タミヤのティーガーI(タイガーI)重戦車を作っていきましょう。
前回は車体のや砲塔の組み立て作業を終えた。
今回は楽しい塗装の時間となる。
筆者の住んでいたところは悪天候が続いていましたが……
今日は問題ないようですな。
天気が変わらないうちに作業を始めよう。
塗装作業に入る ~まずは下地塗装~
今回選択したのはヴィットマンの搭乗車。
武装親衛隊のSS第101重戦車大隊所属のS04号車です。
ヴィットマン搭乗車としては幾つか異説があるようだね。
本人の本来の搭乗車でなく、撮影用の借り物だという説とか。
ちなみに、以前紹介した「鋼鉄の死神」ではS05車に乗っている姿が描かれているよ。
まあ、考えすぎて完成しないということが一番問題だから、そのまま進もう。
今回はディティールアップに金属パーツを使用した。
そのまま金属パーツに塗装しても、ちょっと擦っただけで簡単にはがれてしまう。
そこで先にプライマーを塗っておく。
筆者は写真のガイアノーツ製を愛用しているよ。
これ、実は金属だけでなくポリパーツにもある程度効果があるようです。
お次はサーフェイサー。
神経質に合わせ目をチェックする必要がなかったので・・・・・・
いつものグレーサフではなく、今回はこのマホガニー色のサーフェイサーを使ってみる。
いままでの筆者はグレーや黒の下地しか使っていませんでしたが……。
今回はマホガニーに。
黒だと暗すぎたり発色しづらいこともある。
基本的に赤や黄色などの暖色系の下地におススメだ。
車体を塗っていく
S04号車は冬季迷彩で白く塗られている。
冬季迷彩というのは、通常の塗装の上から水性の白い塗料(石灰らしい)を大まかに塗っている。
だからまずは下に塗られている通常の塗装を施す。
1943年2月以降のドイツ軍戦車基本塗装である、ダークイエロー1を下地のマホガニーを残すように塗ろう。
近年はより白っぽい色の「ダークイエロー2」と呼称される塗料も存在します。
2のほうは今回使ったものよりも白っぽい感じが特徴的です。
迷彩を施そう
さらに迷彩もされていたと推定。
迷彩色であるオリーブグリーン(ダークグリーン)とレッドブラウンを用意する。
こちらもダークイエロー同様、今回はガイアカラーを使用する。
塗装図に乗っていた、同じくSS第101重戦車大隊所属のS45号車を参考に蛇行迷彩を施す。
どうせ冬季迷彩を施してほとんど見えなくなるので、あまり深く考えずに作業を進めていこう。
履帯の塗装
アホな筆者が履帯の塗装を忘れていたのでここで塗っておく。
モデルカステンの履帯色を、転輪類を避けるように大まかに塗る
随分と適当ですな。
大丈夫なんですかね。
こういうのは楽しんだ者勝ちさ。
あれこれ細かいところに気を使いすぎると、ストレスの原因になる。
好きでやっていることでストレスを感じたくはないだろう?
筆で細かいところを塗り分けよう
ここでブラシ塗装は終了。筆を使った部分塗装に入る。
- タイヤブラックで転輪のゴム
- ウッドブラウンとガンメタルで車外装備品
- 先ほどの履帯色で砲塔の予備履帯
を塗る。
あいかわらず大まかな塗りですね。
どうせ後で汚し塗装をするから、あまり細かいことは気にしなくていいんだ。
ここで車外装備品の木製部分が単調に感じた。
上からクリアーオレンジを塗って木目感を出してみよう。
これが・・・・・・。
こうなりました。
・・・・・・木目感が出たかは微妙ですが。
ウッドブラウンが濃い色をしているのが、木目をわかりにくく見える原因かもしれない。
バフとかの白っぽい色のほうが良かったかもしれないね。
デカールを貼り付ける
部分塗装も終わり。
このままデカールを貼り付ける。
先日の通り、ワイヤー下のマークはワイヤーと車体の隙間にマークをスライドさせて貼り付けた。
今回の戦果
特徴的な砲身のキルマークを含め、全てのマークが貼り終わりました。
今回はここまで。
次回は冬季迷彩と、戦車の醍醐味ともいえる汚し塗装の予定だ。
筆者がまたお仕事のため、少し先になりそうだけど
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