タミヤのティーガーII(キングタイガー)を進めて行きます。
前回はマーキング作業まで終わった。
今回はウェザリング作業を行って完成させる。
クリスマスまでには終わったよ!
ちなみにこのキット、2年前のこの時期に購入した模様。
去年作ったティーガーIと同時に購入したものだ。
すでにクリスマスを2回通り越しているのですな。
これでもまだマシだ。
10年近く積み山を護っている在庫もいるからね。
とりあえず、本題に入ろう。
エナメル塗料を使ったウェザリング
最初にエナメル塗料のウェザリング。
今回は実験的にウォッシングを2色使用。
- 足回りにフラットブラウン
- 車体上部にはバフ
ダークイエロー地にバフは目立たないと思っていたけど、今回はイエロー地が狭いのでこれを選んでみた。
以前のIII号戦車とIII号突撃砲にブラウンを使ったところ、暗くなりすぎた感もあったからね。
反対に履帯はブラウンを使うとそれらしくなるかな……。
ついでにバフでドライブラシ。
後のチッピング作業に備えて、やや粗めに行います。
それと、エンジンデッキ上にはクリアーオレンジとブラックの混ぜ物でオイル染み。
ウェザリングカラーを使った汚し
排気管などの錆部分はいつものウェザリングカラー3人衆。
- ステインブラウン
- ラストオレンジ
- マルチブラック
です。
代わり映えしないね。
お約束のパターンと化してしまっている。
そろそろこれらのことで独立した記事を立てたいところ。
車体の雨だれはいつもならウェザリングライナーを使うけど、今回はウェザリングカラーを使用した。
短い線を筆で引いてあげて、それを溶剤の染み込んだフィニッシュマスターで延ばしてやる。
チッピングは今回手間を減らすため、ドライブラシで。
先ほどのバフを残すように、擦り付ける。
いずれも使用色はグランドブラウンです。
後は足回りをグレイッシュブラウン。
これも代わり映えが……。
この色は汎用性が高い。
筆者はどの色にするか迷ったら、とりあえずこれを使っている。
泥汚れの雪を作ってみる
今回のティーガーIIは1944年12月のアルデンヌ戦線に投入されたもの。
雪の振る中で戦ったものと思われる。
なので泥汚れの代わりに、足回りには雪をつけてあげよう。
使うのは過去にティーガーIやKV-1に使用した情景テスクチャーの雪。
ただ今回は完全な雪中ではないと解釈。
タミヤアクリルのフラットアースを混ぜて、泥混じりの雪を目指してみます。
適当にぺたぺたと・・・・・・。
見えない裏側は省略、資材を節約!
ここまででこんな感じに。
ちょっと雪の粉末感が気になりますが、このまま進みましょう。
最後につや消しクリアー。
いつも通り、ここでウェザリングマスターを擦り付ける。
足回りは今回Bセットのスノーを使用。
錆部分はCセットのアカサビで、浮いて乾いた錆の感じを表現。
タミヤ ティーガーII(アルデンヌ戦線) 完成!
これで、タミヤのティーガーIIが完成となります。
以下、ギャラリーです。
続いて他の車輌と比較。
- 1940年にアルデンヌを突破した38(t)戦車
- 前身のティーガーI
- 映画で代役を務めたM47パットン
最初のは厳密にいえば型式違いだけど。
筆者の手持ちの38(t)はE/F型。
フランス戦時はC型を生産している最中です。
4年後に、戦車はここまで進化するなんてね。
ティーガーIとの比較に関して……
名目上はティーガーIの後継だけど、全く似ていない。
寧ろパンターの発展型と考えるのが自然だね。
試作段階で終わった、パンターIIと部品の共通化を図っていたのだとか。
M47は・・・・・・
こうしてみるとやっぱり似ていない。
映画では数を揃えるためか、外装も特に弄っていないからね。
丸い砲塔なので、ポルシェ砲塔型と言い張れば・・・・・・。
作ってみた感想のコーナー
やはり、ティーガーIIはいいものですな。
大柄な重戦車だけど、少なめのパーツで簡単に組み立てられる。
その代わりキューポラのペリスコープ等、細かいところが省略されている。
車体上下を合わせた際、微妙に隙間が出来る部分もある。
ここは溶接跡再現ついでに埋めてしまうのがいいかな。
なによりかっこいい。
・・・・・・これは完全に主観だけど。
今回は使わなかったけど、おまけも幾つか付いてくる。
お店だと割引によっては通常版と大差ない価格のことも多いので、お得に感じる。
人気車両なので様々なメーカーから出ているけど・・・・・・
筆者曰く
初めてティーガーIIを作るならこのキットがおススメ。
とのこと。
というか、筆者はタミヤのティーガーIIしか完成させたことがないじゃん。
そういえば、筆者に遺棄されていた方のティーガーIIは・・・・・・。
塗装・マーキングまで一緒に進めていた。
今回のを先に決めるため、一旦ここで止まっている。
完成するかな……。
とりあえず、今回はここまで。
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓