型で一般的だった後期型の履帯とでは、接地面の「ハ」の字型滑り止めの有無が主な相違点になっています。
ここは間違えないように注意ですな。

「大戦末期まで生き残っていたパンターD型」
を作るなら、G型用の履帯を装備させても面白そうだけどね。
今回はここまで。
次回は車体上部などを進める予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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