タミヤから発売されている、フィンランド軍BT-42突撃砲を進めていきます。
前回はマーキングと部分塗装まで進んだ。
今回はウェザリングをして、完成させよう。
タミヤ製キットだけあって、サクサク進むね。
タミヤ製キットと聞いて思い出しましたが、なんかIV号戦車のG型初期(F2型)とケッテンクラートの新製品が出るとか出ないとか……。
詳しい情報を収集する必要があるね。
伝家の宝刀!バフウォッシングを行う
まずはスミ入れ兼ウォッシングを。
例によってタミヤエナメルのバフを使用しています。
それだけではちょっと単調だったので、今回はブラウンも部分的に使っています。
丁度流れた錆みたいな感じになるように……。
そして拭き取り。
拭き取っているように思っても、結構残っていたりする。
この辺りは過去記事も参照に……。
エナメル塗料を使ったウェザリング
その後はドライブラシ。
緑色の車体なので、明るい緑色を選択。
タミヤエナメルの明灰緑色を使っています。
それとオイル染み。
適当に給油口っぽいところ周辺に撒き散らす。
これらも過去記事を参照に……。
ウェザリングカラーを使ったウェザリング
ウェザリングカラーのグランドブラウンを使って、車体各部にチッピング。
装甲の角などぶつかりそうな場所や、ハッチ周辺など可動部を中心に・・・・・・。
ついでに、ウェザリングライナーのスートブラックで、雨だれを描きこみ。
BT-42は面の広い車輌だから、これで少し変化をつけてあげる。
ライナーについては以前レビュー記事を上げている。
よろしければ参照に。
錆とかもウェザリングカラー。
ステインブラウン
ラストオレンジ
マルチブラック
といつものメンツ。
ここも詳しくは過去記事にまとめていますな。
足回りはとりあえずウェザリングカラーのグレイッシュブラウン。
今回は塗料を薄めに調整。
あっさり目の仕上がりとした。
つやを消して完成させる
あとは水性ホビーカラーのつや消しクリアーをエアブラシで吹きつけます。
表面がざらつくので、そこでウェザリングマスターのAセットを使用。
砂埃の表現を行います。
今回はウェザリングマスターにアクリル系塗料の溶剤を足して軽く溶いている。
液体状にして、多少定着力を上げるのを試みた。
それと、ウェザリングライナーのラストオレンジで、雑具箱など薄い部分の錆を描きこんでいるよ。
こちらは単に作業し忘れていたから、このタイミングで施しているけど。
後は履帯をセットして完成なんだけど・・・・・・
弛みをつけようと筆者が履帯を曲げていたら、折った。
なんてことでしょう。
一箇所だけを曲げるのではく、部分部分をちょっとずつ曲げてやったほうが良さそう。
曲げても自然な弛みにはなりにくいので、着脱は諦めて転輪に接着したほうがいいかもね。
筆者は両面テープで第2、第3転輪と履帯をくっつけている。
何はともあれ、これで完成だね。
以下、ギャラリー。
個性的な外見ですな。
筆者が昔作った原型車やIII号突撃と並べたいけど、奥底にしまっちゃうおじっさんしているからね・・・・・・。
掘り出す時間がない。
作ってみた感想のコーナー
部品の合いもよく、上手くまとめられたキットだと思います。
構造上転輪が少ないので、戦車模型の難点である転輪処理は簡単。
ただ
エッチングパーツが多い
履帯の接着面積が少ない
2点が少し難しいかな。
個性派スタイルが特徴の突撃砲。
コレクションに加えて、他の車輌と並べて楽しみたいところ。
今回はこんな感じで終わりにしましょう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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