模型大隊戦闘日誌、今日も更新するよ!
さて、今回は確か……。
前回の記事でも触れたとおりだ。
前回のMe410と並行作業していた、もう1つのMe410を紹介しよう。
アレですな。
今回のお題 ファインモールド メッサーシュミットMe410B-1「ナハトボンバー」
冒頭で述べた通り、今回作るのは以前の記事でも少し触れたこちら。
ファインモールド社より
メッサーシュミットMe410B-1「ナハトボンバー」
だ。
前回のやつと同じ機体だね。
厳密に言うと装備違いですな。
・・・・・・作りかけですね。
前回のU2/R4装備型よりも更に前に、筆者が中古品店で確保したものだ。
2021年1月現在このパッケージでは販売しておらず、改訂されているようだ。
改訂版を記事の最後に載せておくのでそちらを参照に・・・・・・。
組みたてを終えよう
説明書の実機解説が細かいね。
キットの基本的な流れは前回組んだU2/R4装備型と同じ。
なのでそちらを参照に。
こちらは作りかけということもあるので、ダイジェスト版で紹介。
U2/R4装備型と異なる点としては・・・・・・
- 消炎排気管
- 爆弾倉
辺りですかな。
排気管のほうは特に特筆すべきことはないかな。
説明書通りに作る感じ。
爆弾倉の組み立て
爆弾倉ですが・・・・・・
懸架装置は先に組み立てて接着。
爆弾は組み立てて接着はせず。
扉部分は開閉状態を選択します。
今回は開いた状態で組み立てる。
その場合、幾つか手を加えるポイントがある。
まずは扉側。
B3パーツを真っ二つにする。
その後、爆弾に干渉する内側を削る。
画像左が加工前。
右が加工後。
説明書の切削指定も曖昧だから、少しずつ削って微調整しよう。
爆弾扉の後ろ側が胴体から2mm飛び出た状態を目安に・・・・・・。
それと、前部風防は一部爆弾扉のディティールが一体成型されています。
そのままでは不自然なので、開いた状態にする場合は該当部分を削ります。
その他の小工作
主脚カバーは押し出しピン跡があります。
昔の筆者は処理前に塗装してしまったようです。
ここは凸状なので、軽く削ってやればOKです。
胴体下のレーダーパーツ。
アホな筆者が一体成型されていたこのパーツを折ってしまった。
なので0.5mm径真鍮線で作り直している。
あとは風防のマスキングなど、前回同様のことを行って塗装に入るよ。
主脚庫のほかに、今回は爆弾倉もマスキングする必要がある。
エアブラシの角度を工夫すれば吹き込まないので、こんな感じにテープで土手を作るだけに留めている。
塗装作業
キットの塗装は2種類。
今回はパッケージにもなっている、黒い夜間迷彩が施された機体を選ぶ。
この辺りも前回同様です。
機内色→サーフェイサー→RLM76ライトブルー
の流れで。
本来はライトブルーが機体色の大半ですが、今回は黒い塗り潰しがあるので部分的に留めておきます。
その後、RLM75グレーバイオレットを塗装。
先ほどの塗装図、どうやらグレーバイオレットとグレーグリーンの指示が逆っぽい。
なので筆者もこの後一度塗り直しているよ。
続いてRLM74グレーグリーン。
マスキングを1から貼り直すのが面倒だったので、当時同時進行していた前回完成のU2/R4装備型からそのまま使いまわしている。
通常色が塗り終わりましたら、一度マスキングを剥がしてしまいます。
いい感じに塗り分けられているね。
下面の夜間迷彩はつや消し黒の指定。
・・・・・・なんだけど、単純な黒で広い面積を塗ると単調なので、筆者はカウリング色を使っている。
エアブラシ塗装はここでおしまいです。
前回同様プロペラ止めを仕込んで、各部品を取り付けて細かい塗装を。
マーキング
その後はマーキング。
下面の細かい注意書きは塗り潰されていると仮定して、貼り付けていない。
国籍マーク、所属は見栄えもあって貼り付けている。
ウェザリング!
いつもの3点セットウェザリング。
ここは過去記事参照で。
途中でアホな筆者が機体下部のアンテナを折っている。
ここは前回の余剰品で修理。
Me410B-1「ナハトボンバー」完成!
最後につやを消して、風防マスキングを剥がします。
一部黒く塗る窓枠を塗り直し、爆弾など取り付けて完成です。
爆弾と扉は貼って剥がせるのり、ピットマルチを使っているよ。
以下、ギャラリー。
続いて前回の装備違いと。
前身のBf110同様、汎用性が高い機体のようだね。
今回作ったのは夜間爆撃機。
主に対イギリス戦に使われていた。
夜中にドイツ占領下のフランスを出発。
レーダー網をかいくぐり、戦闘機の追撃を振り切り、イギリス本土への夜間襲撃を行ったんだ。
作ってみた感想のコーナー
基本的には前回のものに準じますな。
ただ爆弾倉の加工、夜間迷彩などで少しだけ工程が増えます。
この辺りは好みの問題だね。
好きなMe410を選ぼう。
このキット、前述通り現在は改訂されている。
改訂版ではA-1型とのコンパーチブルキットとなっているようだ。
今回はこんな感じですかね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキットの改訂版