アカデミー社のOEMである、エアフィックス社の35(t)戦車を作っていきます。
前回はパーツ紹介で終わってしまった。
今回は早速組み立てていこう。
見た感じ、履帯の組み立てまで進むようだね。
小粒ですが少々足回りの部品が細かいです。
落ち着いていきましょう。
ガンガンいこうぜ!
車体を箱組みする
本キットの車体は箱組み式。
板状の部品を貼り付けて、箱状にしよう。
リベットモールドがあるので、接着剤のはみ出しに注意。
組み立てる前に
- 側面パーツに穴あけ
- 前面パーツに人形用の台座接着
をお忘れなく。
箱組み完了。
その他部品も取り付けていく。
ここで独立した誘導輪が1組付くのが特徴だね。
足回りを組み立てよう
35(t)の足回りはリーフスプリング方式。
ボギー1組に対して、4組の転輪が付きます。
ボギーは4組なので、転輪は16組必要です。
数が多いので、ちょっと面倒ですね。
この転輪、軸部分が弱くて作業中にポロポロ取れる。
気になるようだったら接着固定したほうがいいかも。
転輪組み立て完了。
ついでに起動輪、誘導輪や同じFランナーに入っていた部品も、まとめて整形してしまう。
スクレーバーを取り付けろ!
この戦車の機動輪部分はスクレーバー(泥除け)がつく。
・・・・・・なんだけど、取り付け位置がわかりにくい。
取り付け部分にはモールドも凹みも一切ないので・・・・・・
ちなみにスクレーバー本体には、裏側に押し出しピン跡があります。
筆者は軽く削って処理しています。
先にスクレーバーを固定してしまうと、起動輪が取り付けられません。
一旦取り外します。
画像のオレンジ色で示した部分が取り付け場所ですな。
起動輪を先に取り付けて、スクレーバーを・・・・・・
なんだけど、これが結構やりづらい。
筆者は
- スクレーバーを仮接着
- 完全に固着する前にスクレーバーの位置をずらしながら、起動輪を取り付ける
- スクレーバーの位置を戻して、再接着
という流れで組んでいます。
スクレーバーと起動輪の間は結構タイト。
筆者はスクレーバー全体を軽くサンディング。
一回り削って小さくしている。
車輪類を取り付けるとこんな感じに。
先ほど側面に空けた穴に、予備ゴムリムパーツも取り付けよう。
この戦車は誘導輪にも歯が付いている。
わかりにくいけど、後部が起動輪だ。
履帯の取り付け
本キットの履帯は組立て式です。
一部直線になった部分と、1枚ずつ組む部分があります。
比較的直線部分が多いので、速乾流し込み接着剤で迅速に進めます。
ドイツ製戦車とは違って、履帯に接着剤の受けになる部分がない。
接着剤を付けすぎると表側に流れ出すので注意。
今回の戦果
取り付けるとこんな感じに。
両端の合わせ部分がガタガタになりやすい気がするね。
履帯の構造上の問題かもしれないけど。
歯が起動輪、誘導輪ともにあるので、どちらで合わせても大丈夫。
今回は前部、誘導輪で合わせている。
今回はこんな感じですかな。
続きは次回にしましょう。
次回も、お楽しみに!
この記事で作っているキット