模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回までザクの日企画で、1ヶ月間ザク系キットを作っていました。
ヴァルダ殿、今回は何を作るのでしょうか。
つい最近、ある航空機の新作キットが発売された。
今回はそのキットを紹介しよう。
ザクじゃないの?
しばらくザクはお預けです。
今回のお題 ズベズダ Ju87B-2/U4スツーカ
今回作るのはこちら。
ズベズダより
ユンカースJu87B-2/U4 スツーカ
だ。
筆者の大好きなドイツ軍急降下爆撃機ですな。
ズベズダ?
筆者の手持ちにはあまり見かけないメーカーだね。
ズベズダ社はロシアのメーカーだ。
日本では2021年3月現在、Mr.カラー等でお馴染みGSIクレオスが輸入代理店となっている。
ロシアのメーカーらしく、元々は旧ソ連などの東側兵器をメインに発売していた。
近年は西側の兵器や、第二次大戦時の宿敵ドイツ軍の兵器もキット化している。
今回のJu87スツーカも、先月発売されたばかりのキットだ。
今回は新製品レビューですな。
もっとも完全な新製品ではなく、2016年初頭に同社から発売された通常型に部品を追加、新規マーキングに差し替えたキットだけど。
原型のキット、筆者も積んでいたような。
ユンカースJu87B-2/U4とは?
Ju87はドイツのユンカース社が開発した急降下爆撃機だ。
1935年に原型機が初飛行。
第二次世界大戦、そしてその前哨戦ともいえるスペイン内戦に投入されている。
急降下爆撃機?
機体自体を急降下させて爆撃を行う技法です。
当時はミサイルがなかったので、爆弾を戦車・船舶といった動く目標に確実に当てる方法がこれしかなかったのです。
- 急降下時のGに耐えうる機体構造
- 地面に激突するのを防ぐために減速用のエアブレーキを備える
などといった専用装備が必要となります。
Bシリーズは前期量産型ともいえる形式。
B-1型とB-2型が存在する。
B-2型の特徴の1つとして、機首下部のカウルフラップに油圧装置を備えている。
そのためここが細かく分割されているのがB-2型の特徴だ。
よく見ないと違いがわかりにくいというか……。
他にもプロペラ幅がB-1型より広くなっているのが特徴だ。
Ju87のなかでは雪上での離着陸のため、主脚をタイヤからスキーに代えたU4装備を備えたものがある。
今回作るのは、そのスキー装備型となっている。
中身を確認しよう
箱を開けてみましょう。
パーツが収まった袋、説明書、注意書き、塗装図、クリアーパーツにデカール。
パーツはこんな感じ。
ランナー3枚に、クリアーランナーが1枚。
画像右下のスキー部分が新規パーツ。
金型流用をしているため、元の主脚パーツも付いてくる。
ただし、尾輪は付いてこない。
説明書と注意書き。
この辺りは他のメーカーのキットとあまり変わらない感じかな。
塗装図とマーキング。
どうやら塗装は1種類だけのようだね。
4分割されているものの、珍しく鉤十字が付属します。
確か同社の通常型には付属しませんでしたが……。
次回、作業開始!
さて、今回はキット内容を紹介して終了としよう。
次回、組みたて開始だ。
どうやらこのキット、ガンプラみたいに接着剤不要のスナップフィットなんですよね。
そのため普通のキットとはだいぶパーツ分割とかが違うような。
馴れない感じで筆者も苦戦しそうだね。
どのように作るか……。
次回に続く!
この記事で紹介しているキット